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小さなしあわせさがして…

驚異の世界 ブリューゲル「バベルの塔」展

2017年05月09日 | アート・文化
GWの合間の5月2日に、ジム友と上野へ。
先ずはランチから。



以前も行きましたが、昭和7年に作られた上野駅構内の貴賓室をリノベーションした、JR上野駅のアトレ上野レトロ館にある「ブラッスリーレカン」。

ステンドグラス・大理石のマントルピース・華やかなシャンデリアなどと、とってもオシャレな空間で人気です。



今回もコスパも嬉しいウィークデー限定メニュー「ライスdeフレンチ」で、お魚をチョイス。




新緑の上野公園は、GWだけに賑やか。



お腹を満たして、目指すは東京都美術館!



ミュシャ展に続き、またも新聞販売店から頂いた嬉しいチケット、ボイマンス美術館所蔵ブリューゲル「バベルの塔」展
16世紀ネーデルランドの至宝ーボスを超えてー
24年ぶりにバベルの塔が日本へやってきたので、楽しみにしていました。

最後の展示室がバベルの塔なので、先ずはネーデルランド(オランダ・ベルギー)のいろいろな作家の作品を。
ネーデルランド絵画は、細かいところまで描きこまれている、小さな作品が多く、宗教画でもイタリアとは違って、宗教画ぽくないのが特徴です。



ヒエロニムス・ボスの「放浪者(行商人)」。
後ろの建物は娼館。放浪者は片足には靴を、片足にはスリッパを、背中には猫の毛皮を。
独創的な画風で、ブリューゲルにも影響を与えたといわれています。



ブリューゲル「大きな魚は小さな魚を食う」。
きも面白い作品です。



「聖アントニウスの誘惑」怪しい怪物たちがいっぱい!
こんな怪物が出てくる作品がいくつもありました。



バベルの塔とは、旧約聖書の逸話で、かつては世界中の人々が同じ言語を使っていました。
シンアルという地に住みついた人々は、天まで届く塔を建てて、町を有名にしようと目論みますが
その野心が神の怒りにふれて、言葉を混乱させます。
互いの言葉を理解できなくなった人々は、散り散りになり、塔は完成しませんでした。
人間の高慢と神の戒めの物語です。

天を突く建設中の塔は、工事の模様が細かく詳しく描かれていて、なんと1400人ほどの人々が米粒のように描かれているんです。

しかし、それほど大きな絵ではないので、オペラグラスを持っていけばよかったと反省。

ミュシャのスラヴ叙事詩が大作だったので、今回小さな作品が多く観るの3時間ほどかかりましたが、観ることができてよかったです。

今年も素晴らしい展覧会が続くので楽しみです。

圧巻のミュシャ展 そして桜

2017年04月11日 | アート・文化
桜が満開となった5日水曜日は、フィットネスクラブの太極拳仲間3人でミュシャ展に行ってきました。
ラッキーなことに新聞販売店でチケットが当たったんです。



混んでいるということだったので、ランチを後にして昼時の鑑賞にしました。
六本木の国立新美術館は、ミュシャ展の他、草間彌生展も開催中で、木々は赤い水玉に。



桜も青空の下満開!

ミュシャは、チェコで生まれ、27歳でパリに渡り活躍をした、アール・ヌーヴォーを代表する芸術家。
華やかな作品は一度はご覧になった方も多いかと思いますが、今回の目玉はスラヴ叙事詩。
縦6m×横8mに渡る超大作のスラヴ叙事詩は、スラヴ民族の苦難と栄光の歴史を映し出す
壮大な作品全20点は、16年かけた超大作。
20点全ての作品がチェコの国外に出るのは初めてだそうです。

展示室に入ると、天井から床までの大きな作品が迫ってきます。
先ずはポスターやパンフレットにもなっている「原故郷のスラヴ民族」が。
どれも圧倒される、胸に迫ってくる作品の数々。



嬉しいことに撮影可能なエリアもあるんですよ。
「スラヴ民族の賛歌」(スラヴ民族は人類のために)



「ロシアの農奴制廃止」(自由な労働は国家の礎)



「聖アトス山」(正教会のヴァチカン)



「イヴァンチツェの兄弟団学校」



「スラヴ菩提樹の下でおこなわれるオムラジナ会の誓い」(スラヴ民族の復興)

どの作品も独特な淡い色彩、目の前に立ち観るのと、後ろに下がって観るのと、斜め横から観るのと
絵の見え方が違うように思いました。
場所を変えると見えなかったものが、浮き上がるようにいろいろなものが観えてくる感じなんです。
素晴らしかった。

スラヴ叙事詩の後は、ガラッとイメージが変わり、華やかなアール・ヌーボーの作品が並びます。
ゆっくり鑑賞したあとは、六本木ミッドタウンへ。ミッドタウンは、私が学生の頃はまだ防衛庁でした。
見たことのない飛行機やヘリコプターなど…爆音とともに上空を飛んでいました。
今では跡形もなく、スタイリッシュなビルになりました。
ランチは「酢重ダイニング六角」



素材にこだわった旬の食材を信州の伝統的な味噌や醤油・出汁を使用した和食ダイニング。



【酢重のおばんざい】~4種盛り合わせ~
銀ダラの味噌漬け焼きをチョイス。
ヘルシーで美味しかった。



お店の窓からは、こんなきれいな桜が見渡せました。



食後は、ミッドタウン・ガーデンの散策。



東京ミッドタウン10周年を記念して、「JAPAN, THE BEAUTIFUL」をテーマに、日本が世界に誇る富士山が作られ、夜になるとプロジェクションマッピングも観れるようです。

スラヴ叙事詩、そして桜と、いいものに出会えた一日でした。

上野で平安の秘仏と紅葉を愉しむ

2016年11月26日 | アート・文化
東京でも11月には54年振りの初雪となり、1875年以来初めての積雪になったようです。
今年の冬も異常気象なのか、天変地異が近いのか、恐怖さえ覚えました。

そんな初雪の翌日は、元同僚と3人で上野へと足を運びました。



中華料理の過門香でランチをして東京国立博物館へ。



青の屋根が美しい表慶館。
大正天皇の御成婚を記念して開館されました。迎賓館・赤坂離宮の設計として知られる片山東熊氏の設計で、明治末期の洋風建築として、重要文化財にも指定されています。
青空とユリの木(袢纏の樹)の紅葉が美しいスポットです。

現在開催中の「平安の秘仏」滋賀・櫟野寺(らくやじ)の大観音とみほとけたちを鑑賞してきました。
滋賀県甲賀市に位置する天台宗の古刹「櫟野寺」には重要文化財に指定を受けている平安時代の仏像が20体も伝わります。
櫟野寺は宝物殿改修の折りに、この展覧会となりました。
20体全部を寺の外で展示するのは、初めて。



入り口を入ると目の前には、この写真の十一面観音菩薩像が。
座高が3メートルもあり、坐像の十一面観音菩薩像としては日本最大。
頭と体は一本の木から彫り出され台座も全て含めると5メートルを超える素晴らしいものです。
普段は大きな厨子の中に安置され、扉は固く閉ざされています。
今の機会を逃すと平成30年の御開帳まで、拝見することができません。
頭部をよく見ると怖い顔や優しげな顔など、何を語っているのでしょうか。
滋賀にこんなお寺があるのも、素晴らしい仏像があるのも知りませんでした。
心が研ぎ澄まされて、少しだけ凛とした気持ちになれました。

国立博物館は入場すれば特別展を除き、追加料金が無しで色々なものを鑑賞できます。
絵画・書跡・彫刻・工芸・考古など時代を追って名品約600件余り展示されています。
国宝や重要文化財も多数あり、写真もNGマークのないものは写すことができます。
先ずは本館の2階をざっくりと鑑賞。
次から次へと部屋があって、見ごたえは十分です。



埴輪や土器・土偶から、仏像・江戸時代の小袖、書物など。



上が狩野山楽の帝鑑図屏風、下が車争図屏風。
屏風絵は好きなんです。
それぞれの場面にストーリーがあって楽しい。



本館を鑑賞した後は、春と秋だけ公開されている庭園を散策。
国立博物館の敷地はもともとは寛永寺の境内だったところで、この庭園は寛永寺の庭であったといわれています。
本館と池のまわりも美しい秋。
特にイチョウは大木が多く、まさに黄金色に輝いています。



五重塔や、燈籠、移築された5棟の茶室や池に築山などと、本格的な庭園でした。



最後は法隆寺宝物館へ。
スタイリッシュな建物で、法隆寺ぽくないですね。



建物側からの景色は、水面に紅葉が映り込みとても美しいです。



法隆寺から皇室に献納された宝物300件余りを収蔵しています。
こちらは、重要文化財の聖徳太子絵伝。



歴史にたっぷり触れて大満足の私たちは、コーヒータイム。
黒田記念館にある上島珈琲へ。
雰囲気がとてもいいので、お気に入りのカフェです。
まったりとお喋りをして、上野駅へ。



上野駅はこんなに可愛いパンダのツリーがお出迎え。
秋満喫の一日でした。

「ダリ展」「写真展」で…芸術の秋を満喫!

2016年11月07日 | アート・文化
旅行記の途中ですが、ここでちょっと小休止。
旅行から帰ってきてからのお出かけをUPします。

11月1日火曜日は、ジム友と六本木の国立新美術館へ。



その前にランチはミッドタウンへ。
こんな和のテイストのフロアーもあって素敵!
ベトナム帰りだったのであっさりとしたものが食べたくて、ミッドタウン内の「茅乃舎の汁や」へ



「茅乃舎(かやのや」といえば、無添加で上品なお出汁のファンが多いお店ですね。



イートインでは茅乃舎のだしを使った汁物とおにぎりが食べられます。
豚汁がいいなと思いながら、今しか食べられない季節限定の「根菜たっぷりの南瓜汁」をチョイス。
茅乃舎の野菜だしを使い、ローストして甘みを引き出した南瓜や蓮根・さつま芋・牛蒡など旬の根菜がたっぷりと入った汁になっています。
南瓜のペーストも使われているので、濃厚でいて優しい味。
これに生姜と十穀米のおにぎりを付けてみました。
お腹に優しく、美味しかったです。



食事の後は、お正月も近いので茅乃舎のだしをお買い上げ。
どれも味見ができるのも嬉しいですね。



ミッドタウンの一角では「ロハコ展」が開催中で、こんなに可愛いパッケージがいろいろ。
お味噌やペットボトルなど、オシャレです。
こんなパッケージが増えると生活も楽しくなりますね。
アンケートに応えたら、お米と炭酸水がいただけました。



国立新美術館は本来火曜日は休館日。
その休館日を使って、ダリ展がみずほ銀行「みずほマイレージクラブ」のイベントで貸し切り。
混雑も少なくゆっくりと観れます。



エントランス付近は普段、人でごったがえしていますが、閑散としています。



天気もいいので、建物の中には日が差し込んで綺麗です。



初めてのダリ展です。
なかなか個性的だし、初期と後期では別人の作品のような変化があって面白いです。



メイ・ウエストの部屋



これはダリ劇場美術館の展示を再現したもの。
このオブジェが?



真正面から見るとこんな感じに見えます。
なんかイッコウさんみたいにも見えた(笑)
秋の一日芸術を楽しみました。

11月4日の金曜日は、ベトナム旅行の写真の交換やお土産渡しで、中野でランチ&スイーツ。
日が傾くまで喋って喋って(笑)


  
11月6日日曜日は、ブログ友のjunさんの写真展に、新宿エルタワーへ。

「湾岸Story -vol.2-」ー写真展ー
Nikonプラザ新宿Photo Square
2016.11.1 〔TUE〕- 11.10〔THU〕
10:30 - 18:30 (Last day 16:00)
東京に住んでいても、湾岸って通り抜けるだけで、ほとんど知りません。
素敵な景色がたくさんありました。
こんな写真が写せたらいいな~とつくづく思いました。



junさん作品の前で、ノッポのjunさんとおチビの私。
junさんとお会いするのは、何年振りだろう。
4年前の12月、紅葉の新宿御苑での写真部の集まり以来でした。

リベンジランチとヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち

2016年08月26日 | アート・文化
24日水曜日は、ブログ友と六本木でオフ会でした。
ランチをしてから絵画鑑賞ということで、ケイさんこうさんももママさんと、ミッドタウンの加賀麩料理の「不室屋」で待ち合わせ。
不室屋はミッドタウン内にある、サントリー美術館のカフェですが、150年の伝統を誇る金沢の老舗なんです。
前回来た時は、ランチが食べられずスイーツだったので、リベンジランチ!
お目当ては数量限定の「ふやき御汁弁当」。
11:30からランチタイムになりますが、その時間にはほぼ満席。



これが「ふやき御汁弁当」1836円。
右手前にある椀は、ふやき五色汁のおすましで、宝の麩の中には細工麩や野菜など8種類もの具だくさんの汁です。
左後ろの椀は治部煮。



こちらはお弁当の中身。
いろいろに麩をアレンジがしてあって、まさに麩尽くしでしょう。
麩好きには、たまらない美味しさです。




メニューはこちらです。

久しぶりの上品な加賀料理に舌鼓を打った後は、国立新美術館へ。



暑い夏は涼しい美術館がいいですね。
でも館内はかなり温度を下げているので、入り口でブランケットを借りるほどの寒さです。



「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」
今回は聖母子が描かれたものや、受胎告知などのヴェネツィア・ルネサンス絵画約60点が展示されています。



こちらは、ティツィアーノ・ヴェチェッリオの「受胎告知」。
4m以上もある大きな作品で、圧倒されます。
よく見ると天使の顔が怖い~

夏休み中でしたが混雑もなくゆっくりと鑑賞が出来ました。
イタリアに行って美術館巡りや教会を見たい!と改めて思いました。

この後はミッドタウンに戻り、私とこうさんの行きつけのカフェ!?(笑)で、コーヒータイム。



しっかりとティラミスも頂いて、解散となりました。

初めての東京国立博物館で「古代ギリシャ展」

2016年07月22日 | アート・文化
西日本の梅雨明けをしり目に、東京は梅雨寒の一日でした。
5月の陽気とか…
それでも貯水量はほどんど増えず、さらに取水制限が高まりそうです。
このところ千葉や茨城が震源地の地震が多発で、東京も震度3程度の地震が何回かありました。
テレビでもそろそろ関東が危ないとか…




7月13日の水曜日は、友人と上野へ。
桜テラスでランチをしてから、東京国立博物館へ。




こちらは本館ですが、外観は観たことがありましたが。内部に入るのは初めて。



重厚感があって素晴らしい建物です。



照明も美しい。



こちらは、重要文化財に指定されている表慶館。明治末期の洋風建築です。
建物好きにはたまらないですが、現在は内部を公開していないそうで残念。




新聞の販売店から頂いたチケットは、東京国立博物館平成館で開催中の、時空を超えた旅「古代ギリシャ展」です。



歴史を追って、ギリシャ最古のエーゲ海文明~ミノス文明~ミュケナイ文明など最後はヘレニズムとローマ。

この石像はギリシア神話に登場する狩猟・貞潔の女神、月の女神ともいわれる「アルテミス像」。
衣服の波打つドレープが美しく、髪の毛もきれいに編み込まれています。



これは漁夫のフレスコ画。3600年前の色彩があせることなく残っています。
今回のギリシャ展に出品された325点は、9割のものが日本初公開で、国内史上最大級となっています。

どの品も、保存状態もよく素晴らしいものばかり、ギリシャに行ってみたくなりました。



こんなポスターもありました。
懐かしい聖闘士星矢!
息子たちが大好きだったので、アニメもコミックや映画も観ていました。

博物館の中は、他にもいろいろな展示がありましたが、今回は時間がないのでギリシャ展だけでしたがリベンジしたいと思います。



のども乾いたのでこちらのカフェへ。
湖畔で有名な洋画家黒田清輝氏の「黒田記念館」。
無料で見学ができるんですよ。



その中には上島珈琲があるんです。



店内も落ち着いた感じで、1階には上野の森に面したテラスもあります。
十勝あずきのミルク珈琲あんぱんとコーヒー、美味しかったです。
最近は美術展などで上野に行くことが多くなりましたが、西洋美術館が東京で唯一の世界遺産に登録されたり、歴史も感じられるし奥深いいい街なんですね。

【たびねす】に新しい記事を投稿しました。
お子様や女性にも優しい!「日光戦場ケ原」ハイキングコース

「広重ビビッド」で、江戸文化に触れる

2016年06月12日 | アート・文化
旅行記が続きUPが遅れましたが、5月20日に歌川広重の作品を集めた「広重ビビット」をジム友とサントリー美術館で観てきました。



日本財界の重鎮、日本化薬株式会社元会長である原安三郎氏の浮世絵コレクションです。
それもほとんどが保存状態もよい、初摺りの素晴らしいものばかり。
広重が晩年手がけた五畿七道の68か所の名所を題材にした「六十余州名所図会」は、初公開!



藍色のグラデーションが見事な、「阿波 鳴門の風波」(1855年)



「周防岩国錦帯橋」
何年か前に行きましたが江戸時代はこんな景色だったんですね。
その他、日本全国の素晴らしい景色が楽しめました。

私的に楽しかったのは「名所江戸百景」



「亀戸天満宮境内」と「亀戸梅屋舗」



「猿わか町よるの景」と「赤坂桐畑雨中夕けい」
夜の浅草界隈は粋でいい感じ。
赤坂も今の姿からは想像を得ない景色。



「水道橋駿河台」
今は学生の町、病院が多くある街。
この橋は聖橋辺りでしょうか。



「角筈熊野十二そう」
今じゃ高層ビルが立ち並ぶ西新宿は、江戸の時代はこんなに長閑だったんですね。

名所江戸百景は浮世絵に現在の写真が添えられているので、対比が面白かったし、江戸時代の町人たちの生活が垣間見れるようで興味津々でした。
この他、幻といわれる飾北斎の「千絵の海」が10図揃ったところなども観れました。

5月は若冲展と広重展と日本の絵に触れることができました。



都合でランチが出来なかったので、スイーツを。
サントリー美術館のミュージアムカフェ慶応元年創業の金沢「加賀麩 不室屋」へ。



麩あんみつを食べて帰宅しました。

※たびねすに新しい記事をUPしました。
アクティビティも充実!「ハイアットリージェンシー・グアム」は家族で楽しめるホテル

史上最大のひと月限りの「若冲展」&レトロなランチ

2016年04月24日 | アート・文化
カラヴァッジョ展から約一週間、また22日金曜日は上野へ。



1週間ほどしか経たないのに、上野公園の銀杏並木は一段と緑が濃くなっていました。



ジム友が、若冲展のチケットを2枚頂いたので、急遽一緒に行くことになりました。
若冲は名前は聞いたことありましたが観るのは初めて。
この日が初日で、結構な混雑。展示室に入るまで30分程待ちました。



伊藤若冲は18世紀、京都で活躍した画家で、繊細な描写技法で書かれた動植物は、美しくとても鮮やかで人気があります。
かと思うと、即興的な筆遣いで書かれた水墨画も素晴らしいです。
今回の展覧会は、生誕300年を記念したもので、宮内庁三の丸尚蔵館所蔵の「動植綵絵」全30幅や、相国寺に所蔵されている「釈迦三尊像」3幅と、あわせて33幅揃うことは、まずないといわれていました。
それが今回ひと月間だけの公開となりました。



こちらが「釈迦三尊像」で、左から普賢菩薩像・釈迦如来像・文殊菩薩像。



宮内庁三の丸尚蔵館所蔵の動植綵絵は33幅あって、、あまりにも貴重な文化財のため、なかなか公開されることがありませんでした。
それも30幅全部を一度にみられる機会は、決してないともいわれていました。それが今回は全部揃いました。
こちらは「群鶏図」。
鶏たちの羽根毛が細かく美しく描かれ表情もそれぞれ違っています。羽根毛もこんなにいろいろな柄があるんですね。



「老松孔雀図」と「紫陽花双鶏図」




「南天雄鶏図」植物が繊細に生き生きと描かれています。



「池辺群虫図」と「牡丹小禽図」。
池辺群虫図は、蛙や蛇・蝶・トンボ・カブトムシなどいろいろ隠れています。
若冲は、このような虫や鳥たちと植物をよく描いてました。

この他、屏風や襖絵やメトロポリタンなど外国からの里帰り作品もありました。
鳥獣花木図屏風は86000個ほどの升目を使って描かれているのは、圧巻です。

興味のある方は、24日日曜日NHKテレビで、夜9時からNHKスペシャル「若冲 天才絵師の謎に迫る」をご覧くださいね。

美術館の後は、遅めのランチです。



今回選んだのは、「ブラッスリーレカン



上野駅の旧貴賓室を活かした、お店です。
このような重厚感があるお店は好きです。
アトレ上野の中とは思えないでしょう。

コース料理でもよかったんですが、2時半近くなので余り満腹だと夕食を作る気が失せるので、1300円のランチ。
お肉と魚がありますが、麦豚の柔らか煮込み狩人風をチョイス。



先ずはスープとサラダ。
パンプキンのポタージュでしたが、これが美味!濃厚にしてさっぱりと。
サラダの中には旬の筍も。



メインの麦豚は、お肉はスプーンでも切れるほど柔らかく、ジューシー。
こちらにも筍や菜の花と季節感が溢れます。



家へのお土産は、大福!
上野公園で、大福詰め放題1000円をやっていて、友人とシェアすることにして、小さい袋を伸ばして詰めていきました。なんと21個入りました。
豆大福・ずんだ・カスタード・抹茶・栗などいろいろな味があるんですよ。
朝から出かけて、夕方になってしまいましたが、疲れもなくいい一日でした。


世界初公開のマグダラのマリアも、カラヴァッジョ展

2016年04月21日 | アート・文化
上野プチ散策のあとは、国立西洋美術館へ。



今回は、カラヴァッジョ展。
ポスターの絵は「バッカス」という静物画。
ワイン片手に少年が、衣の紐を自ら緩めています。そんな少年がモデルの絵もあります。

ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョは、日本ではあまり知名度が高くありませんが、イタリアではダヴィンチと並ぶ偉大な画家です。
カラヴァジョは、些細なことでいざこざを起こす荒くれ者。1606年に殺人を犯しローマから追放され、教皇の恩赦を待ちながら、ナポリ~マルタ~シシリアと流れ、マラリアで亡くなっています。
その間にも幾つもの作品を残しています。

彼の画法はイタリアのみならずヨーロッパ中からやってきた画家たちによって熱狂的に継承され、その影響はルーベンスやラ・トゥール、レンブラントなど、17世紀の数多の画家たちに及んでいます。
38歳で没したカラヴァッジョは、生涯を通して60点ほどの作品があるといわれています。
今回日本では、過去最高の11作品とその影響を受けたカラヴァジズムの作品約50点が展示されています。
印象に残ったものを少し紹介しましょう。



これは風俗画の「女占い師(ジプシー女)」
よく見ると、手相を見るふりをして、男性の指から指輪を抜き取ろうとしているところ。



「とかげに噛まれる少年」
カラヴァッジョの描く少年は、女性的な感じで、どれも何か怪しい。



「ナルキッソス」
水面に映る自分に恋をしてしまうナルキッソス、ナルシストの語源になっています。



「法悦のマグダラのマリア」
2014年に行方不明だったこの絵が発見され、今回のカラヴァッジョ展で世界に先駆け上野で初公開されました。
お腹のふくらみは、妊娠しているとも、腹水が溜まっているとも。



「エマオの晩餐」
エマオに向かっていたキリストの弟子二人の前に現れるキリスト。
光と影の重厚感のある作品です。

カラヴァッジョ展を満喫したあとは、常設展へ。
その前に世界文化遺産に登録を目指す、建物の紹介から。



国立西洋美術館の建物は、近代建築の三大巨匠といわれる、フランスで活躍したル・コルビュジエの作品。
そのコルビュジエが、日本で残した唯一の作品がこの国立西洋美術館の建物です。
ピロティーやスロープ・自然光を利用した照明など、コルビュジエらしい特徴があります。
コルビュジエの考えた「無限に成長する美術館」は、 展示空間が渦巻きのように螺旋を描きながら延びているので、美術作品が増えても必要に応じて外側へ増築して展示スペースを確保できるというもので、美術館として無限に拡大していくことを考えていました。
本館は、ピロティーとなっている1階の正面入口から建物の中心となるメインホールからスロープで、2階の展示スペースへ昇り、回遊することができるんですよ。
そんな建築価値を東京初の世界文化遺産にと、登録推薦しています。

国立西洋美術館は、実業家松方氏の松方コレクションをもとに昭和34年設立されました。
中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画と、ロダンを中心とするフランス近代彫刻を本館・新館・前庭で年間を通じて展示しています。

ドラクロワ・モネ・コロー・クールベ・ルノワールなど、その他作品が一杯で、常設展だけでも素晴らしいものでした。
オーギュスト・ロダンの彫刻もいくつもあります。



「地獄の門」



「考える人」



「カレーの市民」



「弓を引くヘラクレス」エミール=アントワーヌ・ブールデル の作品。

カラヴァッジョ展と常設展で歩き疲れましたが、素晴らしい芸術に触れた一日でした。


※たびねすに新しい記事をUPしました。
→「駄菓子屋・いも恋・ベーカリー!川越で人気の横丁グルメを堪能



六本木でフェルメールとレンブラント17世紀黄金時代の巨匠たち

2016年02月18日 | アート・文化
17日水曜日は、ブロ友のこうさんと六本木で待ち合わせて美術館デートです。
人気のランチを食べたくて、開店前に着いたのにもかかわらず、
2時間近く待ちとのことで諦めて、六本木ヒルズウエストウォーク5階の「kushinobo1950 」へ。


久しぶりの串カツです。
こんな開放感のあるアトリウム内のテラス席に通してもらいました。
天気がよかったし、燦々と降り注ぐお日様と、目の前にある滝の音に癒されます。



ランチメニューの中から、白 豊(しろゆたか)串カツ八種1620円を選びました。
生野菜スティックと、ご飯は3種類の中から
「 おぶづけ/汐昆布/佃煮」をチョイス。
その都度熱々の揚げたての串揚げが運ばれてきます。




おぶづけは、関東でいうお茶漬け。汐昆布やあられをのせて、ほうじ茶をかけます。
これは、串カツに合うかも。
〆は、喜界島の黒糖ゼリーで、お口もさっぱりとね。



サクッとランチをして、六本木ヒルズ森タワー52階の森アーツセンターギャラリーへ。
クモのオブジェのところから、東京タワーが目の前に見えました。



フェルメールとレンブラント17世紀黄金時代の巨匠たち
光のフェルメール、闇のレンブラントまさに対照的な巨匠です。



やはり今回の人気があるのは、メトロポリタン美術館所蔵、
フェルメールの「水差しを持つ女」。
今まで私が見たのは、「レースを編む女」「青衣の女」
「手紙を書く女」「手紙を書く婦人と召使」
「真珠の耳飾りの少女」「ディアナとニンフたち」「天文学者」
今回の「水差しを持つ女」で、8作品となりました。
どれもいい作品でしたが、今回の水差しを持つ女は、
まさに光のフェルメールともいえる作品。
洋服のウルトラマリンもまさにフェルメールブルー。

思っていたよりも混んでいなくて、立ち止まってゆっくりと観ることができました。
毎年のように、フェルメール作品が日本にやってきますが、
次はどの作品が来るかすごく楽しみです。

フェルメールとレンブラントも含んで60点。どれも素晴らしかった。
オランダ絵画の色合いも好きだし、風俗画も楽しい。
丁度いい作品の数で、大満足な二人。



美術館を出ると、さすがの52階からの景色。目の前には、
建物が綺麗な曲線を描く国立新美術館。

右手奥には迎賓館、真ん中辺には絵画館。足元には青山墓地。
遠くには新宿御苑から、明治神宮まで見えました。
こうやってみると、東京の緑の多さにビックリです。

すっかり喉も乾いたので、ミッドタウンのレストランバー「A971」へ。



前回と同じロールケーキとコーヒー、六本木にしてはセットで800円は安い!?
お喋りに花が咲き、気が付けばだいぶお日様も傾いてきて5時になってました。
2時間半もお喋りしていたんですね、楽しかった!
こうさん、楽しい時間をありがとうございました。