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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE1166. お酒事情

2015年05月03日 | Okinawa
 やちむん※通りから浮島通りへくると飲み屋が目立つ。沖縄の酒事情は、テビチや豆腐ようつまみながら泡盛をちびりちびりとやりつつ、酒の量よりは時間をかけて楽しむと言う話を地元民から聞いた。実際松山の繁華街では夜の11時頃が最盛期であり、朝まで飲み屋は開いているとタクシーの運転手さんから聞いた。
 時折訪れる街であれば、ママと会話のできる行きつけになりそうな飲み屋やスナックは、夜の時間をつぶすのに必須である。そういうとき私はタクシーの運転手さんに尋ねる。「運転手さんがゆくお店で、話し上手のママがいて、夜でもなんか食べられるところにつれてって」と、こちらのイメージを伝えた。 今回はヒットだった。また来よう。ダイビングで後始末などしていると夜も遅い時間の夕飯となる。
 そこは、もちろん今日の画像とは関係のないお店です。第一飲み屋にゆくのに撮影機材なんかもってゆきませんからね。
 実は、もう一軒少し高級で若いお姉様達のいるお店もタクシーの運転手さんから教えてもらった。こんどあの運転者さんにつれていってもらおう。場所は知っていても運転手さんにつれていってもらうということが大切なのです。
 こういう夜のなじみのお店ができると、ダイビングの講習の続きもあるし、どうせグスクと都市構造の関係性という研究テーマもあるし、また沖縄に行こうかと考えてしまう。なにしろPeach航空は、関空-那覇往復12,000円などという格安のチケットもある。だから下手に国内を鉄道で旅するよりも、はるかに満足度が高く安いではないか、ということに気がつく。
 私の経験ですが、いつも鉄道の旅は満足度が低いのですね。駅を降りると圧倒するポスターや土産物店を見ていると地域振興の観光事業に乗せられているようで、へきえきする。駅に降り立つと旅ではなく、コマーシャリズムの塊であり、どこか東京の広告風景と変わらない。
 そんなわけで飛行機の方が旅に出るという気分が強いというのは、最近のLCC台頭を反映してのことだろうか。かって出かけた青森もいつも飛行機だったし。5月末の沖縄は、梅雨だろう。梅雨でもダイビングはできるけど・・・。今度は、BCLにダイバー用のストラップでニコンcoolpix AW130をぶら下げて・・・何故かイメージができあがっているなぁー。
※ご指摘があり訂正しました。

沖縄県・那覇市
OLYMPUS E-M5,M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO8000,露出補正-1/3,f/5.6.1.1/80
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PEN LIFE1164. 私の関心の一つ

2015年05月03日 | Okinawa
 どう書き出せばよいのか迷うような建築景観を見つけた。手前の浦添市美術館は内井昭蔵設計で1989年に竣工した。国道58号線の大きな空間に凛として建つ内井昭蔵の建築はとても存在感がある。
 だがその後ろの台形状のコンクリート打ち放しのような珍奇な建築はなんだろうか。実際に出かけて見ると2008年にオープンした「てだこホール」とあり設計者の記載がない。WEBで調べた範囲だが、浦添市内の12の建築設計事務所の合作とある。つまり詠み人知らずの建築と言ってもよいのだろうか。実際にてだこホールをみると、どこか槇文彦風であり、安藤忠雄風であり、当然設計者の個性が全く不鮮明だ。そして内井昭蔵の浦添市美術館のデザインとも大変不調和だ。後から作るのであれば、もう少し考えようがあったと誰しもが思うだろう。建築景観破壊といってもよい。
 内井昭蔵は、2002年に他界しており、詠み人知らずという点も合わせて考えると、何かよんどころない事情があって、こうした不調和な建築景観にやむを得ずなってしまったのかもしれない。いつか機会があったら調べてみたい私の関心の一つにしておこう。

沖縄県・那覇市
OLYMPUS E-M5,M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO200,露出補正-1/3,f/8.1.1/500 ×2倍デジタルテレコン
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