
図1.
図2.
ニコンW300で撮影したダイビング画像は、photoshopで修正している。やはり2/3インチ型の小さなイメージセンサーだしjpg画像しかないので修正した方が画像はよくなる。
図1と図2に2枚の画像をアップさせた。左側が撮影画像であり未修正だ。右側は自動トーン補正、自動コントラスト、自動カラー補正を行いシャープをかけた修正後の画像だ。
これらを比較するとわかるが、先ず図1は、水中では青みがかる傾向をほとんど除去し手持ちライトの白熱灯の色温度まで表してくれる。そのためこれが水中だとは思われない発色だ。しかし全く水の気配がないというのも寂しい限り。つまり修正しすぎの感がある。
次いで図2は、慶良間ブルーとよばれる水中の色だが、修正すると水自体がととんでもない色に変化している。photoshopは慶良間ブルーがお嫌いのようだ。
しいていえば、2枚の画像の中間ぐらいが調度よいと推測できる。図1ではもう少し水を感じさせるブルーは残しておきたいし、図2では慶良間ブルーを残したいところだ。
基本は自動トーン補正、自動コントラスト、自動カラー補正を全て使うこと。これで撮影画像の80%程度の修正はできる。それでも色味が違うと思えば、自動トーン補正をやめ自動カラー補正だけにするといった具合に修正アイテムを減らすこと。その他には色調補正でカラーバランスを少し変えてみるぐらい。それが私の修正方針である。jpg圧縮データなので大幅な修正は効果がない。
しかし、こんなマニュアル化した方法だけではつまらない。そこで違う修正を試みたのが図3であり、これとは逆に至極単純な方法で修正したのが図4である。上記画像を私の感覚で修正した画像を以下にあげる。
図3.本来なら海のブルー系が強いので、これを弱めたいというのがマニュアルだが、ここでは逆のことを試みた。少し海のブルーを強調しながら、ライトの赤と対比できるエキセントリックな修正をした。色調補正→色相・彩度で色相をあえてブルー系にシフトさせ、彩度を+方向に設定した。こうすることで海草にブルー系がかかり海の空気がでたかな。
図4.自動修正は行わずに、色調補正でブルーを加えただけ。
こうして修正した画像をgooで読み込むときには自動的に縮小されてブログへアップされるが、縮小画像の最適化がされないことが懸念される。そこでgooのアップロード画像サイズ1024ピクセルに落とすためにphotoshopで縮小する。こちらのほうが最適化しながら縮小されるし、縮小の過程をコントロールすることもできる。
さて、まれに修正しても画像が変わらないときがある。それはphotoshopの色と撮影画像の色とがほぼ同じであるためだろう。オリンパスE-M1を使用していたときは画像の半分ぐらいは修正不用だったし、EOS1Dsで地上の風景を撮影した画像に至っては、ほとんどが修正不用で使うことができる。このあたりがイメージセンサーをはじめとする仕様の違いであり、さらにいえば値段の違い(私のEOSシステムはボディ・レンズ合わせて80万円)である。ニコンW300は最もリーズナブル(今は2.8万円ぐらい)な機材なので大いに修正が必要になる。
もう一つ加えれば修正者の色彩感覚が左右する。かっての写真雑誌に書かれてあったように、なんでもトーンカーブを操作すればよいわけではなく、画像によって修正方針をフレキシブルに変えることが必要だ。青みが強い、じゃ黄色をいれて弱めようというのも一つの方法だが、あえて青みを強調し彩度をあげたほうが画像として面白くなる場合だってある。そのあたりは感覚的な判断だ。つまり画像修正にマニュアルはないということです。
そんなわけで画像は修正しやすいRAW画像で撮影しておくのが原則ですが、ニコンW300にはそれがなく、オリンパスTG-6にはある。そこがねぇー、この機材がうらやましく思う理由だけど・・・。
沖縄県慶良間諸島、2019年5月12,13日
Nikon CoolpixW300
ISO125,焦点距離6.1mm,露出補正±0,f/4.2,1/200
ISO125,焦点距離10.1mm,露出補正±0,f/4.4,1/100
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