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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

エッセイ895.泥棒街へ

2025年06月24日 | field work
 
  泥棒街へバスケートボールをしている光景を撮りに頻繁にでかけた。その画像はYouTubeアップ直前に元データごと消去してしまった話は、この時の映像をアップさせたときに書いた。
 ここは農家が立ち並ぶ三叉路にゴールポストが建てられている。都市デザイン的に見れば格好よいのだが、子供達から泥棒街だし誘拐も起きたんだよと教えられた。まあ陽が暮れる前に帰ろう。
 しかし夕方は、近所の人達が沢山でてき三叉路のベンチで涼をすずみ、子供達が遊んでいる。この界隈は結構賑わっているじゃないか。都市デザインの理想型は、実は怖いところでもあるのだ。
 そんな子供達を撮影していると「ビジョ、ビジョ」と指し示すから、その先をみると可愛い女の子がはにかんでいる。ああっ、これか。もちろん映像素材だから撮影に収めた。実はここの部分の画像だけ奇跡的に残っていた。
 ビジョは、綺麗な風景とか美しいという意味がある。

画像:フィリピン・ブラカン
機材::FX30、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
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エッセイ894.ブコジュース

2025年06月23日 | field work

 まだフィリピンの画像ですか?、といわれそうだ。というのも最近の日本の画像がないからなのだが。
 フィリピンの選挙も面白い。朝早く大音量の音楽をかなで、そろいのTシャツを着た30〜40名ぐらいの集団がやってくる。これも映像にしたかったが、体調を崩してできなかった。たしか5月25日が選挙日だ。
 音楽というのがポイントだ。多分フィリピンのポビュラーソングだと思われるが、ばかに乗りが良い。そんな列に向かってあるいてゆくと、小柄なフィリピン人が握手してくる。候補者なんだ。さて何処の選挙だ。文字を拾い読みするとブラカンの市長と議会の選挙のようだ。
 私は傍観者として握手し、パニックストリートから裏道を通って市場前の軽食屋台へ向かった。ここでハンバーガーとブコジュースが朝食だ。ブコジュースはココナッツのはいった砂糖水。体調が悪い時は身体に良いと聞く。そんな飲み物が私の好みになった。そうした朝飯がしばらく続いていた。軽食屋台は私の映像作品の中にも登場する。
 帰りにセブンイレブンによって煙草とかゴミ袋を調達して帰る。嫁が寝坊しているときの散歩コースであった。

画像:フィリピン・ブラカン州ブラカン
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エッセイ893.ウクライナ紛争解決へのトランプ提案

2025年06月22日 | field work

 ローマ法王葬儀の時にトランプ大統領とゼレンスキー大統領の膝を付け合わせた会談である。面白いのは、この直前にフランスのマクロン大統領が、じゃあ僕が統括しようかとししゃりでたところ、トランプさんに君はいいから、と外された画像があった。
 ウクライナ支援を継続するマクロン大統領やイギリスのスターマー首相は、ディープステートに支配された国家と推測できそうだ。ウクライナにNATO加盟を進めていたかもしれない。そうなるとウクライナ戦争の原因を形成したとも考えられる。だからトランプさんはマクロンを外したのだろう。
 そしてこの会談で合意されたのは鉱物協定である。鉱物協定の内容はあきらかにされていないが、リーク情報から3つの課題があった。

1)領土の割譲
東部4州はロシアが実効支配しているので、これには関与しない。つまりウクライナは負けたという認識。もちろんNATOにも加盟できない。
2)ウクライナの対米債務
バイデン政権が支援した金額は3,500億ドルの債務だ。返せ。ただしEU加盟が出来ない。そこでウクライナ復興基金をもうけ、最初の10年間、鉱物、石油、ガスから得られる利益は、すべてウクライナに再投資される。地下資源はウクライナの所有権であり、こうすることでEU加盟条件に合致しており、対米債務は記述しない。
3)ウクライナの安全保障
兵器システム、弾薬、技術、訓練の供与は投資として分類される。ウクライナの鉱物資源を売却した代金を復興基金とすることで、安全保障も基金から投資として有償で受けられる。

 これは大変巧みな紛争解決への提案だろう。
 フィリピンで体調が悪いときに、スマホをつつきながら、ウクライナ戦争を勉強していた。そんなときにキーワードとしてあがってきたのが、ディープステートとグローバリズムだった。そんなものに支配されているフランスやイギリスの愚かさに呆れた。ロシアと張り合い鏡のように武器の調達合戦を続け第三次世界大戦に向かってころげ落ちてゆく、最後はフランスの核の元に集結する。そんなフランスはディープステートに支配された国家のようだ。対立するルペン候補を刑務所に入れ選挙に参加させないなど、今のフランスは自由・平等・博愛とは異質の国になっている。

画像:ロイター
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エッセイ892.chatGPTによるディープステート、そしてグローバリズムについて

2025年06月21日 | field work

chatGPTをつかってディープステートの意味を探った。

「ディープステート(Deep State)」とは、主に政治的な文脈で使われる言葉で、選挙で選ばれていない官僚、軍、情報機関などが、政府や国家の重要な政策決定に裏から影響力を持つ構造を指します。

 例えばバイデン大統領の選挙の時に、郵送票などを加味して(なかには実在しない投票者)を加えてトランプに競り勝った件。ディープステートにはメディアの存在があるからいくらでも誤報道をつくることができる。例えば1期めのトランプが退任するときに議会に乱入した事件。これはトランプ支持者ではなく、他の支持者がトランプの信用失墜のためにおこなったとする説もある。
 またウクライナのゼレンスキー大統領にEUやNATO加盟を示唆したヨーロッパのディープステート達。これによってウクライナ戦争が始まった。
 このように世界は、官僚、軍、情報機関といった影の政府によって国家が動かされている。これはもちろん陰謀論説でもあるが、あながち見捨てられない言葉である。
これに関連する言葉としてグローバリズムがある。
chatCPTの解説は次の通り。

「グローバリズム」と「ディープステート」はしばしば一緒に語られることがあり、特に陰謀論や保守派の政治言説では、「グローバルエリートが国家の主権を超えて支配している」といった主張の中でこの2つが結びつけられます。

参考文献には、以下がある。
1. 『ディープステート 世界を操る見えざる政府』
・著者:クレイグ・アンロック(Craig Unger)など(邦訳あり)
・内容:アメリカ政治における官僚、軍、企業、そして国際的な金融エリートの関係性を暴露。グローバリズムとディープステートがどう交差するかを探る。

2. 『グローバリズムという病』
・著者:平川 克美
・内容:グローバリズムの負の側面を歴史的視点から検証。ディープステートという用語は直接使われないが、同様に「国民国家の主権を脅かす勢力」として国際金融資本や多国籍企業の存在を批判している。

3. 『誰が世界を支配しているのか?』(再掲)
・著者:ノーム・チョムスキー
・内容:アメリカを中心とした軍事・経済的覇権と、それに従属する国際機関・企業群の構造を暴露。グローバリズムに対する批判が主だが、結果的に「国家を超えた支配層」に言及。

4.グローバリズムが世界を滅ぼす (文春新書 974)
・著者:エマニュエル・トッド、バジュン・チャン、柴山桂太他

 こうした考え方にたつと、何故ウクライナ戦争が始まったか、ということも理解できる。そしてアメリカンファーストがあれば、ジャパンファーストもある。各国がそうしたファーストという考え方を持つということが次の時代のありかたかもしれない。そんなことに気がついているのがトランプ大統領とプーチン大統領である、ということもわかる。

画像:フリー素材
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エッセイ891.ディープステート

2025年06月20日 | field work

 ここからは、日本に帰国してブログを書いている。といって日本での画像がないからまだフィリピンの映像が続くだろう。
 フィリピンで退屈なのでウクライナ紛争の情報を集めながら勉強をしていた。少しわかり得た情報をまとめてみよう。
 ウクライナ紛争はどうして始まったか?。
 その理由は、EU諸国が当時ヨーロッパ化しつつあったウクライナに対して、先ずEUに加盟すれば経済で連携できる。次にNATOに加盟すれば安全保障も受けられると勧誘したと考えられる。そうした勧誘を密かに進めてきたのがディープステート(闇の政府)の存在だ。
 当時ロシアのプーチン大統領はEUはよいが、NATOはダメだと警告した。にも関わらずゼレンスキーはNATO入りを進めようとした。そこでロシアの軍事介入を招いた。EU諸国はウクライナ支援のため武器供与をしてロシアに対抗しはじめた。対抗しなければEU諸国にまでロシアが侵攻するといった欧州委員会委員長ウルズラ・フォン・デア・ライエンの妄想まで登場した。
 そしてウクライナとロシアの紛争が拡大した。劣勢とわかればさらなる軍備増強の応酬。そうやってウクライナとロシアの紛争は拡大の方向へ進んできた。最大の支援国アメリカ・バイデン政権もウクライナを支援し続けた。もしハリスが大統領になっていたら、この構造はさらに拡大され、核兵器の使用にまで発展しただろう。だれにも停められない第三次世界大戦への道筋である。
 そこへトランプ大統領が復活した。彼はディープステートという存在をあきらかにし、今それと戦っている。
 ディープステートの人物をあげれば、ローマ法王死去とともに辞任した世界経済フォーラム・クラウス・シュワブ元会長があげられる。いずれ世界経済フォーラムの資金を私的に使ったとする腐敗疑惑が報道されるだろう。
 トランプ大統領が登場しなければ、ウクライナ紛争終結に向けた動きも開始されなかったし、ディープステートという存在に私達が眼を向けることもなかった。つまりこれまでのトランプ以前の世界は大変危なかったといえそうた。

画像依拠:著作権フリー
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エッセイ890.2つのカードの意味

2025年06月19日 | field work

 私が手にした2つのカードについて説明しよう。
 日本のパスポートは、100以上の国で1ヶ月滞在のビザがついている。これを越えて滞在するときビザの申請が必要になる。私の場合は滞在を4ヶ月延長した。これが左側のビザカードである。そして今の私には不用のカードである。
 右側が私が申請した在留カードである。1年毎の更新であり、この期間内なら、何回も、何日でもフィリピンに滞在できる。そしてフィリピンで仕事をすることも可能だ。長く滞在する日本人ビジネスマンなら、このカードが必須になる。滞在期間や帰国日の制約ほどうっとうしいものはない。だからゆきたいときに行き、帰りたいときに帰る。それで申請したものだった。
 私の帰国時、マニラのエアラインチェックインの途方もない連休中の長い行列に並ぼうとしたとき、このカードを係員に見せたら「ついてきて」と案内されゲートを外して並んだのは、チェックインカウンターの前だった。
 次は、ペイメントカウンターにゆけと聞いていた。出国時にお金を支払う必要がある。出国ゲートをくぐり、日本などのゴールデンウィークめがけて膨大の数の観光客が並び手荷物検査場が全く見えない。それを横目に端にゆくと、IDのペイメントカウンターがある。第1回は8,000円位だ、出国する毎に金額は低減される。手続きをすると係官が「こっちの入口へゆけ」。指示通り別の入口にゆくと、なんと手荷物検査場と出国審査がセットであるではないか。しかもツーリストは皆無、係官も余裕があり、なごやかな空気だ。これが在留カードの特典である。私はもはやツーリストではない。業務や公用で往来する人間になれたわけだ。
 2つのカードをよく見てもらえばわかるが、左のVISAカードの下にはTORISTの文字が入っていて観光用であることがわかる。他方で在留IDカードにはそれがない。つまり仕事や公用ででかける人のためのカードである。この2つのカードがもつ意味の違いは大変大きい。
 在留IDカードを持っていれば、フィリピンでは移動も仕事もでき、例えコロナ過で入国禁止措置がとられていても出入国できる大変自由度の大きいカードである。つまりビザ類は、観光と、仕事や公用とに明確に大別され、その扱いも違ってくる。ここが重要なポイントである。
 だから観光客は、いうなれば鴨が葱をしょってやってくる鴨葱である。沢山お金を落として国の経済に貢献してくれたかな?。量販店よろしく数でさばくのである。もちろん入国時のサービスは最低水準。
 京都も大変外国人ツーリストが多く、道路の真ん中を大手を振って偉そうに闊歩してくる中国人や、大陸横断鉄道のごっつい機関車のように沢山の子供を抱え力まからにやってくる姿をみかける。京都人としては、そんなのはどうでもよく、彼らはお金を落とす鴨葱であって愛想だけはただだからいくらでも振りまく。おしなべてツーリスト達は所詮京都のカ・モ・ネ・ギなのである。
 カモネギつまりツーリスト資格と在留資格とは、国際的には明確に分けられている。その扱い方、例えばコロナ禍のように渡航禁止であっても行きできるなど渡航制限の有無がある。そして私はカモネギから脱出し、在留者として6ヶ月ぶりに日本へ帰国できた。
(記:2025年5月1日)
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エッセイ879.朝の珈琲

2025年06月18日 | field work

 出国日の朝早く眼が覚め、COPACABANA HOTELのプールサイドで珈琲を飲んでいた。珈琲なんて何ヶ月ぶりだろうか。それまで嫁が病気だからといって珈琲ではなく毎日水とパンであった。それはたしかに高血圧には効果があり、血圧は薬を飲まなくても正常値の範囲だった。
 今日は、日本へ帰ることができる。なにしろ在留許可申請のためにパスポートを預けたのだから、心穏やかではないはずだ。だがやっとそれを取り返して心落ち着く。そんな朝の珈琲だから旨いさ。
 朝は、すこし風の冷たさを感じる。フィリピンの3月、4月というのは、暑いだけで雨の降らない最悪の気候だ。日本の連休が終わること、ようやく毎日夕方スコールが来て一息つくことができる。
 さあ、日本へ帰ろう!。

フィリピン・マニラCOPACABANA HOTIL
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エッセイ878.ギリギリのタイミング

2025年06月17日 | field work

 帰国日前日、ようやく申請していた在留資格が取れたとコンサルから伝えられた。だが、まだ手元にない。夕方HOTELに届けますだって。まだパスポートの姿が見えないのか・・・。最後までハラハラドキドキのエンターテイメントを見ているようだ。
 ようやくコンサルタントからこれからHOTELへ届けると連絡があった。私はCOPACABANA HOTELのロビーで待った。そしてクリスティンがパスポートとビザ延長カードと在留カードを届けてくれた。それはまさにギリギリのタイミングであった。
 ドゥテルテ大統領時代、フィリピンに投資を呼び込む目的で滞在条件を緩和したら行儀の悪い中国人達の不法滞在者が発生し6万人が強制送還された。従ってマルコス大統領時代に規制が厳しくなり、そのとばっちりを受けて私の申請は、通例なら1〜2ヶ月ですむところを、なんと6ヶ月近くの現地滞在を余儀なくされたわけだ。
 それが出発日の前日に届いたわけだ。半年ぶりに手元に戻ってきたパスポートにキスをした。
(2025年4月30日マニラ・パサイ)
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エッセイ877.貧弱な鉄道システム

2025年06月16日 | field work

 車の渋滞の脇を新交通システムLRTが走っている。よくみると1両がバス半分の長さにも満たない小さな車両を幾重にも繋いで10分おきに通過してゆく。この車両にシーメンスと記載されていたから鉄道の規格は、小さな街が多いヨーロッパ仕様だ。多分ドイツかベルギーあたりの製造だろう。
 今のマニラの都市規模からすれば、あきらかに輸送人員が不足している。小さな箱を10両近くつなぐのが最大なのだろう。そして10分間隔以下では走らせられない。だからいつ乗ってもラッシュ状態なのである。私もそれがためにパサイ以外の所にはゆかない。
 この鉄道を整備したのはヨーロッパ企業だ。私はフィリピンもヨーロッパに騙されたんだと思われた。そんな小さな箱では、メトロマニラの機能を充足することは到底出来ない。爆発するメトロマニラの都市機能を満たすには、2分毎に200m以上の列車を走らせられるのは世界でも日本の鉄道技術しかない。
 そんな話をレンタカーのドライバーとしていた。
「じゃあアメリカは?」。
「アメリカには鉄道技術がない」。
「じゃあ中国だ」。
「中国は騙すだけ。世界を騙さないのは日本だけだよ」。
外をみれば走っている車の9割が日本製だ。バイクだって半分以上、ホンダ、ヤマハ、スズキではないか。Believe in Japan.!」。
私は、そんな日本人である事に安堵していた。
ようやく大渋滞をすり抜けレンタカーはパサイのオフィスへ到着した。
さてHOTELでパスポートと在留カードを待つことになった。
まさにギリギリのタイミング。
この時期のフィリピンは気温36°雨降らず、だだ暑いだけなんだ。
(2025年4月30日マニラ)
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エッセイ876.問題解決しない都市の姿

2025年06月15日 | field work

 マニラ市内の幹線道路は、フィピンでも名にし負う大交通渋滞である。だから出発日にブラカンから直接空港へゆくスケジュールでは、飛行機に間に合わない場合もある。従って前日にマニラへ移動した。水曜日の昼前とはいえ、私達も予定より2時間近く余計にかかった。それでも昔よりは早いという話を聞いた。
 メトロマニラは人口1,300万人以上の人口規模だ。そうした都市の規模の割にはインフラや公共交通システムは大変貧弱だ。
 最近では、ブラカン郊外の沖合に第2国際空港を建設中だし、マニラと結ぶ鉄道建設の橋脚が見えていた。郊外に第2空港を建設しても、人々の多くはマニラに向かう。すでにマニラに向かう4車線の高速道路は混んでいるから、空港建設で機能麻痺に陥ることは必須だろう。
 機能増強移転させても、都市の中にさらなるひずみを起こす。成長する都市には必須の姿だろう。
 いつになっても問題解決しない都市の姿がありそうだ。
(2025年4月30日マニラ)
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エッセイ875.私のブログの終了は8月15日!、引っ越し先は、はてなブログを予定

2025年06月14日 | field work

  このブログも8月15日を最後にしようと計画した。2007年8月16日が第1回だから2025年8月15日で調度18年になる。切りが良いのである。
 データ容量が大きいはずだから、そのまま他のブログサイトが引っ越しを受け入れくれるかは不明だ。
 おもなブログサイトの仕様をみながらgooの案内や引っ越し先を決めたブロガーの記事を読む。
 Word pressは会員にならないとトラブルやウィルスチェックが自前になり会員費用が少し高い。はてなブログは容量に制限がありそうだが、ここは経験者の記述をまとう。つまりまるごと引っ越しはできるのか、もうすこし様子をみたい。Amebaブログはドメインがないから住所不定となり私としては論外である。容量無制限と明記されているのはFC2だが広告が常時はいりそうだ。
 私としては引っ越し先は京都発祥の「はてなブログ」になりそうだ。多分ドメインは、Doctormic、にする。そのほかはおいおいと決めてゆこう。
 いずれにしろ日本に帰ってから考えよう。
 日本に帰ってブログをみるとすでに引っ越したブロガーも多くブログサイトも寂しくなった。逃げ足が速いブロガー達だ。

(2025年4月28日、フィリピン・ブラカンにて)
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Fieldwork944.Aroud Easter

2025年06月13日 | field work

 12月から滞在していたフィリピン・ブラカンの暮らしも、申請していた在留カードの遅延でついに復活祭まできてしまった。本来ならビデオ機材を抱えて走り回っていたはずだが、この頃常備薬がなくなったのでフィリピンの薬を代用したら大いに体調をくずし、食欲不振で起き上がれなかった。きがつくと嫁が復活祭の画像を送ってくれた。
 こまめに撮り終えた画像を加えてフィリピンの最後の映像を編集した。撮影場所であった泥棒街の子供達にはYouTubeのアドレスを教えてあるが、はたして見る機会があっただろうか。
 フィリピンの映像は、これでラストである。それでもクリスマスから復活祭まで一応映像化できたようだ。

Fieldwork944Aroud Easter
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Fieldwork993 ver2. HOOPERS IN BULAKAN

2025年06月12日 | field work

 今日の画像はver2とラベルをしている。というのも4月にver1の映像を完成させ、YouTubeにアップさせようとした。そのとき魔が差したのかMacの最近の書類の掃除をはじめた。多分データが貯まりすぎて動作が重たかったのだろう。そしてver1の全てのファィルを全て消してしまった。気づいたときは手遅れ。機材の画像データはMacに取り込んだ時点で消している。つまりなにも残っていない。それでも機材のSDカードを調べ、1/4位の画像は拾い集めた。だからバスケットボールの映像は、全て撮り直しである。
 そんなわけで体調を崩した身体を引きずり再度、ドロボー街・誘拐街へ撮影に出かけた。ここの子供達が、ここはドロボーが多く誘拐も起きたんだよと教えてくれた。
 ver1とアップしたver2の画像を記憶で比較すると、やはり何回も出かけ時間をかけて撮影したver1の画像の方がよくできていた。だがすでにないものは仕方がない。
 さてフィリピンでは、バスケートボールが盛んである。ブラカンの田舎町でもゴールポストはよく見かける。夕方になると青年達がシュート練習をしている。そんな光景を再度執念で1回だけ撮り押さえた。
 HOOPERRSというのは、バスケの愛好者を含む俗語だとchatGPTが教えてくれた。本当か?。まあ私は確認していないが。

Fieldwork993 ver2. HOOPERS IN BULAKAN

トップ画像:Insta360AcePro2.
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ドローイング1008.小説:小樽の翠912.最後の幕間

2025年06月11日 | field work

 このドローイングシリーズ小説:小樽の翠も7月10日で完結します。gooのサービス終了も近いし、これまでこのテーマだけでも900回以上書いてきたから、調度締めにしても良い頃だと思われる。
 この小説は、人間の心理には踏み込まないし、それでいて官能小説のように饒舌に濡れ場を表現することもない。ただ淡々と生活の情景の一つとしてご飯をたべるのと同じ言語感覚で恋愛やセックスを書いている。もちろん発端は手元に3,000枚に及ぶクロッキーがあり、裸婦モデルさんの数も延べで240人、それだけ裸のボディは描いていたことがデッサンの基本にある。
 ドローイングありきの小説だから、これまでに人体はもとより想像デッサンによる風景、静物、数はすくないけど建築や街も描いてきた。ドローイングが先に完成し、あとから物語を書くというスタイルが定着していた。
 この小説の目的は、何回も書いているようにライフスタイルのシュミレーションである。過去ログから引用する。
「このブログ官能小説は、ここで何回も書いているようにマーケティング手法の1つであるペルソナ法を敷衍している。ペルソナ法とは、プロダクトデザインなどの新製品を市場で販売しようとするときに、架空の人物や生活やライフスタイルを小説仕立てで探ろうとするものである。これによって新商品の使い勝手や商品によってつくりだされる生活上の価値などをシミュレーションしてみようとする方法である。そうすることで、それまで見えてこなかった商品価値や商品を用いたライフスタイルを導き出そうとするわけだ。
 この官能小説では、ペルソナ法を敷衍して現代社会の現象である晩婚化・少子化、複数恋愛に対して、早婚化・多子化・単数恋愛にしたらどんなライフスタイルになるかをシミュレーションしている。
 そして知見の1つとして晩婚よりは早婚、少子化よりは多子化、複数恋愛より単数恋愛のライフスタイルの方が魅力的ですよというのが、ここでのシミュレーション結果であり、この小説の知見としている」。
 このシリーズ最後の幕間の話でした。7月も最終章が続きます。
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エッセイ874.異国の地、病のなかで5.

2025年05月31日 | field work

 フィリピンで処方された薬の副作用で寝たきりが続いた。頻尿だったから夜はオムツをつけていたし、昼は雨も降らない蒸し風呂のような暑さが続いた。あるとき筋肉は落ち歩くことも面倒になる。ふと寝たきり生活というのは、自力を放棄した延長上にあることに気づいた。
 まずい、これでは本当に寝たきり生活になる危機感をかんじた。そこで夕方散歩に出て撮影をした。既に身体に力が入らないし声が出ない。それでも身体をならすために撮影を続けた。というのもYouTubeにアップする直前で全ての編集済み画像データを消してしまったから再度撮りたいモチーフがある。ここはささやかな執念というほかない。
 翌日はコンビニまで歩いて出かけもした。汗をかくと頻尿が少し納まる。我慢するから次第に筋肉がついてくるのだろう。つまり寝たきりは、筋肉が衰えてゆく一方なのだ。だから日本への帰国に向けて起き出して動くことにした。そうすると次第に身体が慣れてくるようだ。
 この頃、テレビ代わりに毎日みていたスマホに飽きたし、映像を撮影するなど健康なときの所作であり、映像機器の更新なんかどうでもよくなっていた。デジタルということ自体に嫌気がさしていたからだ。さらにgooのブログが終わる。
 考えてみれば、次次と好奇心を引き出し書いていた私のブログも、私自身が飽きていた。マンネリ化している。さらにあれほど緻密に考えていたい映像機器の更新など、どうでもよくなっていた。つまり関心が映像から離れていった。しばらくPC環境から離れるのもありか。
 そんな考え方がネチネチと湧き上がっていた。これは元気になってから意欲があったら考え直すかもしれない。どちらにしても日本に帰国して元気を回復してからだな。

フィリピン・ブラカン復活祭
撮影:NIKKA PAGUTALUNAN
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