さて、今日からリスニング対策です。
個々のパートに入る前に、全体的なことを。
公式問題集を最低2冊(合計4回)やったら、携帯音楽プレーヤーに録音します。
さらりーまんの悩みは、仕事に一日の大部分が取られ、時間がないことです。家に帰ってから勉強しようにも、疲れてしまっていて、3日坊主がオチです。しかし、勤め人であるからこそどのさらりまんにも普通は通勤時間があるはずです。
仮に片道1時間とすると往復2時間あります。
毎日中央線で、通勤していますが、定点観察していると7席ある長椅子の3人は寝ている、2人は携帯メールかゲームをしている、2人はマンガを読んでいる、というのが平均的なところです。
非難するつもりはなく、人それぞれですが、実にもったいない。
全国には4,000万人のさらりーまん、さらりーうーまんが居ると言われています。通勤が一日往復2時間とすれば合計8,000万時間!
だいたい1万時間を超えると大抵のことはプロ並みになると言われていますから、毎日8,000人のプロフェッショナルが生まれる計算になります。
これを1年で計算すると莫大な時間です。
しかし、通勤電車の中で本を読むとなるとこれは実に大変です。特に帰りは、仕事でPCの画面ばかり見ている目にはキツイです。
そこで公式問題集のリスニング部分を携帯音楽プレーヤーに録音して、ノイズキャンセリングイヤホンで聞きます。今話題の勝間和代さんの『年収が10倍になる勉強法』に出ていたので騙されたと思って試してみたのですが、やかましい満員電車の中でも集中でき、効果は絶大です。しかしこれを付けて自転車などに乗ると後ろから来る車の音などに気付かないこともあるので、十分注意しましょう。
僕はリスニング対策は通勤時間にこれだけしかやっていませんが、3か月でリスニングは475点になりました。
リスニングのパートは45分ですから、通勤の行きに1回、帰りにもう1回聞けます。月から金で10回聞けます。一月に20日出勤として40回分のTOEIC のヒアリングテストが聞けます。3か月で120回分。TOEICの設問はパターン化しているので、これだけ聞くとイヤでも聞き取れるようになります。
英語学校ではあまり伸びないのは、週に2回、1回2時間程度では絶対的な時間が不足しているからです。英語学校はあくまで勉強の仕方をつかむ場と思って下さい。
さて次回はパート毎の対策を考えてみましょう。