Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE90. 山小屋の夜

2010年10月11日 | field work
 燕山荘で最初の夕飯が終わった頃、夕陽が山荘内に差し込んできた。早速表にでると、調度陽が沈む頃であった。昨年のブログで書いた太陽柱こそないが、晴天日の夕陽が黒部五龍岳の方へ沈んでいった。
 さてそれでもまだ午後6時すぎである。9時の消灯までには大分時間がある。カフェでウィスキーだったかを飲みながら、ちびちびと時間をすごすほかない。この日は混んでいたのでみんな相部屋であった。
 もちろん外は大いに震えるほどに寒いのだが、山小屋のなかはストーブが焚きっぱなしであり、それに大勢の宿泊客の熱で結構蒸し暑いのである。私は薄着に着替えても、なかなか眠れなかった。だからみんな廊下に布団を持ちだして寝たりと、いろいろと工夫をしているのである。
 少し寝ては眼が醒めということを繰り返していると、夜半に外の方から人声がする。パーティーの一人が出かけたまま戻らないそうだ。そういうときは多分寝ぼけて、違う部屋に入り込んだと私は推測している。寒い中をご苦労なことだと思いながら、また少し寝てしまったようだ。
 午前3時半頃には、起きだす登山者がいるので、私もついでに起きてしまった。まあ今回はそれほど疲れていなかったし、早く朝が来てよかったという気分の方が強かった。耳を澄ますと雨音がする。窓の外をみるとガスっていてなにも見えない。
 9月22日から燕岳に登ったときの、たった1日に撮影した画像を17回もこのブログにアップさせている。いささか飽きてくるが、それだけ様々な被写体があったということだろう。オリンパスの高倍率ズームレンズは多彩な風景によく応えてくれたと思う。後1回燕岳の画像をアップさせて別の話題に行こう。

燕山荘、撮影日2010年9月19日
OLYMPUS PEN E-PL1,M.ZUIKO DIGITAL14-150mm/F4-5.6
シャッター1/800,絞りf11,焦点距離150mm,ISO200,iFINISH
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