マニラからブラカンへゆくには、いつも海岸沿いの120号線を走る。ここから高速道路にのる事が多い。マニラのベイエリアとして形成されたけ都市をぬけると、いつもこの混沌とした街を通りすぎる。この街に入り込んだらどうなるかはわからないから、私は通り過ぎるだけにしている。
そしてここはいつも渋滞している。それをみこして水やバナナの売り子達が車を回る。
台風が来たらどうなるんだろうと思いながらバラックの家々を見ている。多分吹き飛ばされるだろう。吹き飛ばされた後にまた家が補修されてできるといった案配だろうか。あるいは密集しているので風向き次第ではかわせるかもしれない。そんなことを考えさせられる建築群である。
スラム街といってよいところは、市内にもいくつかある。社会の底辺が都市のなかに存在しているのもメトロマニラの風景だ。
トップ画像:フィリピン・メトロマニラ
機材:Insta360Acepro2