ニューカレドニア滞在記6

2006年08月24日 | 旅行・ホテル
ニューカレドニア博物館に行ってきました。

ヌメア市内にある博物館で、原住民カナックの文化を中心に周辺の国々(ウワリスやバヌアツなど)の文化を紹介しています。
読みづらいですが、日本語でも説明文が付いています。

入るとすぐにカーズ(伝統家屋)の入り口の装飾に使われていた飾りが目に入ってきます。
酋長の家を飾っていたものです。
カナックたちはいくつかの部族に分かれていて、酋長の力は絶大。
今でもその風潮はのこっているようで、北部の村を見学するときは、酋長にお土産を持って見学の許可を求めるのだそう。


面白いなと思ったのは、お面などに使われている毛。
なんとコウモリの毛なんです。コウモリってそんなに毛、なさそうですよねぇ。
でもふんだんに使われているんですよ。

この日は子供たちが見学にきていて、庭でカナックのお兄さんが子供たちにボディペイントを施して、ダンスを教えていました。
子供たちも楽しそう。でもその中に1人、リズムに乗っていない子が.......
一生懸命なんだけど、挙げる手が逆だったり(笑) 私もこんな感じだったんだろうなーと思っていたら、旦那が『MAI見たいのがいるよ』って(*`д´)ノ



庭にはカーズが展示されていて、中に入ってみることができます。
博物館内は撮影禁止ですが、庭はOKなので写真を撮ってみました。



中はこんな感じ。



裏に、妙なフルーツが成っています。触ってみると固い。
ちょうど庭先にカナックのおばあちゃんがパンダヌスの葉を編んでいたので、聞いてみると、なんと瓢箪。
生の瓢箪なんて初めて見たかも。



博物館の2階は近隣の島々とポリネシアの文化を紹介しています。
ヴァヌアツやパプアニューギニアなどの彫り物やマスク、生活様式などを見て回れます。ニューカレドニアとはまた雰囲気が違います。

展示品の量といい、説明の詳しさといい(日本語はイマイチだけど)、見がいのあるいい博物館です。
郊外にチバウ文化センターというところがありますが(あとで記事にします)、こちら(ニューカレドニア博物館)の方が情報量は多いです。

お勧めです


ニューカレドニア博物館
9時~11時30、12時15分~16時30分
火曜、祭日閉館
入場料 大人200フラン



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