訳出時間枠:5分52秒から9分46秒まで
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聖書テキストにおける正しい意味はただひとつしか存在しないということを念頭に置きながら、改革派神学基礎教理を学ぶ。
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大多数の事柄を正しく理解すれば、イエスの一部を取り違えても、天国に行けるだろうと思っているのではないでしょうか。
現代の福音主義の大部分を占有する寛容の新たな広がりを指し示している考え方ではないかと思います。
実際的に、キリストの福音を信じる必要はないという思想。
もしあなたが一神教を信じ、ひとりの真実なる神を信じるなら、特に、アブラハム、イサク、ヤコブの神を信じるなら、キリストを信じる必要はない。
特にユダヤ人のように、もしあなたが一神教徒であるなら、旧約聖書の真実なる神を信じるなら、イエスについて知らないかもしれない、イエスに関して多少取り違えているかもしれないが、問題はないだろうと考える。
しかし、その考えは、私が今読んだ箇所と絶対的かつ完璧に相反しています。
ご自身に関して誤った結論を下したユダヤ人に対して、イエスは次のように言います。
あなたは、より少ない裁きは受けない。
救いを持っていないだけでなく、弁解されないだけでなく、より少ない裁きを受けないだけでなく、あなたはより大きな裁きを受けるであろう。
事実、このユダヤ教の体系は、この宗教体系の象徴である差し迫るホロコーストへと落ちていきます。
すなわち、神殿は地に落ちようとしています。
一神教における神を信じる人たちを取り込むために福音を言い広めようとする人たちにとって、これは極めて恐ろしいメッセージと言えるでしょう。
神の裁きはユダヤ教の背教形態に下るであろうーこれはわれらの主イエスご自身からの啓示であります。
彼らの信じていたのは、唯一生ける神、すなわち創造主なる神、旧約聖書において語る神、預言者を通してご自身を明らかにし、律法を通して義なる特性を明らかにする神、裁きによって義なる特性を明示する神でありました。
旧約聖書の時代において、真の神に関して真理であったこれらすべてのことをユダヤ人は信じていました。
しかし、これだけでは十分ではないのです。
イエスは決して次のようには言わなかった。
「さて、私たちは多くの同じ意見を持っている。それらがどのように繋がっているのか見てみようではないか。話そうではないか。あなたを責めたくはない。話し合おう。」
クリスがコメントを書くからと言ってくれたので「真実の戦争」という本を書いた時、肥大化しつつある教会の人たちから矢継ぎ早の批判があるだろうことは分かっていました。
こういった批判であります:
「マッカーサーは只々非難したいだけなんだ。」
「彼は会話を望まない」
「彼は同じ土台を見出したくはないし、その共有する意見を祝いたくないのだ」
もう一冊書いて、これに反論しようと思っています。
第2段のタイトルは、「イエスはご自身の敵とどのように戦ったのか、会話によってか、それとも非難を浴びせてか。」
イエスは共通の基盤を探したか、同じ意見を見出そうとしたか。
あるいは、彼を拒絶する者たちの抑圧された性質を言い正したか。
簡単な質問です。
それを言うために、何故200ページを要したのか私には説明する義務がある。
そっちの方が大きな問題です。
分かりました。準備させて下さい。
最初のところに戻りましょう、そうすれば舞台設定できます。