素人の乱

持病の歯痛に悩まされ、痛み止めとスープの食生活。
今朝も、後輩の主治医のところに治療を受けにいってきました。

『グッとくる左翼』に「素人の乱」の運動体についてレポートが掲載。
私の左翼への藪睨みは、期待の裏返しだと良いのですが・　・　・

左翼は常に敵(体制、権力、資本等)を作り出して、自由と平等の社会の実現を目指してきました。それなりに自由と平等が現出している社会で有効な射程を持ち得なくなって久しいですが、左翼の宿命として次ぎなる敵として環境、被差別、少数民族などを作り出しています。

まるでマグロ(止まると死にます。)の運動体です。
課題なのは自由と平等の質に向かわないことです。「生」の意味、価値などの個の有様の視点が欠落していることです。

前衛と称する党、党派は、「個性豊か」、「充実した生」、「意味ある命」が自由と平等の実現により当然のごとく獲得できるとでも考えているようです。

でも、どのような「個性豊か」、「充実した生」、「意味ある命」なのか提示されていません、つまり中身が無く空っぽなのです。

自己喪失感にフィットしているのが一連のカルトと言えます。



　　論座４月号