政治的検閲

官僚と政治家の関係について、「政治行政分断論と政治行政連続論との対比で語られることが多い」（日本の統治構造157Ｐより　飯尾潤　中公新書）ことで、様々に論じられています。

「野党へ資料、自民の許可を」　事故米で農水省が文書（08.10.01朝日）と報じられ、官僚も自民党も議院内閣制を理解していない「ムラ意識」丸出しです。

また、08.10.04朝日で、自民党からの指示を記した農林水産省の内部文書（９月１２日付け）の別紙の要旨が掲載されていました。

『各省庁限りの判断で資料を提出することは厳に慎み、衆院自民党国対（村田筆頭副委員長及び各省庁担当副委員長）にあらかじめ相談すること』

これは、『政治的検閲』そのものです。



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あまりにも巨大な為、与野党、マスコミとも禁忌なのでしょうか。