権力の監視

「ジャーナリズム崩壊」（上杉隆　幻冬舎新書）を読む。
記者クラブ制度が報道の自由を阻害しており、世界報道自由ランキングで37位です。（国境なき記者団）

同書においても、記者クラブを批判しています。
報道機関の記者は、ジャーナリストである前に会社員であると断罪しています。

「ハゲワシと少女」についての論争は、「ジャーナリストは対象（被写体）に触れるべきでない」との結論を無批判に受け入れています。（229Ｐ）
これは、ジャーナリストとして安易だと考えます。

ジャーナリズムは「権力の監視」であると書かれていますが、その「監視」のスタンスについては書かれていません。

機会があれば、著者の新刊を読もうと思います。



現在、全てのマスゴミは自民党の広報部門になっています。