東京電力の西沢俊夫社長は、福島原発事故については「お詫びするが、法的責任とは別」と言い放ちました。(2011.12.06朝日)
東日本大震災は、天変地異であり想定外であり不可抗力ゆえ東電には法的責任はない、と考えていることが分かります。
徹底した史実と証言を取材し、検証、調査のうえ事実のみを書く作風の小説家吉村昭の『三陸海岸大津波』において明治29年の大津波、昭和8年の大津波、昭和35年チリ大地震大津波が調査、確認されています。
たかだか百数十年間に3回の大津波、東京電力は金があるのですから地層、古文書を徹底して調査、検証を行えば、この500年、この千年の「天変地異」を確認すべきです。(すべきでした。)
福島原発のある地形は、もともとは標高35mの台地であり標高10mまで掘削整地しましたが、被災するために25 m掘削したこと自体が狂気です。
単に、復水器冷却用水の取水の経済性(ポンプ能力、非常時電源、LC等)だけを考えていたのでしょう。
同朝刊に、原子炉格納容器内の気体を外に逃して圧力を下げるベント(排気)を実施する際、配管が地震で壊れていたために操作が難しくなった可能性を指摘する社員がいた、と報じられています。
地震でベント配管が損傷したとの外部の人間の指摘もあり、耐震性など初めから軽視していたと考えられます。
お詫びには、お詫びせざるを得ない原因がありますが、東電は想定外の天変地異が原因としたがっていますが、津波の被災を受ける為にわざわざ原発を低地に設置し、十二分な耐震性がない原発を耐震強化もせず放置、これらは不可抗力ではなく人災そのものです。
プルトニウム239の半減期は約二万四千年で、四分の一になるためには約4万八千年かかります。さらにプルトニウム239はアルファ崩壊によってウラン235ができますが半減期は約7億年四分の一になるためには約14億年です。この間も以後も放射線を出し続けます。
万年、億年単位の時間軸は、空想と考えます。
言語が残っているのか、人類はいるのか、そもそも地形は変貌していることでしょう。
このような物質を扱っている認識が皆無であることに、法的責任があると考えます。
東日本大震災は、天変地異であり想定外であり不可抗力ゆえ東電には法的責任はない、と考えていることが分かります。
徹底した史実と証言を取材し、検証、調査のうえ事実のみを書く作風の小説家吉村昭の『三陸海岸大津波』において明治29年の大津波、昭和8年の大津波、昭和35年チリ大地震大津波が調査、確認されています。
たかだか百数十年間に3回の大津波、東京電力は金があるのですから地層、古文書を徹底して調査、検証を行えば、この500年、この千年の「天変地異」を確認すべきです。(すべきでした。)
福島原発のある地形は、もともとは標高35mの台地であり標高10mまで掘削整地しましたが、被災するために25 m掘削したこと自体が狂気です。
単に、復水器冷却用水の取水の経済性(ポンプ能力、非常時電源、LC等)だけを考えていたのでしょう。
同朝刊に、原子炉格納容器内の気体を外に逃して圧力を下げるベント(排気)を実施する際、配管が地震で壊れていたために操作が難しくなった可能性を指摘する社員がいた、と報じられています。
地震でベント配管が損傷したとの外部の人間の指摘もあり、耐震性など初めから軽視していたと考えられます。
お詫びには、お詫びせざるを得ない原因がありますが、東電は想定外の天変地異が原因としたがっていますが、津波の被災を受ける為にわざわざ原発を低地に設置し、十二分な耐震性がない原発を耐震強化もせず放置、これらは不可抗力ではなく人災そのものです。
プルトニウム239の半減期は約二万四千年で、四分の一になるためには約4万八千年かかります。さらにプルトニウム239はアルファ崩壊によってウラン235ができますが半減期は約7億年四分の一になるためには約14億年です。この間も以後も放射線を出し続けます。
万年、億年単位の時間軸は、空想と考えます。
言語が残っているのか、人類はいるのか、そもそも地形は変貌していることでしょう。
このような物質を扱っている認識が皆無であることに、法的責任があると考えます。