火曜日の雨の日、長野県飯田市のSANAA設計の小笠原資料館へ出かけた。宙に浮かせていることへこだわりをもった建築である。
どうしてこんな長いスパンができたのだろうか。受付のオジサンは、全然揺れないですよと言っていた。それを聞いてハハァーンその手かと私は納得した。つまり建築構造体が鉄橋をつくる方法と同じなのではなかろうか。だから躯体にはトラスが組み込んである。従ってゆるくうねりをもたせても全く問題がないし、大きなスパンが可能だ。昔土木屋と話をしていたとき、桁から躯体を湾曲させるなんてのは高速道路で良くやる方法ですと笑っていた。だがこの建築の構造を確認したわけではないので、私の個人的な推論なのだが?。
それに柱は透明ではなく、反射材だというのも面白いし、窓の文様はシルクスクリーンで、民家の見えるところだけトーメイというのもなかなか粋だ。壁に付けるはずの火災報知器や流しが、家具のように部屋の中に独立しているというのもいいですね。便器のようなチェアもええではないか。そのトイレの数は少なく、すこぶる狭く建築の常識をひっくり返している。なるほど狭くても十分使えるんだと納得させてくれる。いろいろと従来の古くさい建築計画などの概念をひっくり返したところがとても面白い。
昔仕事の折に妹島和世さんと出会ったことがある。もう話が支離滅裂で感覚的な人だと感じられた。私は、こういう人には専属の翻訳者がいるよなと思った。実際西沢立衛氏とユニットを組んで、優れた仕事をしている建築家である。それに取り巻く人達にも恵まれている。小笠原家の遠縁だそうだが、小笠原家は礼法作法の小笠原流の始祖だそうな。
久しぶりに面白い建築と出会った。このところ脱線が続いたので明日は沖縄のテーマに戻ろう。
昨日は暑さのためか疲れ果てて早く寝てしまった。おかげて今日は朝の4時半に眼が醒めた。ようやく体調は、もとに戻っりつつあるようだ。そんなわけで朝一番のブログアップである
長野県飯田市
EOS1Ds Mark3 EF16-35mm/f2.8
ISO400,焦点距離16mm,露出補正0,EV,f8,1/100
どうしてこんな長いスパンができたのだろうか。受付のオジサンは、全然揺れないですよと言っていた。それを聞いてハハァーンその手かと私は納得した。つまり建築構造体が鉄橋をつくる方法と同じなのではなかろうか。だから躯体にはトラスが組み込んである。従ってゆるくうねりをもたせても全く問題がないし、大きなスパンが可能だ。昔土木屋と話をしていたとき、桁から躯体を湾曲させるなんてのは高速道路で良くやる方法ですと笑っていた。だがこの建築の構造を確認したわけではないので、私の個人的な推論なのだが?。
それに柱は透明ではなく、反射材だというのも面白いし、窓の文様はシルクスクリーンで、民家の見えるところだけトーメイというのもなかなか粋だ。壁に付けるはずの火災報知器や流しが、家具のように部屋の中に独立しているというのもいいですね。便器のようなチェアもええではないか。そのトイレの数は少なく、すこぶる狭く建築の常識をひっくり返している。なるほど狭くても十分使えるんだと納得させてくれる。いろいろと従来の古くさい建築計画などの概念をひっくり返したところがとても面白い。
昔仕事の折に妹島和世さんと出会ったことがある。もう話が支離滅裂で感覚的な人だと感じられた。私は、こういう人には専属の翻訳者がいるよなと思った。実際西沢立衛氏とユニットを組んで、優れた仕事をしている建築家である。それに取り巻く人達にも恵まれている。小笠原家の遠縁だそうだが、小笠原家は礼法作法の小笠原流の始祖だそうな。
久しぶりに面白い建築と出会った。このところ脱線が続いたので明日は沖縄のテーマに戻ろう。
昨日は暑さのためか疲れ果てて早く寝てしまった。おかげて今日は朝の4時半に眼が醒めた。ようやく体調は、もとに戻っりつつあるようだ。そんなわけで朝一番のブログアップである
長野県飯田市
EOS1Ds Mark3 EF16-35mm/f2.8
ISO400,焦点距離16mm,露出補正0,EV,f8,1/100