キクザキイチゲ
熊押しの滝を過ぎて、しばらくは道は川沿いに続いていたけれど・・・・
やがて、道は川を離れて山へと登って行った。
ショウジョウバカマ
登る途中に大きなブナの木が立っている。
ブナは芽吹きは始まっていた。去年、まだ雪が残っている時期にここにきて、確かこのブナの木の下で昼飯を食べた。毎年、同じようなことをしている・・・・。しばらく、ブナ林の中を登っていった。
道の傾斜が緩くなった辺りに枯れたブナの大木が立っていた。かつて、この森林公園内一の大ブナだった木。そして、1年おきに木の根元から大量のトンビマイタケが発生していたのだった。でも、今はすっかり枯れてしまっている。もう、この公園に通いだしてから随分時間が過ぎたことに気が付かされた。
ぶなの平園地に到着。ベンチが空いていたので、荷物を降ろし昼飯の用意をした。
バーナーを出して湯を沸かし始めてから・・・・、ビール。湯が沸いたら、カップラーメンを作る。のんびり昼飯を食べた。それにしても駐車場の沢山の車に乗ってきた人達はどこにいるのだろう。山ではほとんど人には会わないのだ。
さて、また歩き出した。沢山、汗を掻いてアルコールを消費しなければ・・・・
ユキザサ
エンレイソウ
奥ぶなの平で休憩をしてから、すずのこ平に向って登って行く。
小川の脇のキンシベボタンネコノメ
道の脇の沢山のショウジョウバカマ
明るい斜面の道
岡山と鳥取の県境の尾根道に出た。尾根筋を歩いて行くと今年、見るのを諦めていた花に出会えた、1輪だけ。
イワナシ
見れたことを喜ぼう。。。
遠くに見える雪の残る山は蒜山だろうか・・・・・
尾根筋のぶなの木は雪のせいか、皆、背が低くて漸く芽吹き始めたところだ。
乾燥しているように見える尾根には、何故かエンレイソウとか・・・・
サンカヨウ
雪が遅くまで積もっているからなのだろうか・・・・
サンカヨウとコミヤマカタバミ
尾根道を歩いて行く。
イワウチワが咲いていた。尾根道のぶなの木の下にイワウチワが沢山咲く場所なのだが、今は数輪が咲き残っているだけ。気温も上がってきているので、花が落ちる前に萎びてきてしまっている。
ユキザサ
ツクバネソウ
尾根のオオカメノキはまだ・・・・
つぼみ・・・・
ここから一気に斜面を下り、ボウズ原谷を通り中央園地に向った。
コチャルメルソウとキンシベボタンネコノメ
アップ
コチャルメルソウ
アップ
中央園地に到着。
ザゼンソウ
それから、公園入り口にある管理棟まで行って少し休憩をした。
つづく。