日本語では読みも意味も同じで書体が違うことがある。だから麗月と令月は同じだと思っていた。WEB辞書によれば意味も違うようだ。麗月は感銘するほどに美しい、令月は旧暦2月を指す。しかし京都の町屋の上に半月が輝き、そして明日から3月だ。どちらもあてはまりそうな夜の散歩だった。
エアロビクスの夜の教室後の帰りだった。途中の王将で食べてからゆくか、いや阪急河原町までゆき、その足で散歩するかとたわいないことを考えていた。結局その足で散歩に出て、遅い夕飯は家で食べることにした。というのもエアロヒグスの30分以内に食事をすると太るし、30分以後だと痩せるとする説にのっとったわけだが・・・。
ところで新型肺炎流行下でエアロビクスに励み、体重が9kg減量し標準体重となり、従って高血圧も完治してしまい薬も服用しない、ということは以前にも書いた。だから身体は軽く頭はいつもクリアで健康診断の数値は全て標準値である。
そのエアロビクスを1週間休むと身体の動きが鈍くなり、筋力が衰えだす。オッとこれではアカンと思い直して再び教室に通いだす。2回程続けると、身体にスイッチが入ったように体脂肪が減少し標準体重に戻って安堵する。
冬は寒いから体重が増えがちだ。そんな冬もそろそろ終わる2月末日だった。祇園新橋から花見小路を下っていった。
麗月の終わり頃 HD 1080p
SONYα6600、ZEISS Distagon25mm/F2.8
追記
ようやく墜落した自衛隊ヘリコプターの位置が特定出来たようだ。私なりに事故要因を考えると、やはり当時の沖縄の天候は、前線が通過し曇っていても時折強い陽が射したり突然雨も降るといった不安定な天候であった。そうした天候は私もダイビングの時に経験した。
工学の専門家の立場では、不安定な天候下で起きたマイクロバーストかマクロバースト(総じてダウンバースト)による強い下降気流で突然ヘリが水面に叩きつけられ、救難信号や脱出する時間もなく沈んだと推測している。
だから機体の中にほぼ全員が閉じ込められた状態ではなかろうか。それにしてもメディアはなぜこの自然現象の怖さを報道しないのだろうか。こうした自然現象で過去にも旅客機が落ちいている。いま民間航空機は気象レーダーで探知しながら着陸しているので、これによる事故はない。ヘリは気象レーダーを積んでいたのだろうか?。その辺をメディアから教えて欲しいのだが・・これについては報道されていない。文科系メディアはあてにならないので、政府が半年後に公開される事故調査報告書を待とう。
私もレスキューダイビングの講習で体験したことだが、海の中で沈んだ人間を発見するのは大変難しい。私など沈んでいる場所を通り過ぎてから、インストラクターにフィンをつかまれ行き過ぎ!、と警告されたぐらいだから。地上から水中に潜ると人間の感覚や身体機能は、全てがグルッときびすを返すように変わってしまう。それが水の中の世界だ。
(記:2023年4月14日)