訳出時間枠:13分32秒から16分53秒まで
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聖書テキストにおける正しい意味はただひとつしか存在しないということを念頭に置きながら、改革派神学基礎教理を学ぶ。
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宣教活動の初めに、イエスはユダヤ教体系の背信性を宣言し、その体系に神の裁きが下ることを断言しました。
これはヨハネの福音書2章に記録されています。
宣教活動の最後に同じ行為を行ないました。
芯まで腐っていた。
芯まで腐り切っていた。
パリサイ派は偽善者でした。
律法学者は偽善者のパリサイ派でした。
律法学者は、パリサイ派の宗教を告げ知らせる律法の専門家でした。
パリサイ派は、ユダヤ教の全形態の中で最もよく知られたシナゴーグ制を通してあの宗教を調達する人々でした。
サドカイ派や他のユダヤ教宗派は神殿関連企業を運営していました。
腐敗は起こるべくして起きたのであります。
人々が持ってきた献げ物を信用せず、自分たちが売っている献げ物を人々に買わせることによって、人々から金品をかすめ取っていたのです。
両替についても、彼らは人々をだましていました。
女性たちのご機嫌を満たす13種類のラッパ形の容器にお金を投げ入れることによって、神の祝福を買うことができるといった、ありとあらゆる金儲けの方法を編み出したのです。
人々は行列を作って、それらの容器にお金を投げ入れていたのです。
ラビたちは、バランスシートを作って、人は贖いをお金で買うのですと教え続けました。
腐敗したシステムでした。
お聞きの通り、それは、行ないによる義、行ないによる義の達成、露骨な偽善です。
火曜日に、イエスは宣言します、「お前たちは、神が確立した方法によって、真の生ける神のとの交わりの場である祈りの家であるはずの父の家をかすめ取ってしまった。お前たちはそれを強盗の住処に変えてしまった。」
自分たちが裕福になるために、彼らは何も知らない人々から盗み取っていた。
ユダヤ教は、最悪の状況へとなり下げっていた。
こうして後、その日の後半、イエスは人々に教え、関わり、神の国のことを話した。
オリーブ山に戻り、イエスはゲッセマネの庭にある場所を見つけ、横になり眠った。
水曜日、元の場所に戻った。
イエスが公然と教えを説いた最後の日となった。
この日は大変重要な日。
イエスが教えた最後の日。
イエスが言った最後のことばであります。
水曜日の終わりに、東側から神殿用地から出て行って、同じ坂を下り、オリーブ山へ登り、弟子たちとともに座り、この場所へは二度と戻って来ないことを彼らに告げた。
いつの日にか、イエスは栄光に包まれて戻って来るのでした。
これがイエスの公的宣教活動の最後でした。
水曜日と翌木曜日、イエスは弟子たちといました。
木曜日の夜、彼らは過ぎ越しの祭りを祝った。
ヨハネの福音書13、14,15、16章に書かれていることをすべて弟子たちに教え、弟子たちが見ている前、聞いている前で、ヨハネ17章にある大祭司の祈りを祈った。