Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

いいですね。

2011-12-24 08:27:25 | 未分類
ちょっと一服

今夏、ギリシャの財政危機による緊縮政策を巡って、公務員(国民4人に1人は公務員?)のゼネストがありました。「ギリシャで48時間ゼネスト 200万人、緊縮策に反対」(2011.6.28共同)

ニュースで、参加者へのインタビューが流れ、中年男性が「金のない国に貸す方が悪い。」と。
一瞬「えっ!」と思い、なんとなく気になっていました。

朝日新聞(12/7)にギリシャ人の生活に触れた記事があり、気質、国民性に触れた内容が書かれており、情に厚いが、ビジネスでは苦労すると。

で、ネットで「ギリシャ人の気質、国民性」であたってみると、次のようなイメージが出来上がりました。

・ギリシャ人は明るく、解放的、人情味が厚い、金銭や時間には大ざっぱ。
・また、全部他人任せで、「誰かが何とかしてくれる」と徹底している。
・さらに、大ざっぱな金銭や時間感覚を悪い事だと全く思って無い

このような「強欲な物欲」に距離のある国民性のもとでは、計画経済とか市場経済の体制は機能不全になると思います。

ベルギーは1年以上政府がなくても市井人の生活等に支障がなかった例もありますし、どこか西洋かぶれした自分の国家感と別な国家感が鼎立しており、認識できないだけではと。



雇用先がないからどんどん公務員にした政策も、うすらぼんやり分かる気がします。どうせなら、成人になった国民は全員公務員にしたらと思いますが。

昔日パリ市内の観光時に、通訳の方が「パリメトロはストのため使えません。」と話され、「何故ストをしているのですか。」と聞くと「賃金上げのため、いい給与なんですよ。」と突き放す言い方をされました。

ギリシャ人は、大好きなトマトが十分に食べられる生活なら賃上げのストなど考えもしないのでは、と勝手な事を考えてしまいます。(失礼)

日本人と気質が似ていると言われる勤勉なドイツ人には、ギリシャの借金肩代わりなんてまっぴらなことでしょうね。