宇和島削ろう会で、舟弘さんのブースに飾られていたkuniさんが削られたスギの削り華。
うっかりしていて、写真を撮るのを忘れてしまいましたが、以前いただいたものが工房にあります。
スギの白太ですが、見事な艶でセロファンのように削れています。
チームBの中でも、「何も細工なしでこのように見事に削れるのか?」、当然話題になっていました。その時、「たぶん削り材を濡らすくらいでしょう」としか回答ができなかったので、自ら削ってみて確認することにしました。
朝、端材置き場で、杉材を見つけてきました。
10年近く、屋外で放置されていたものです。
手押し鉋と自動鉋をかけると、心材(赤身)でした。
どちらか鉋を掛けても逆目になりますし、小節などもあって、試し削りにはもってこいの材料です。
鉋は、一枚台「楽仙」を研ぎ直して、一人上手の錘を10gkから30gに増やしてテンションを掛けてみました。
削る前に杉材を湿らせています。
まずまずの光沢で削れました。
削り材の艶も良さそうです。
削り華に弾力があります。
これ位で、心材は終了。
スギと言えば、白太を削ってみたくなりますね。
手持ちの白太の杉材を削ってみました。
柾目なので削りやすいです。
白と赤で美しいです。
ここまできたら白太の板目が削りたくなって、近所のホームセンターへ買いに行きました。
垂木材を2m 197円で購入しました。1mにして切った後、削ってみます。
「楽仙」の刃を研いで、再挑戦です。
心材より、軽く削れます。
まずまずの光沢で、削れました。
これが今日の限界でした。
折りたたんで、しばらく放置してみます。
最初のkuniさんが削った杉の写真と比較すると、もう一歩研げていない気がします。
もう少し、時間を掛けて研ぐ必要がありそうです。
「金井」でも試して、艶を確認してみたい所です。
ふぅ~、今日は暇だったので、写真が多くなってしまいました・・・・
ダラダラした長編に、最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。