Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LEFE1254. なおらない病

2016年01月11日 | Okinawa
 このブログも夜の街三連ちゃんと続き、三連休と符合して調度良いなどという通俗的なことは考えていないが、機材のレンズというのは赤い灯りが好きなんだ。地面が雨で濡れていてくれるとよいのだが。
 フィールド調査には、17mm(35mm)のレンズと45mm(90mm)相当の2本のレンズがあると大方の被写体が撮影できる。フルに使うときは2台のボディが必要だ。だがそれが煩わしいとなると標準ズームレンズにして1台のボディですませる方法が簡単でよいが、手元にある3本の単焦点レンズとかぶる。
 そこで明るい防塵防滴の広角ズームのM.ZUKO DG7-14mm/F2.8を加えて、45mmとメインで使うことにし、F2以上の明るさを持つ17mmか25mmの標準系レンズのどちらかを加えると最適なフィールドシステムになる。デジタルテレコンで180mmまで撮影ができるので、このシステムがよさげだ。水中用ハウジングとの相性は悪いが、 E-M1のボディにデジタルシフト機能もあるから建築物の調査には申し分ない。であればM.ZUIKO DG7-14mm/F2.8を調達しようという結論になる。早速アマゾンに注文しよう。
 そんなふうに撮影機材の選択が決まってゆき、機材が増殖してゆく。撮影マニアがおちいる泥縄だ。でっ、当然私も泥縄にはまる。それの何が面白いかって?。海外の建築フィールドサーベイを想定したシステムフェチの密かな楽しみさ。
 そういうシステムフェチ的考え方を日沖宗弘さんの著書「プロ並みに撮る写真術-ひとりで仕事をする研究者・ライターのために、頸草書房、1991」で勉強しちゃったもので、これはなかなかなおらない病だ。フィルム時代に書かれた本だ。デジタル機材は、フィルム時代ほど選択肢が少ないのは寂しい限りだ。

沖縄県那覇市
OLYMPUS EM-1,M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO1600,露出補正-0.3,f1.8.1/40
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