今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

M谷のあと、そのまま帰るにはまだ早い・・・・     2013.05.04.(2)

2013-05-14 22:23:23 | Weblog
 車に戻ったのは午後の1時。このまま帰るにはまだ早い。どうする?、また、思案。


 ここから草間辺りは逆方向だし、豊永辺りはこの時期、どんなだろう。考えがまとまらないまま車を新見に向けて走らせた。そして、哲多の鈴蘭園の看板の前に来た。何度も何度もこの前を通っていたが、一度も行ってみようと思ったことが無かった。鈴蘭って、北海道だろ。なんでこんなところに鈴蘭園があるんだよ・・・と思っていたから。


 でも、この際、レパートリーを増やしておこうかと思って、鈴蘭園に行ってみることにした。それが、思ったよりも遠い。随分走って、登っていって・・・・ようやく着いた。鈴蘭園のある辺りは「おもつぼ湿原」というらしい。標高は550m。駐車場があってトイレもあるのだが・・・・、広いのに・・・・、一台も停まっていない。その理由は・・・・・









本州スズラン




 スズランがまだ咲いてなかった・・・。鈴蘭園の看板を見たときから、スズランは咲いているものと思っていた。なんでだろう?自宅のドイツスズランは今が盛りだったからだろう、多分。それから勘違いはもう一つ、本州スズランというのがあるんだ・・・・。ここのスズランは自生の本州スズランらしい。



 気を取り直して、湿原を歩いてみることにした。散策路が造ってあるが迷路のようだ。適当に歩いて行くと・・・・









リュウキンカ



 
 湿原に沢山咲いていた。まだ、この湿原では春が始まったばかりだ。




ゼンマイ



 緑が少ない。歩いて行くと大きな池に出た。







 雨がポツポツと降っているが気になるほどではない。水面に小さな水草の葉が沢山浮いているのが見える。何だろう・・・




ジュンサイ

小さな楕円形の葉、これで覚えた。自宅の周辺にもジュンサイの生えている池があるらしいのだが、どうもどれがジュンサイの葉なのか自信がなかった。



 お土産に、池の畔に数本生えていたコシアブラの芽を気を痛めない程度に摘んだ。池の周りにはタチツボスミレが沢山咲いていた。












 そして、何気なく本州スズランも生えているのだが・・・・、まだ蕾。














 また、湿原の中の道に戻り歩いて行くと白い花をつけた木。これ、自宅近くのフデリンドウを見た山にも沢山咲いていた花だ。














 その近くの湿地に見つけた。ミツガシワの花。









ミツガシワ



 この湿原には時期がくれば、トキソウやカキラン、トンボソウなどが咲いて、ハッチョウトンボやイモリや・・・、いろいろと御馴染みの湿原の生物を見ることができるらしい。どうも、訪れた時期がちょっと早かったようだ。湿原が輝きだす時期に来て見ようと思った。


 車に戻り新見に向けて坂道を下ってゆく。ゆっくりと前を走っていた軽トラが車を左に寄せ、道を譲ってくれた。追い抜いて下って行くと、青紫の花が視野の片隅を走った。あわてて車を停めた。カメラを持って歩いて行くと・・・・




ラショウモンカズラ



 ラショウモンカズラとは思わなかった。視野を隅を通り過ぎたものは今までに見たことのあるラショウモンカズラよりも濃い青紫色のように思えたから。でも、近づいてみればラショウモンカズラに違いはなかった。

















 大サービス。写真を撮っているうちに、ちょっと前に道を譲ってくれた軽トラが脇を走り抜けて行った。手を振りながら。。。








 今度こそ、新見インターにまっすぐ向い、中国道を走り帰宅した。あと、連休は2日。明日は天気はいいはず。



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福山を出て・・・・、何処行こう・・・     2013.05.04.(1)

2013-05-13 23:04:21 | Weblog
 今日は福山を出て自宅に戻ろうと決めていた日。さて、何処によってから帰ろうか。天気予報では、昼から雨もパラツクとか。


 朝、庭を歩きながら考え中。









道端のオダマキの子孫達



 家に入ってから、朝飯を食べ、まだ考え中。







 うーん、来る途中の岡山森林公園はみぞれに降られたから復習しなければならない・・・・、けれど、今日、これから行ったら、再び雨に降られる可能性が大。決めた。老親の家を10時40分に出て新見を目指して北上。



 途中・・・・、道の脇の岩肌から生えて花を咲かせていたもの。




ガマズミの仲間・・・








ヒメウツギ



 
 それから、M谷の前のバス停前で車を停めた。車は一台も停まっていなくて・・・・、また、貸切かな。最近は崩落が多くて人も車も、一応、進入禁止になっているからね・・・・・



 歩いて行く。前回来たときよりは、道に散乱した木の枝とか岩とか、綺麗になっているかな・・・・




ミツバウツギ





ニリンソウ





ヤマルリソウ





ツルカノコソウの花・・・




 この時期のM谷で印象的なのは・・・・・









ヤマブキソウ



 谷中に沢山咲いている。驚くほど、咲いているんだ。





十二単









ヤマブキソウ





ニリンソウ















             





ヤマブキソウ



 ヤマブキソウの群生を過ぎてさらに奥に進んでゆく。





ウツギ










 川の脇の河原にコンロンソウが沢山咲いていた。





コンロンソウ



 花を写していると、花に紛れた白い蝶が飛んでいくのが見えた。停まって蜜を吸うのが見れたら良かった。。。





ヒメウズ  もう、終盤?








 

 春は気持ちが良い。若葉が瑞々しくて歩いて見ているだけで元気が出てくるようだ。


 でも、今日は奥に深く入るのは止めておこう。雨も降り始めている・・・・。帰路、




          




 ヤマブキソウとイチリンソウを見ながら車に戻った。









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キンランとギンランの様子を見に行く     2013.05.06.(2)

2013-05-12 23:06:09 | Weblog

社の森公園のツツジ



 5月6日には社の森公園に行く前にクリンソウの様子を見に行っているのだが、それは後日報告。


 公園の駐車場に着いたのは午後3時過ぎ。のんびりとはしていられない。キンランとギンランの様子を見てこなければ・・・・。予想ではちょっと早いかなと思っていたのだが、今年は何かと花の開花が早めなのでひょっとしたら、とも思っていた。何時ものように公園の常夜灯を撮影。kouchan寄贈の常夜灯、assisted by Mitsui Direct。


 まず、管理棟の方に降りてゆくとさっそくキンランが咲いていた。毎年、ここにはキンランが咲いているのだが、今年は保護のためかな、キンランの咲いている通路は通れなくなっていた。



              




 そして、キンランの場所を過ぎて進んでゆくと見つけた。



          
          シライトソウの蕾

まだしばらくかかるな。


 さらに進んでゆくと・・・・




サワオグルマ



 土手の上には今年は見逃したかなと思っていたチゴユリが咲いていた。














ギンラン



 ギンランはほとんどが蕾だったけれど、唯一、見つけた開いた花。














コバノガマズミ?




 道を挟んで反対側にも行ってみた。左回りで池の周囲を歩いて行く。やはり・・・・









チゴユリ 


 大きな花を付けたチゴユリが多い。









イチヤクソウ  まだ蕾



 ギンランの若い個体は沢山見たけれど・・・・、最後の上り坂の所にキンランがまとまって咲いていた。



                



   



                
                キンラン




 それから駐車場に登るまでの道の脇に幾つかのシライトソウ。







 ざっと見て変える積りだったけれど、午後の5時を過ぎていた。駐車場に戻り、帰宅。












 自宅の庭ではモッコウバラが満開だ。白花と黄花が混じって咲いている。凄い匂いだ。酔ってしまいそう。そして、ヒメウツギも満開だ。















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福山に来てから3日目 ようやく秘密の谷に下る     2013.05.03.

2013-05-11 23:15:11 | Weblog
 ようやく秘密の谷に来ることができた。前回、ここに来たのはケスハマソウやカタクリが咲いていた時。3週間くらいたったかな・・・・。


 車をとめてしばらく道を歩いてから・・・・




キランソウ




ゼンマイ



 谷に下る。下り口には前回と同様、バイカイカリソウが咲いていた。








     
     シハイスミレ



 周囲を見渡してから、一気に下る。そして、川の流れる音が大きくなったところで・・・・




イチリンソウ


 
 川の脇まで出ると、イチリンソウが沢山咲いていた。














ヤマブキソウ



 やっぱり、ここは素晴らしい。




ラショウモンカズラ



 もう、咲き始めていた。ちょっと、衝撃の青。















ヤマブキソウ



 川沿いを下ってゆく。下るといってもほとんど平坦で川は緩やかに流れている。








 河原ではコンロンソウが咲き始めていた。




コンロンソウ



 誰もいない谷。水の流れる音だけが聞こえてくるが、それはむしろ静寂とも思える。













 しばらく河原に立って見回していたが、やっぱり誰も見えない。また、歩いて行く。




カテンソウ




     

これは、何だろう。マルバコンロンソウに似ているが、かなり大きい。調べてみたけれど、ピッタリするものには行き当たらなかった。もう少し、注意深く写真を撮っておけば良かった。









 前回見掛けたヤマシャクヤクの様子を見るのが今回の目的の一つだったのだが・・・・










あと数日、開花までは必要だな。



 ひょっとしたら開いているかと思っていたのだが、そんなに甘いもんじゃない。そのまま、河原にザックを置いてビールを飲み、昼のおにぎりを食べた。










コンロンソウ








 ここは一面のコンロンソウの花畑になるのだろう・・・・・。


 食べ終わってから、今度は川を遡り戻る。









ニリンソウの咲き残り




 最近はテンナンショウの仲間は一応、写真を撮って残している。この谷のテンナンショウは・・・・









こんなのが多い。もちろん、名前が分からない。





フタバアオイ




 このテンナンショウはさっきのとは違いそうだ。





葉に鋸歯がない。









結局、分からないのだが・・・・






これも違う??



 そのまま歩いて、イチリンソウの咲いているところまで戻り・・・・




     



 今度は、谷を攀じ登った。行きはよいよい、帰りはキツイ。。。




ヒレアザミ




 汗をかいて登りきり、車まで戻った。














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晩餐 まいどのことながら・・・     2013.05.02.(2)

2013-05-10 22:18:37 | Weblog
 両親の家に着いた翌朝、庭を一回りした後のことは記憶に無い。でも、夕方から姉と両親とで食事に行こうということになっていた。


 家を出るのは午後の5時40分。その前に庭に出て、朝、開きかけだった乙女風鈴オダマキの様子を見た。








 随分と開いてきたけれど、もう少しかな。















 タクシーが迎えに来る時間になった。タクシーに四人で乗って何時もの店に行く。






何時もながらの突き出し  これが楽しみなんだ。






姉のすることは分からない  飲み屋でまず、サラダというのが俺には訳が分からない・・・、でも、体には良いのか?






ミル貝の造り



 今回の絶品はこれだった。貝好きの母は大喜び。姉も焦って食べていたし・・・・






ノドクロの塩焼き






岩牡蠣の造り







 やっぱり、岩牡蠣の季節はもう少し先だな。濃厚さが足りない・・・・






ミル貝の造り




 この日のミル貝の造りは最高だったから、もう二人前、追加してしまった。





あさり酒蒸し。



 それから、魚のお造り。






今日は金目鯛と生タコ造り




 この状況で次は牛のステーキ。。。






何か覚えていないけれど、高かった・・・・、けど肉?




 まだ、続く。






ヤリイカの天麩羅







鮑の造り



 親父はそろそろ、仕上げのお茶漬けのようだ。









 でも、俺は蟹味噌と烏賊の塩辛を頼んで、また、超熱燗。。


 あれ、写真が無い。その後の写真も、記憶もぼんやりとしている、連休の二日目だった。



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朝が来て庭に出る      2013.05.02.(1)

2013-05-09 22:50:39 | Weblog
 岡山森林公園でみぞれに降られた翌朝、両親の家で目を覚まして庭に出た。朝の8時、昨日とは違って良く晴れていて、暖かい朝だ。


 母の庭も花盛り。朝飯の前にひとまわりして来よう。





自宅から持ってきた、例の道端のオダマキの種から咲いた花たち








 ここでもオダマキが綺麗に咲いていた。自宅よりも綺麗に咲いているのがちょっと悔しいな・・・・


 そして・・・、ハッとして立ち止まった。







 咲きかけている・・・・





オトメフウリンオダマキ



 ウチでは今年は咲きそうもないと諦めていたオダマキが一株だけ、咲き始めていた。




     














 庭の正面には、これ何かな・・・




     



 下に咲いているのはヒメウツギ。












何故か、ルッコラ。



 きっと、朝飯にこの葉が出てくるだろう。。。






都忘れは母の好きな花




 花木は・・・





平戸ツツジ  あまり好みではないけれど、この色はいい。






ライラック






ハナミズキ   本当に良く晴れた。雲ひとつない空。どこかに出かけたくなる・・・・・




 平戸ツツジの下にはドイツスズランが咲いていた。















良い感じで咲いていたので、いろいろと撮ってみるが・・・・・






ヒナゲシ






マツバウンラン



 野草も一緒に咲いているのが面白いところ。そろそろ、家に入って朝飯の時間だ。




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知らなかった麓の蕎麦屋 秀峰      2013.05.01.(2)

2013-05-09 07:24:41 | Weblog

 



 山でみぞれを浴びてすっかり冷え切ってしまった。でも、帽子を被っていて良かった。昼用におにぎりを買っておいたのだが、食べるタイミングも気力もなく、山を下った。そういえば、来る道に蕎麦屋の看板が立っていたっけ・・・・。暖かいものが食べたかった。


 秀峰という看板を見つけ、左折。




     



 曲がってみたものの、何もなく・・・・。遠くに旗が立っているのが見えた。走っていってみると・・・・









 さらに細い道を走ってゆくと駐車場だった。車を降りてみると倉庫に矢印が書いてある。









 矢印の通り歩いていって角を曲がると・・・・・






何も無い。


 疑心暗鬼でそのまま進んで、また角を曲がると・・・・・





ただの民家の玄関?  どこで間違えたのだろう・・・・。


 一度、戻ってみるが間違いはないようだ。もう少し進むと・・・・






あ、蕎麦屋の入り口?


 入るのを躊躇していると、中から「いらっしゃい」という声が聞こえた。戸を開けて中に入る。





これは、普通の家を蕎麦屋にしてしまったのだろう。



 どこでも座ってくださいといわれ・・・・、座って前を見ると・・・・








 先客は一組のカップルだけだった。で、頼んだのはやっぱり・・・・






鴨南蛮   1000円。




で、完食。






 

 丁寧に、蕎麦湯まで出してくれた。









 味は上々。値段も高くはない。お勘定の時に、チョコレートをくれた。開店3周年だったらしい。これ、好印象だな。



 次にも寄りたいけれど、月、火曜日休みで11時から15時まで開いているらしい。それって、なかなか難しい時間帯だ。今回みたいに酷い天気だったら、来れるかもって感じだ。



 その後、福山の両親宅まで走り・・・・、お疲れさん。





そういえば、山から下る時にちょっとコゴミを摘んできた。



 それから・・・・





ウドも。








 ビールの肴に・・・・、旨い!






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GW後半 まずは岡山森林公園から      2013.05.01.(1)

2013-05-08 22:51:34 | Weblog
 GW後半はまずは両親のところに行かなければ・・・・、でも行く途中でいろいろな所に寄っていくのが恒例になっている。今年はどこにしようかなと考えていたが、遊んだ後の走行距離が長いのがイマイチだが、岡山森林公園に決めた。何度も行っているので、この時期の景色はだいたい想像できる、良くも悪くも。。









 自宅を出たのは8時過ぎだったと思う。10時にいつも寄るコンビニの駐車場で森林公園方面を見ると、山は雲に覆われていた。山は雨だろう。どうする?引き返すか・・・・・


 高速を降りて暫く走ってきたので、何もせずに引き返す訳にも行くまい。行くだけ行ってみよう、敢えて荒天に向う。。。


 その1時間後、公園入り口に到着。気温は7℃。雨がポツポツと降っていた。カメラだけ持って、レインウェアを着て車を出た。公園の管理棟を過ぎ、中央の道を早足に進んだ。






サンインシロカネソウ












キンシベボタンネコノメ




 今年はミズバショウは盛りを過ぎているようだったが、ショウジョウバカマは元気だ。

















 そして、目立たないけれど好きな花。





キンキエンゴサク


 雨も降っているので何処まで行けるか分からないのだが、とにかく公園の奥に、奥にと進んでいく。道の脇には相変わらずショウジョウバカマの花が並んでいた。










GWだというのに誰もいない公園。



 みんな天気予報をちゃんと見ているんだな。車を降りるときの気温は7℃だった。寒い・・・・。公園の奥に通じる道の脇には沢山のサンインシロカネソウが咲いていた。こんなに咲いていたっけ、いつも・・・・






サンインシロカネソウ






ハシリドコロ






キンキエンゴサク














 今年はサンインシロカネソウは随分、沢山咲いているようだったが・・・・、こんな天気では花が笑ってくれない。サンインシロカネソウも来る途中で見掛けたコミヤマカアバミもキクザキイチゲも開いてもくれなかった。











コチャルメルソウ



 雨は降り続いていたが、サンインシロカネソウが群生しているだろう滝への道を辿った。











ユキザサ  蕾を大きくしている・・・・






スミレサイシン  やっぱりここは、日本海側の山といって良さそうだな。




 雨がみぞれに変わり、ひどく降ってきた。これじゃ、カメラもヤバイ。









 カメラをレインウェアの中に入れて急ぎ足で車に向った。後は、帰り道の風景だけ並べておこうかな。






カラマツの園地






バイケイソウの芽吹き






ザゼンソウ






ミズバショウ




 車に戻った頃にはすっかり冷え切ってしまった。気温は5℃まで下がっていた・・・・。結局、昼飯を食べるタイミングを失ったまま正午を過ぎてしまった。来る時に見掛けた蕎麦屋を思い出し、急いで下った。



 途中・・・・






山桜




 下る途中の川に落ち込む斜面で・・・・











イワウチワ    今年は花の時期に遅刻してしまったようだ。ほぼ終わりかけ・・・・



 一目散に山を下り、蕎麦屋を目指した。。この公園は帰りにもう一度来て、復習しようと思いながら・・・・



つづく。







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但馬のキバナサバノオを探しに      2013.04.29.

2013-05-07 23:03:35 | Weblog
   


 

 今年の目的だったキバナサバノオ探しは友達からもたされた情報のお蔭であっさりと達成されてしまったのだが・・・・、かねてから探す予定だった山を自力で探そうという思いは失ってはいなかった。そして、連休前半の最後の日、友人と目的の山、須留ヶ峰を登ることにした。


 自宅に友人が来るまで迎えに来たのが9時。すぐに高速で中国道経由播但道で北上した。高速を降りて登山口を目指して走る途中、ヤマフジが綺麗に咲いている所を通り、車を停めた。







 フジの季節だ。自宅近くではフジが主体だが、この辺りまで来るとフジとヤマフジが混在している。僕はは青味の強いヤマフジが好きだ。藤の花はこの時期に山ほど見るけれど、写真を撮る機会は少ないものだ。高速を走っていると見事に咲いているところをよく見るけれど途中では停まれないし、山で見かけても車を停めるスペースがなかったりで・・・・




        






ヤマフジ

というわけで、朝からのんびりとヤマフジの写真を撮った。



 以前は花が咲いているところに車が差し掛かるたびに車を停めて写真を撮る僕を、苦笑いして見ていた友人は花に嵌り、カメラに嵌り、一緒になって写真を撮っている。


 話をしながら山を目指して走ってきたが、予想外に早く人気のない場所に来てしまった。昼飯とか飲み物とかまだ買い込んでいないのに・・・・。仕方なく引き返し、途中で会ったミニパトのおまわりさんに店の情報を聞くと、数分走ればすぐにあると言う。田舎のおまわりさんは当てにはならないな。


 随分、走って昼飯とビールを確保してから登山口に到着した。そうそう、キバナサバノオは渓流沿いの標高800m辺りに咲いているという情報だけで走ってきた。そして、この山の登山口は少なくても3つあることが分かっていた。今回の探索が成功するためにはまず、登山口が合っていなければならなかったわけだ。


 
 靴を登山靴に履き替え、登る。



   

フデリンドウ






フウロケマン




 道は川沿いに登っていて、道の脇の植物に気をつけながら登って行く。





このメコノメの仲間は種を付けていて、詳しい名前が分からない。


 でも、ボタンネコノメの仲間のようだ。もう、種を付けている。












 最近、全部マムシグサの仲間、としていたこの類も少しは真面目に撮ることにした。雪彦山でみたムロウテンナンショウとは違う。でも、これが何だかは分からない。調べよう。






枯れ木に出たフクロシトネタケ




 ちいさな白い花が咲いていた。あ、これは図鑑で見たことがあるな・・・、見たいと思っていた花なのかな・・・・







 後で写真を確認しようと思い、通過。






キンシベボタンネコノメ



 これは、開花中。さっきのもこれと同じだったのだろう。そして、もう少し登ると・・・・・















    

    ワチガイソウ




 その後、沢は二つに分かれた。標高は650mくらいだったかな。太い流れの方を登っていったが、道は消え急な崖を攀じ登らなければならなくなってしまった。途中まで登っていったが、下で様子を見ていた友人がそれ以上登るのは危険だと合図を送ってきた。諦めて下るが、下る方がよっぽど怖い。じっくり時間をかけて慎重に下るのだが、途中で獣よけのネットが張ってあり、それを掴んだ瞬間に鋭い痛みが走った。ネットにはステンレスのワイヤーが仕込んであって、それが突き刺さったのだ。


 何とか下まで降りて、小さな方の流れに沿った登山道を登る。暫く上ってゆくが、やがて沢から水の流れは消えてしまった。上から下ってきた二人連れに出会ったのでこの先を聞いてみると、道は川から離れて山頂に続いているそうだった。そして、山頂まで2時間くらい。ミツバツツジが綺麗だったとか。


 ミツバツツジ?自宅の周りに幾らでも咲いていた奴だ・・・・。飯を食うことにした。弁当、ビール、焼き鳥・・・・、腹が一杯になったら、これ以上登る気が無くなっていた。要するに、登山口を間違えたと言うことだ。


 下る。





下る途中でオオルリに出会い、写したのだが・・・・写ってないみたい。






真面目に、ワチガイソウ











調査中











ツルカノコソウ



 車まで降りて・・・・、まだ午後の2時半。帰るにはまだ早い、次の登山口に行こうと思ったが随分遠い。諦めて地道を走り帰路についた。途中、生野銀山近くを通ったので、以前にヒカゲツツジが沢山咲いていたのを思い出して行ってみたが・・・・






花は終わった後。



 駄目だ、今日は。千ヶ峰登山の帰りに良く立ち寄る焼き鳥屋に寄って焼き鳥を15本買い、帰ってから自宅の庭のベンチでビールを飲みながら暇を潰した。






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道の脇の庭園  オダマキとか      2013.04.28.(2)

2013-05-05 23:01:32 | Weblog




 
 弁慶街道に向う途中にある道の脇の庭園。誰が管理しているのか知らないけれど、お気に入りの場所なのだ。今はジャーマンアイリス?が綺麗に咲いている。この時期にここに花を見に来る理由はオダマキが沢山植えられているから。いや植えられていたかな。



 青とピンクの背の高くなるオダマキで多分、西洋オダマキだと思う。花の終わったあとで種を少々、頂いてきて庭に植えたり、友達に配ったりした。ウチの庭でも今年はちょっと咲いている。そのオダマキの様子を見に来た。





薄いピンクの一重のオダマキ














 ピンクのオダマキは色の濃いものも咲いていたけれど、好きだった青のオダマキは消えていた。自宅では何とか一株咲きそうなのだが、ここの花が絶えてしまったのは残念だ。種を採ってここに返しに来たいものだ。









 その後、ジェラートを近くの店に食べに行った。遠出をしないのんびりとした休日も良いもんだ。















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トリガタハンショウズルとフデリンドウ      2013.04.28.(1)

2013-05-05 07:14:37 | Weblog
 いつも見ているブログにトリガタハンショウズルの写真が載っていた。去年、近くの川の脇で咲いていたのを思い出して、様子を見に行くことにした。


 車で20分ほど走り、池の脇に車を停めてから薄暗い林の中の道を歩いていく。









フデリンドウ



 この道は小さい花だがフデリンドウが沢山咲く。


 最初の場所は日影の川の脇だったはず、と思いながら木や草を掻き分けながら探した。






葉っぱだけ・・・・


 何か、枯れそうだな。


 次の場所に咲いていた。





トリガタハンショウズル













 日当たりの良い場所で、沢山咲いていた。丁度、見頃の時期に来れたようだ。









    




 それから、少し奥まで行って蕨などを探したがみつからず、来た道を戻った。





ゴヨウアケビ






フデリンドウ



 晩飯の菜にタカノツメの芽を幾つか採った。







    



 これは、何だっけな、木に咲いていた花。







 いい天気だ。近くの道端のオダマキの様子も見に行こう。



つづく。




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滝の上から下る       2013.04.27.(2)

2013-05-03 22:29:07 | Weblog
     

      ツルカノコソウ





 岩にツルカノコソウだけが張り付いていた。ツルを伸ばしている姿、根生葉の形など良く分かる。なるほどね。そろそろ、下り始めることにした。下りも周りをウロウロしながらだ。



     



 岩陰にシロバナネコノメ。見頃に一度、来なければ。その頃には山の上ではバイカオウレンが咲いているだろう。




シロバナネコノメソウ








 木々の間から切り立った岩肌が見えた。





萌黄色の若葉、木は花を沢山付けている。


 道は谷を越え、杉林の中に続いていた。登るときに会った人から教えてもらったキジョラン。漢字で書くと鬼女蘭かな。蘭の仲間ではないが、実が割れると中から綿毛のついた種が飛び立つ。その姿が髪を振り乱した鬼女に似ている?から名前がついたんだと聞いた。





これ、前から気になっていたもの。名前が分かって良かった。。


 
 そのまま、車に戻り高速のインターに向かって走る途中、シャガが咲き始めているのが見えたが車は停めず。停めて写したのは、これ。









調査中。



 インターから高速に入る前に「もち麦の里」だったかな・・・、に寄った。





駐車場の前の花畑  ネモフィラ



 花畑の前を歩いて行くと、隣には麦畑。




もち麦畑


 建物の中に入って・・・・




買いました。



 あんまりお腹が空いてなかったけれど・・・・




また、鴨南蛮(もち麦麺)  860円



また、完食




麦、麦



 帰りの高速のSAで空を撮った。









不安定な天気だった一日。


おわり。


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今年もオチフジに会いに       2013.04.27.(1)

2013-05-02 23:22:27 | Weblog
 今年もそろそろオチフジの季節だなと思っていたところに友人からメールが届いた。オチフジを見に行ったらしい。今が見頃だということ。


 人に言われて見に行くというのは性分ではないけれど、そうは言っても散りかけの花を見に行ってもしょうがない。さっそく行くことにした。目的地へは高速で隣のインターからだから、近場といっても良い場所だ。相棒が準備をしている間にまた、庭をチェック。













 ミヤマオダマキと・・・・






シロバナエゾミヤマオダマキ



 場所は分かっているので、目的地に向かってまっしぐらだ。。麓の神社の近くで車を駐車させて歩いて行く。山登りでもないから、全てがのんびりだ。












   




 アケビの花が満開だ。

 この季節には綺麗な花をつける木々に目がいくけれど、毎年、調べ直し。これも分からない。。。





調べよう・・・



     



 アケビの咲く道を進んで山を登って行った。先週に播磨マムシグサとかナンゴクウラシマソウとか、珍しいテンナンショウの仲間と出会ったせいで、この仲間に目がとまる。






ムロウテンナンショウ


 この地域ではありふれたテンナンショウだけれど、全国的には珍しい種らしい。





コミヤマスミレ

今年はこのスミレの開花は遅れているようだ。


 そのまま、しばらく登ってゆく。相棒は運動不足で早くも息切れ状態。まぁ、先を急ぐわけでもないし・・・・





オチフジ



 オチフジの咲くエリアまで登ってきたようだ。やはり、花は見頃。。。







 オチフジはポツポツと咲いているが、前に見た大群生の場所が思い出せない。盗掘にでもあったのかな・・・・・









オチフジ



 こんなもんじゃなかったんだけど・・・・。それでも、前には気が付かなかったような道端にも咲いているから、盗掘されているわけじゃなさそうだ。最近、気になるのは去年や今年の年明けから崩れた谷を沢山見てきていることだ。あれがあったら、そこに咲いていた花はみんな無くなってしまう。







 諦めて先に進んだ。川沿いの岩は苔に覆われていて、その苔からいろいろな植物が生えてきている。



     

      ツルカノコソウ



 
オチフジもポツポツと咲いているのだが・・・・









     

     イワタバコの若い芽




     

     ジンジソウとか・・・・




 オチフジを探して歩いていると後から登ってきた人も何かを探しているようだった。丁度オチフジの群生を見つけたときだったので、合図をした。彼は花を見てからルーペを出して岩肌に張り付いている植物を観察し始めた。かなり熱心な人。感じからいって学校の先生かなぁ。。。群生地を諦めて登山道に戻るところで、また会った。話をしてみると、イチヨウランを探しているらしい。いろいろなブログを見てみるとこの山に咲いているらしいので探しに来たという。


 それから、いろいろな話をしているうちに先週、キバナサバノオの場所を教えてくれたKさんの知り合いらしいことが分かった。彼はその前日に見に行ったキバナサバノオの群生地もご存知だった。そして、「きょうもきのこ・・・」も良く見るとか。これから、何かあったら連絡を取りあうことにして、別れた。


 相変わらず、知らない白い花をつける木たち。




調べよう・・・・


 この山にもヤマルリソウが沢山咲いていた。












 アブラナ科の花たち、せり科の花たち、分からないものばかり。





マルバコンロンソウ?




     



 さらに谷を登って行く。





上流のオチフジは・・・・・、まだかな、葉っぱばっかりだ。






蕾がちらほら。



 この季節にこの鮮烈な青。ハッとして岩の間を覗き込んだ。。





他の草の影に隠れて咲いてる。



 それから、またしばらく進むと・・・・、斜面に・・・・





フデリンドウ




 川沿いの道にはネコノメソウの仲間も沢山出ていた。






キンシベボタンネコノメ?




幼い葉





これも、調べなければ・・・・・






タチネコノメ






タチネコノメ or ツルネコノメソウ?



 後はアブラナ科の花。









マルバコンロンソウ?

 



花の径、3mm程の小さな花。せり科



 ここにもシロバナネコノメソウが沢山咲いていたんだな。今はもう、あの赤茶色の葯は残っていない。






 平らな所には・・・・・










 

 ヤマエンゴサクとか、コミヤマカタバミが咲いていた。








コメント (2)
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