当ブログ「核持ち込み密約」(09.06.04)で、『60年安保改定時に「核持ち込み」に関する密約があったことを、4人の次官経験者が明らかにしました。』そして、『このような報道に接すると、「日米関係の潮目が変わった」と考えます。』と書きました。
日米関係の潮目が変わったと思わせる訴訟指揮が報道されました。
72年の沖縄返還時の日米間で交わされた「密約文書」をめぐる情報公開訴訟において、東京地裁での第1回口頭弁論の杉原則彦裁判長の訴訟指揮です。
沖縄密約文書「ない理由示せ」 地裁裁判長、国に要請(09.06.17朝日)一部抜粋
杉原裁判長は「率直な感じを述べさせていただく」と切り出し、米側に密約文書があるのだから日本側にも同様の文書があるはずとする原告側の主張は「十分理解できる点がある」と発言。原告側が、仮に密約文書そのものを国が保有していないとしても関連文書はあるはずと主張していることについても、「理解できる」とした。
そのうえで、もし密約そのものが存在しないというのであれば、アメリカの公文書をどう理解すべきなのかについて「被告側が説明することを希望する」と述べた。
さらに、当時の交渉責任者で、密約があったことをメディアに明らかにしている吉野文六・元外務省アメリカ局長を証人に招くよう原告側に促した。
この記事の最後に、原告の一人である作家の澤地久枝さんが次のようにコメントしています。
西山太吉・元毎日新聞記者が国家公務員法違反で有罪とされた件に触れ、「存在しない文書をめぐって西山さんは裁かれたというのか」と話した。
桜桃忌
今日(09.06.18)は、桜桃忌です。
また、生誕100年と周年行事好きの市井人のために、書店ではブックフェアが行われています。
中学生の時に読み始め高校生の途中まで読み耽ったものです。
今の僕の立位置を考えると、もう読み返す機会はないでしょう。
山崎富栄との入水心中(48.06.13)は、約60年前の出来事なのですね。
日米関係の潮目が変わったと思わせる訴訟指揮が報道されました。
72年の沖縄返還時の日米間で交わされた「密約文書」をめぐる情報公開訴訟において、東京地裁での第1回口頭弁論の杉原則彦裁判長の訴訟指揮です。
沖縄密約文書「ない理由示せ」 地裁裁判長、国に要請(09.06.17朝日)一部抜粋
杉原裁判長は「率直な感じを述べさせていただく」と切り出し、米側に密約文書があるのだから日本側にも同様の文書があるはずとする原告側の主張は「十分理解できる点がある」と発言。原告側が、仮に密約文書そのものを国が保有していないとしても関連文書はあるはずと主張していることについても、「理解できる」とした。
そのうえで、もし密約そのものが存在しないというのであれば、アメリカの公文書をどう理解すべきなのかについて「被告側が説明することを希望する」と述べた。
さらに、当時の交渉責任者で、密約があったことをメディアに明らかにしている吉野文六・元外務省アメリカ局長を証人に招くよう原告側に促した。
この記事の最後に、原告の一人である作家の澤地久枝さんが次のようにコメントしています。
西山太吉・元毎日新聞記者が国家公務員法違反で有罪とされた件に触れ、「存在しない文書をめぐって西山さんは裁かれたというのか」と話した。
桜桃忌
今日(09.06.18)は、桜桃忌です。
また、生誕100年と周年行事好きの市井人のために、書店ではブックフェアが行われています。
中学生の時に読み始め高校生の途中まで読み耽ったものです。
今の僕の立位置を考えると、もう読み返す機会はないでしょう。
山崎富栄との入水心中(48.06.13)は、約60年前の出来事なのですね。
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