マミィの話

2006年08月24日 | タヒチ生活
先日マミィはおばあちゃんの意味ですって書きましたが、これにはちょっとした思い出があります。

マミィは英語圏ではママの意味ですよね。
それがなぜかフランスではおばあちゃん。

もともとフランス語でおばあちゃんはメメ。それがどうもババ臭いので英語を借用してマミィにしたようです。
でも私がフランス語を習った当時はおばあちゃんはメメと教わりました。

そして旦那と知り合って、初めて一緒にフランスへ行き旦那の家族に挨拶をした年、この言葉を使ってみたんですよ。


それまで一人旅で3度フランスを旅行していました。短期間ですがホームスティも経験しています。
でもおばあちゃんって単語を使う機会は無かったんです。

それがこの将来の義ファミリーで使う機会が。

その年丁度お兄さんの所に赤ちゃんが出来て、私の滞在中に産まれたんです。
そこで産まれた翌日お見舞いに行って、お義母さんとあかちゃんのツーショット写真を撮ってあげる事になったので、


『はーい、赤ちゃんとおばあちゃん』と言ったつもりで bebe et meme と言ってシャッターを切ったら、お義母さんが『ひどいわmai』って言うじゃないですか?

今考えてみると、これって『赤ちゃんとばあさん(ババア、までは行かないと思うけど....)』って言った事になるんですよね。
会って2週間足らずの彼氏の母親にむかって

もちろんお義母さんは、私が知らないで言ったのにすぐ気がついてくれましたが、あれは大失敗でした。



ちなみに今では平気でお義母さんをメメ扱いする義娘と化しています。もちろん冗談でですけど。

ニューカレドニア滞在記6

2006年08月24日 | 旅行・ホテル
ニューカレドニア博物館に行ってきました。

ヌメア市内にある博物館で、原住民カナックの文化を中心に周辺の国々(ウワリスやバヌアツなど)の文化を紹介しています。
読みづらいですが、日本語でも説明文が付いています。

入るとすぐにカーズ(伝統家屋)の入り口の装飾に使われていた飾りが目に入ってきます。
酋長の家を飾っていたものです。
カナックたちはいくつかの部族に分かれていて、酋長の力は絶大。
今でもその風潮はのこっているようで、北部の村を見学するときは、酋長にお土産を持って見学の許可を求めるのだそう。


面白いなと思ったのは、お面などに使われている毛。
なんとコウモリの毛なんです。コウモリってそんなに毛、なさそうですよねぇ。
でもふんだんに使われているんですよ。

この日は子供たちが見学にきていて、庭でカナックのお兄さんが子供たちにボディペイントを施して、ダンスを教えていました。
子供たちも楽しそう。でもその中に1人、リズムに乗っていない子が.......
一生懸命なんだけど、挙げる手が逆だったり(笑) 私もこんな感じだったんだろうなーと思っていたら、旦那が『MAI見たいのがいるよ』って(*`д´)ノ



庭にはカーズが展示されていて、中に入ってみることができます。
博物館内は撮影禁止ですが、庭はOKなので写真を撮ってみました。



中はこんな感じ。



裏に、妙なフルーツが成っています。触ってみると固い。
ちょうど庭先にカナックのおばあちゃんがパンダヌスの葉を編んでいたので、聞いてみると、なんと瓢箪。
生の瓢箪なんて初めて見たかも。



博物館の2階は近隣の島々とポリネシアの文化を紹介しています。
ヴァヌアツやパプアニューギニアなどの彫り物やマスク、生活様式などを見て回れます。ニューカレドニアとはまた雰囲気が違います。

展示品の量といい、説明の詳しさといい(日本語はイマイチだけど)、見がいのあるいい博物館です。
郊外にチバウ文化センターというところがありますが(あとで記事にします)、こちら(ニューカレドニア博物館)の方が情報量は多いです。

お勧めです


ニューカレドニア博物館
9時~11時30、12時15分~16時30分
火曜、祭日閉館
入場料 大人200フラン