2.0ミリリットルのマイクロチューブに入っている「たいしょく」防止剤に1.0マイクロリットルの「かくさん」染色液を加える。緊張の瞬間でもある。「かくさん」染色液は有害物質だからだ。加えて、粘っこい「たいしょく」防止剤(1,000マイクロリットル)に「かくさん」染色液(1.0マイクロリットル)を混ぜるのだから、難儀だ。
そんな実験を進めていると、背後から音楽が聴こえてきた。振り返るとスペインからの博士研究員Sさん。彼と目が合うと、「サルサなんだけど、迷惑だろうか?」と尋ねられる。「大丈だよ」、と私。見ると、Sさんのスマホから音楽が流れている。
ふと、「おかあさんといっしょ」で流れていた「さるさるさ」を思い出した。
🎵さる さる さるさるさ🎶
この歌は頭の中から離れにくい。神経を使う実験最中には思い出してはならない歌である。
愉快な「サルサ」S博士。後ろ姿を拝見したが、彼のお尻は赤くなかった、当たり前だが。
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