Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

自己差異性

2007-01-12 23:04:21 | 酔生夢死
酔生夢死と関係無く

 自己差異性 その1

自己同一性の罠を考えるときに、物(者)とその認識による切り口がありますし、存在に対して絶対無の概念が近似値としてあるなど哲学的存在の面と、もうひとつは他者(人、体制)との関係における社会的存在の面があります。

どちらの面から突き詰めて行きましても、自己同一性の違和(不快)を覚えます。その原因を考えていて、自己同一性に対して自己差異性(造語です。意味は字面のとおりです。)の構造を置いてみましたが、気分的に楽な取っ掛かりですが、結論は何ら変わりません。
違和(不快)を覚えます。
「同一」と「差異」とは、突き詰めると「存在」と「絶対無」との関係と同質です。



*極私的な混沌を紡ぎ出していることを前もって断って置きます。
ここで認識論、存在論などのphilosophyの一端を論じる心算はありません。またそのような語るべき知識を持ち合わせていませんし、持つ心算もありません。