Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

戦時国債

2007-01-29 21:35:18 | 未分類
久間章生防衛相のイラク戦争批判や米軍普天間飛行場移設に関するたび重なる批判に解せないものを感じていました。

久間氏発言、米が不快感表明 「日米安保協委開けぬ」
略  久間防衛相は国防族の有力議員として毎年のように訪米していたが、国防総省関係者は、「久間氏がコンサルタントを連れてきたことを国防総省は露骨に嫌がっていた。1月の防衛相の訪米予定のときも、この人物が防衛産業関係者を同行させようとしたが、国防総省は防衛省が黙認したとして反発していた」と述べ、この問題も米側と久間防衛相の関係に影響しているとの見方を示した。 (産経2007年1月28日)

普天間移設政府案修正、久間防衛相が米の対応を批判
略  これに関連し、塩崎官房長官は26日の閣議前に久間氏に対し、イラク戦争開戦に関する24日の発言について、「(米国に)間違ったメッセージを伝えるかもしれないから気をつけてほしい」と注意した。
(読売2007年1月28日)

久間防衛相は、反米でも反安保でもなく、単に「カネ」になると考えているだけだ。つまり、「軍」は利潤を無尽蔵に生む「ネタ」と考えているだけだ。



日刊スポーツの名物コラム「政界地獄耳」に次のように書かれていました。

この久間発言には深い意味がある。外交筋が絵解きする。
「昨年末から安倍政権に対して、米国サイドから戦時国債を買えといわれているが政府は否定的」という。米国は中間選挙で上院、下院とも民主党が勝利。ホワイトハウスは「新イラク政策」を打ち出したが戦費調達には議会の承認が必要。「最近の法案は、民主党主導。共和党からの造反の賛成多数で可決という構図」(外交筋)
孤立したブッシュは、戦費のかき集めに動き出した。頼りは日本ということだ。
「湾岸戦争で金だけ出したと批判され、イラクにも協力してきたのに、また金か。米軍移転費用だけでも世論が大騒ぎなのに」(自民党ベテラン議員)。
来月来日するチェイニー副大統領もその調達が目的といわれており、久間発言はそれをけん制したもの。このテーマ、今国会の大きな議題に発展する可能性がある。(K)

「人間のクズ」の集まりの内閣の一員として、久間章生防衛相には、私利私欲でもよいから、徹底的に米国批判をやってもらいたい。


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