京都市内の地下鉄に乗れば半分ぐらいは外国人という具合に海外からの観光客がやたらと多い京都だ。外国人とコンビニ、よく似合う。
動画と違って静止画像は、表現の幅が限られているから、時々象限を変えないと飽きる。ちなみにGooglで任意の言葉で画像検索すると、もうへたれなオッサン画像ばかりが乱立している。つまりできるだけ高画質で綺麗に撮ろうという意欲の表れであるが、そのうち撮影者自身が飽きてきて、撮影という行為から離れて行くというおきまりの結末が待っている。
だから時々象限を変える意識が必要だろう。つまり頭の中の意識。意識を変えないまま、機材だけ変えるとそれこそへたれなおっさんの同好会的世界から出られない。撮影には飽きたけど高い機材買ったしなぁーという無理無理撮影に付き合うという退屈で箸にも棒にもひっかからない世界に落ち込む。
さてこうした荒れた撮り方をオリンパスのいくつかの機材で試みたが、新しい機材は綺麗すぎてしまう。一番最適なのはE-PL1というマイクロフォーサーズ・システムの初期モデル。高画素・高解像度の機材の時代に、よく写らない撮り方をする方法を探るのも興味深いと思う。
京都市東大路通
OLYMPUS E-PL1,15mm/F8
ISO3200,露出補正+2/3,f8.1/80