Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE819. 風土的景観

2013年12月21日 | Shinkansen commuting
 撮影したいがなかなか撮れない風土的景観がある。この画像も集落の屋並みの狭間に一瞬垣間見えるが架線に遮られて、新幹線からは撮影しにくい。
 風土的というのは、母屋の前に立てられた小ぶりな建物である。右後ろにも同様の建物が見られる。母屋より降るそうなこれらの建物は多分蔵なのであろう。通例京都などでは、蔵は敷地の奥に建てるのだが、この土地では母屋の前面、すなわち玄関や前庭、つまり通り沿いに蔵を設けているところが風土的たる所以だ。
 さてその理由はというと、この土地の風土や歴史を探らなければならないが、ここでは取りあえずメモしておくにとどめよう。Googleでは集落の地名が記載されていないので、国土地理院の地図でしらべなければならない。相変わらずWEBの地図は役に立たない。こんな地図では旅はできんぜよ。
 さて京都は雪が降りそうな寒さで雨が降っているのだが、こういうときが一番寒い。雪が降ると、開き直ったように寒さが緩和される。関ヶ原の雪ももうじきだろうか。今日も新幹線は遅れることなく平常運転。寒いだけの1日であった。

新幹線・米原-岐阜羽島
OLYMPUS PEN E-P5,LETCA MACRO ELEMARI T 45mmF2.8
ISO1600,露出補正-0.3.f2.8,1/8000
コメント
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