東鳳翩山の山頂近くで見かけたホソバノヤマハハコ(キク科/ヤマハハコ属)
今日は一日中爽やかな「秋晴れ」だった。あまりにも好天気であるがため久々に東鳳翩山(ひがしほうべんざん:標高734.2m)に登ることとした。ねらいはリンドウとセンブリである。登山道でアキノキリンソウや「野菊」たち、サイヨウシャジン、サルトリイバラの実などをカメラに収めつつひたすら山頂をめざした。もうすぐ山頂という急斜面のところで目的のリンドウを見かけた。これをカメラに収め山頂にさしかかろうとしたところで、細い葉をいっぱいつけた茎の先端に真っ白い小さな集団花をつけた植物を見かけた。初めての出会いである。「いったい何だろう??」と図鑑やネットで調べたところホソバノヤマハハコと判明した。西日本(長野、福井県以西と四国、九州)の山地のやや高いところに生える多年草だとのこと。今日はこの野草のことで頭がいっぱい・・・大収穫だ・・・そんなホソバノヤマハハコを今日の一枚とする。以下、真上から撮ったホソバノヤマハハコ、今日のねらいだったリンドウおよびセンブリ、そして山頂からの眺望をUPする。山頂周辺のリンドウは数年前には多くの個体を見ることができたが、今日は数個体見かけただけ。リンドウにとってここですら住み難くなったのであろうか、それとも「人為的」なことに起因しているのであろうか・・・。
真上から撮ったホソバノヤマハハコ
リンドウ
センブリ
山頂からの眺望