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小さなしあわせさがして…

松江・出雲旅「安来・足立美術館」編

2021年11月14日 | 山陰・山陽・四国旅行

11月12日無事に旅から帰ってきました。

旅行記の前に、末孫が8日に2歳になりました。

成長も著しく、そして可愛い!

三人とも、いい子たちで嬉しい!

 

ここから旅行記の始まりです。

備忘録なので、興味のない方は読み飛ばしてください。

11月10日、ANA383便。

3年振りの飛行機でわくわくです。

遠くに見えるのはJAL機、日本海は雨が多いので

いくつもの虹を見ました。

1時間ほどで、米子鬼太郎空港へ。

そこから空港バスとJRで、安来節有名な安来駅へ。

予報通り、横殴りの雨でお蕎麦屋さんまで歩くのが大変なので、

駅前からタクシーで、古民家のお蕎麦屋さん「しばらく」へ。

出雲の割子蕎麦3段。

蕎麦猪口はなくて、蕎麦に直接に濃厚なつゆをかけます。

蕎麦の香りもいいし、美味しく頂きました。

食後は足立美術館へ。

送迎バスもありますが、駅まで戻るのが面倒なので

先ほどのタクシー運転手さんの車で向かいます。

途中の「十神山」の前で記念撮影。

デコポンツアー妹組、元卓球仲間の4人です。

ミシュラン・グリーンガイド・ジャパンで3ツ星を頂いた「足立美術館」。

こちらは「枯山水庭」。日本庭園が有名ですが、

横山大観などをはじめとする日本画コレクションもあります。

5万坪の日本庭園は圧巻です。

「池庭」、ここだけ外に出ることができます。

「生の額絵」は、まるで額縁に入った絵のようです。

庭園を見学したあとは、横山大観や、上村松園などの

近代・現代の日本画を堪能しました。

5時に日帰り温泉と夕食を予約していたので

それまでは、喫茶室大観で、コーヒータイム。

足立美術館から30秒の近さのところに、さぎの湯温泉「竹葉」があります。

宿泊は松江のエクセル東急ホテルですが、たくさん歩いたので

やはり温泉で疲れを癒したくて、日帰り温泉と夕食をお願いしました。

嬉しい源泉かけ流しです。

食事は広い個室です。

美味しい食事と温泉で3850円。

大満足でした。

ここからタクシーで、安来駅に向かいますが

この時、コインロッカーにキャリーバックを入れて、

誰も鍵もかけずにきていたことに気が付きます。

もうドキドキです。

迎えに来てくれたタクシーの運転手さんは、なんと3回目のAさんでした。

安来は、お財布を落としても返ってくるようなところだから

大丈夫と励ましてくれました。

駅に着いて、コインロッカーに行くとちゃんとバックがありました。

運転手さんも付いてきてくれたり、電車の時間を教えてくれたり

とても親切でした。

エクセル東急ホテルは、レディスフロアでゆったりとしていてよかったです。

翌日は、出雲大社へと向かいます。

 


旅に出ます!

2021年11月08日 | 山陰・山陽・四国旅行

すっかり街も秋めいてきました。

11月だというのに、暖かい日々でありがたいです。

阿佐ヶ谷の中杉通りのけやき並木が

色づいてきました。

優しく木漏れ日が降り注ぎます。

11月10日から2泊3日で松江に行くことになりました。

HISで飛行機とホテルを予約してもらって

あとは、フリー。

足立美術館・出雲大社・松江とゆっくりと周る予定。

玉造温泉の宿泊も楽しみです。

先週の土曜日は、ジョナサンでスケジュール作り。

これはマンゴー豆花東方美人茶。

台湾に行った気分になりました。

11月8日は、末孫の誕生日。

2歳になりました。

成長著しく、可愛くて。

 

そんないい日のはずなのに、フィットネスクラブの帰り

信号を急ぎ、走りこんで来たおじさまに、体当たりされました。

自転車の私は、思い切り倒されて、左側を打ちました。

おかげさまで、頭は打っていなくて

左腕の擦過傷と、腰の打ち身かと思います。

おじさまも転ばれたようで、額から血が。

それでも、ごめんなさい!と何度も謝ってもらいました。

骨折はなかったので、救急車は呼ばず

おじさまの免許証を写させてもらい、お名刺も頂きました。

明後日から、旅行なのに心配がよぎりましたが大丈夫そうです。

3年振りの飛行機、女子4人旅を楽しんできますね。

今回はコメント欄を閉じます。

 


旅のゴールは、しまなみ海道

2012年12月25日 | 山陰・山陽・四国旅行

新年まで、あと一週間。

気ばかり焦りますが、片づけないといけないものが

なかなか片付きませんが

長くなった旅行記は、どうにか今年中に終えることができました。

今日は、この旅の最終地しまなみ海道へ。

しまなみ海道は、オプションになっていました。

オプショナルツアーをつけないと、尾道でスーツケースごと降ろされ

各自、広島空港まで行かなくてはいけないので

しまなみ海道へ行くことにしました。

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これは因島大橋。

しまなみ海道は、西瀬戸自動車道路の愛称で

広島県の尾道から愛媛県の今治まで

向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島などを

10本の橋で結び瀬戸内海の島々を渡って行く

全長約70キロの風光明媚な道路です。

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因島と生口島を結ぶ

生口橋です。

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穏やかな瀬戸内海も

見え隠れします。

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しまなみ海道に架かる橋は、

自転車歩行者専用道路もあって

このように側道を走ることができ、

自転車の旅行者も見かけます。

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このようにサイクリング道路も整備されていて

海を見ながら、気持ちよくペダルがこげるでしょうね。

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生口島と大三島に架かる多々羅大橋は、

完成当時(平成11年5月)は、

中央支間長890mの世界最長の斜張橋でした。

塔頂の高さは海面より226m、

空へと美しくのびる塔頂が印象的な橋です。

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瀬戸内の海も

温かく優しく迎えてくれます。

そういえば、瀬戸内海を見るのは

今回の旅が初めてでした。

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ここで、5人、

しあわせの鐘を打ちました。

かなりうるさかったけれどね。

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愛媛県今治市の大三島にある

大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)にも参拝しました。

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拝殿は室町時代の1427年再建されたもので

国の重要文化財に指定されていいます。

大山祇神社は、山の神・海の神・戦いの神として

源氏や平家など多くの武将からも尊崇を集めた神社で、

国宝・重要文化財の指定をうけた日本の甲冑の約4割が

この神社に集まっているそうです。

社殿・武具等の文化財は、国宝8件、国の重要文化財76件と

言うからすごいですね。

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樹齢約2600年の

「乎知命(おちのみこと)の御手植の楠」は、

御神木となっています。

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平安時代の僧・歌人であった能因法師(のういんほうし)「雨乞いの楠」。

樹齢約3000年の日本最古の楠木と言われています。

日本最古の原始林社叢(げんしりんしゃそう)として

大山祇神社の楠群の38本は国の天然記念物となっています。

どちらも樹齢を感じ、パワーも頂けそうでした。

大山祇神社を参拝後は、お土産屋を周り

広島空港から帰路に着きました。

今回の旅は、阪急交通社のトラピックスで42000円ほど。

3泊4日、雨や雪もありましたが、ほとんど傘もさすこともなく

走るように忙しかったけれど、見所たくさんの楽しい旅でした。

卓球仲間との旅は、来年で10年目になります。

記念の10年目は、どこになることでしょう。

ハワイなんて声も聴こえていますが…

長い間旅行記に、お付き合い下さりありがとうございました。


山陰の小京都 津和野で

2012年12月15日 | 山陰・山陽・四国旅行

雨の土曜日となりました。

風邪も流行っているようなので、ありがたいお湿りですね。

先日のコーラスのコンサートを、ブロ友の山小屋さんが

15日と16日と動画をブログにUPしてくださっています。

女性三部合唱でソプラノを唄っています。

恥ずかしいですが、興味のある方は、山小屋さんのブログへ。

旅行記もやっと4日目になりました。

萩のお宿では、窓を打つ霙の音で目が覚めました。

遠くに見える日本海は暗く、荒れていました。

名物女将!?に見送られ、津和野へと向かいます。

その女将ですが、どピンクのスーツに、頭には大きなリボンに

ビックリしましたが、添乗員は、この他、ブルーやグリーンも見たことがあるとか…

夕食の時は、あいさつ代わりに、歌を唄っていました。

こんな女将は初めてでした。

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17世紀に形成された城下町津和野は

なまこ壁や白壁が続き、小京都と呼ばるほどの美しい町です。

当時藩主であった亀井氏が城下町を整備したので

殿町中心に津和野らしい風景は、広がります。

萩・津和野と称されていますが、

津和野は島根県だったのは御存知でしたか?

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文豪の森鴎外や哲学者の西周が

通った藩校養老館

津和野といえば、この養老館の掘割の錦鯉が有名ですね。

その昔、殿さまが養殖した鯉を放流したのが始まりとか…

色とりどりの大きな鯉がたくさんいます。

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ゴシック調の美しい津和野カトリック教会

津和野は、隠れキリシタンの殉教の地で

明治元年に長崎から連れてこられた153人の隠れキリシタンは

津和野藩の、改宗の勧めに応じず、

乙女峠で36人が殉教の道を選びました。

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畳敷きの珍しい礼拝堂。

ゴシック調の外観からは想像できませんでした。

ステンドグラスから、

光が差し込み神聖な気持ちになりました。

その殉教者たちの恩徳を称えるために

昭和6年に、ドイツ人によって建てられました。

武家屋敷にゴシック調の教会ですが、

これがなかなか似合うのですよ。

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津和野の伝統的な民家は

こんな赤い石州瓦が多く見られます。

島根の石見地方で作られる粘土瓦で

日本三大瓦のひとつに数えられるほど

強度や寒さにも優れています。

出雲地方の含鉄土石を釉薬にしているので、

このような美しい赤い屋根が多く見られるようです。

よく見ると、鯱鉾も付いていたりして面白いのですよ。

津和野もざっくり観光して、この旅の最終地しまなみ海道へと


なまこ壁も美しい城下町 萩散歩

2012年12月12日 | 山陰・山陽・四国旅行

角島をあとに、バスは萩へと向かいます。

萩は言わずと知れた明治維新の指導者となる、

伊東博文、高杉晋作など、幕末の志士たちを輩出したところです。

武家屋敷が続く町並みは、

400年前と変わらぬ町並みや区割りが残っていて

なまこ壁の土蔵、門、土塀などが建ち並ぶ城下町です。

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高杉晋作誕生の地の近くにある金毘羅社、円政寺。

幼いころ伊藤博文、高杉晋作が学んだところ。

幼い高杉晋作が、肝試しをしたと伝わる天狗の面や、

伊藤博文が遊んだという木馬も残っています。

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菊屋家住宅の西側の通り、菊屋横町。

なまこ壁が有名な観光スポット。

菊屋家住宅は見学することができます。

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萩藩の豪商であった菊屋家の住宅は、

主屋、本蔵、金蔵、米蔵、釜場と

重要文化財にも指定されています。

枯山水の書院の庭も美しい。

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どこもここも、紅葉が見頃です。

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伊藤博文のアメリカ土産。

130年以上経っている今でも正確に時を刻んでいるようです。

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美術品、民具、古書籍なども展示されています。

これは当時の帳場のようです。

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庭園内を散策しましょう。

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どこも紅葉が美しく、

ため息がでそう。

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奥の庭園は、普段は非公開ですが

10月~11月に特別公開されます。

散り紅葉も鮮やかです。

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萩といえば、萩焼や海の幸など

焼き物やグルメなどが有名ですが

夏みかんも名物です。

夏みかんを使ったスイーツや、ジュースなどもいろいろあります。

土塀越しの夏みかんをよく見かけます。

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幕末に吉田松陰が主宰した

私塾である松下村塾(しょうかそんじゅく)

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高杉晋作や伊藤博文など明治維新の中心人物を

輩出したことでも知られていますね。

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その、吉田松陰を祀った松陰神社。

学問の神様です。

3日目の観光はこれで終わり、今宵の宿は

萩グランドホテル天空 

温泉は綺麗でよかったですが、まあ安いツアーなので、こんなものでしょう。

ふぐも少し頂きました。

次回は、津和野へ


地下の迷宮、秋芳洞へ

2012年12月06日 | 山陰・山陽・四国旅行

旅行記も長くなってきましたが、まだ2日目なんです(笑)

門司港レトロをあとに、今宵の宿は、スペースワールドのお隣の

北九州八幡ロイヤルホテル

ホテルに着くと、九州のブロ友さんがお出迎えしてくれました。

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ピッピちゃんと、  MVBさん、お二人は兄妹なんですよ。

北九州に泊まることはわかっていましたが

過密スケジュールのツアーなので、お会いする時間があるか

わからなかったので、連絡しようかずっと悩んでいました。

でも、せっかくなので、一応連絡だけでもと思い

当日の午前中、メールをしたら、ホテルに会いに行きます!と

嬉しい返事を頂き、ご対面となりました。

お兄ちゃんのMVBさんとは、数年前に東京で、デート!?をしていましたが

ピッピちゃんとは、メールのやりとりはしていましたが、

初めましての対面になりました。

これで、お会いしたブロ友さんは、27人。

思っていた通りの、優しいお嬢さん。

子育ても頑張っていて、いきいきとされてました。

兄妹も仲良くて微笑ましかったです。

息子や、娘に近い年齢なのに、こんなオバサンに会いに来てくださって

本当に、嬉しかったです、ありがとうございました。

八幡ロイヤルホテルは、ビジネスホテルかと思っていたら、

お部屋は和室で、温泉があるのも嬉しいですね。

温まるし旅の疲れがとれます。

私たちは5人旅なので、3人、2人と2部屋になっていましたが

なんだか、お布団を5枚引けそうってことで、

こっそり、お布団の移動をしました。

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一晩くらいは、

みんなで寝たいよねって、この通りになりました。

もう一部屋は、宴会スペースとなりました(笑)

3日目は、関門橋を渡り、山口県の角島へ

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角島へは、

海上に繋がる、橋を渡っていきます。

沖縄の古宇利橋を思い出しますね。

この写真は、窓の外にカメラを出して写しました(危ない危ない)

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もう少しお天気が良ければ、

日本海なのに、コバルトブルーに見える絶景ビューのようですが

チョッと雲が多くて残念。

それに凄い風で、吹き飛ばされそうなくらいでした。

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この日も、見所満載です。

先ずは山口といえば、秋吉台ですね。

草紅葉も見ごろです。

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秋吉台は、日本最大のカルスト台地です。

特別天然記念物の指定を受けています。

秋吉台を形成している石灰岩は、

3億年ほど前、海の中のサンゴ礁として生まれました。

石灰岩は、雨水に溶けるので、

このような独特なカルスト地形になりました。

その秋吉台の地下100メートルには、

東洋屈指の大鍾乳洞の秋芳洞があります。

黒谷口から、迷宮の地下へ降りてみましょう。

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洞内は、年間を通して、17℃。

総延長10㎞ですが、観光ルートは1㎞です。

これは、見所のひとつ、高さ15m、幅4mの美しい黄金柱(こがねばしら)

天井から滴った水が石灰分を付着させ何万年という月日をかけて

このような柱を作り上げました。

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百枚皿。

皿状の岩が連なります。

100枚どころか、500枚以上もあるようです。

水に溶けた石灰分が、皿状の縁に堆積し

縁が高くなりこのような形になりました。

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洞内は、思っていたよりも

広くて、見学がしやすくなっていました。

出口付近からのこの景色が美しいでしょ。

コバルトブルーの水に紅葉が映り込んでいます。

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高さ20メートルの出入り口です。

秋芳洞は昭和天皇から、その名前を頂きました。

それまでは、「しゅうほうどう」と呼ばれていましたが

昭和天皇がおみえになった時に、「あきよしは、いいのう」と仰って

「あきよしどう」となりました。

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秋芳洞を見学の後は、安富屋でランチ。

名物の河童そばです。

茶蕎麦を鉄板で焼いて食べます。

なかなか美味しかったですよ。

たしか、ブロ友のmcnjさんもお食べになっていましたね。

ここでお土産も買って、次は萩へ


大内義弘の栄華を称える瑠璃光寺

2012年11月24日 | 山陰・山陽・四国旅行

2日目の旅は、まだまだ続きます。

錦帯橋のあとは、瑠璃光寺へ。

室町時代、西日本の最大の大名家のひとつであった

大内氏は、海外貿易で巨額の富を得ました。

大陸や京の文化も取り入れたり、キリスト教の布教にも力を入れました。

山口には、日本で初めてできた教会もあり、

クリスマスも山口から始まったのですよ。

25代大内義弘氏の菩提を弔うために

1442年に、この五重塔が建立されました。

フランシスコ・ザビエル氏も見た五重塔です。

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とても綺麗な庭園です。

国宝の五重塔もとても美しいでしょ。

瑠璃光寺は、永平寺と総持寺を大本山とする曹洞宗の寺院です。

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紅葉も水面に映りとても綺麗です。

去年、シンガポール旅行で、

皆でお揃いで買ったバックを持参の筈が

一人だけ、お忘れの方がいました(笑)

相変わらず、笑いの絶えない旅で、皺が増えそう。

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桧の皮で葺かれた、

桧皮葺きの屋根も美しい

高さ、約30メートルの五重塔は、

京都の醍醐寺、奈良の法隆寺と並ぶ

日本の三名塔のひとつに数えられていて

日本で10番目に古い塔です。

上に行くほど、細くなる建築方法で、

とてもバランスがよく、美しい塔です。

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満月の庭から眺めるのも、風流です。

瑠璃光寺は、年間を通してライトアップがされていて、

9月には、「ゆらめき回廊」キャンドルナイトもあり、

それはそれは、幽玄な世界のようです。

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境内のなかには、

うぐいす張りの石畳もあります。

手を打つと、キュと音がするらしいのですが

人が若干多くて確認はできませんでした。

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佛足石です。

御釈迦様が石の上に立ち

民衆を導いてくださったということで、その足跡を伏し拝みました。

その足型を石に刻んだのが、佛足石です。

このようなものがあるのは、知りませんでした。

瑠璃光寺は、拝観自由で、拝観料も無料です。

太っ腹で嬉しいですね。

次回は、下関から関門海峡のトンネルを歩いて門司まで行きます。

門司港のレトロな街並みも紹介します


日本三名橋のひとつ錦帯橋を渡る

2012年11月21日 | 山陰・山陽・四国旅行

広島を後にして、山口県岩国市へとバスは走ります。

私たちの参加したツアーは、

阪急交通社でも人気のコースとかで、バスも満席の43名。

毎日指定の座席が変わります。

安いツアーなので、お土産屋も周ります。

ガイドが付かないツアーは、面白いことに

お土産屋の方が、その地の観光案内してくれるのです。

観光案内の後に、さりげなくお土産屋さんに寄るみたいな感じです。

海外と違って、比較的買いたいものが結構あるので

苦痛にはなりませんね。

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岩国は、藩主吉川氏百万石で栄えた城下町。

錦帯橋辺りは、武家文化の面影が残るところです。

遠く右手の山の頂上に、岩国城も小さく見えています。

東京の日本橋、長崎の眼鏡橋と、この錦川に架かる錦帯橋は、

日本の三名橋と呼ばれています。

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錦川は、暴れ川。

流されない橋を架けたいと、この木組み技法を考え

水の圧力を軽減するために、独特な流線型になりました。

1673年に完成、その後何度か架けかえられていますが

昔ながらの技法は変わっていません。

本当に、見事な木組みです。

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この流線型の橋、坂道!?階段!?

滑り落ちないのかと、ずっと気になっていましたら、

やはり階段になっていました。

階段のある橋を渡るのは初めてなので、楽しいですね。

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全長193.3メートル、幅5メートル

橋脚の高さが約7メートルの、アーチの美しい5連の反り橋です。

どこから見ても美しいラインです。

流れる川の水も、驚くほど澄んでいます。

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山口は、宮本武蔵と佐々木小次郎が

巌流島で決闘が行われた地で、

橋のたもとには、

このような巌流島ゆかりの柳もありました。

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錦帯橋を渡ると、吉香公園があります。

重要文化財の旧目加田家住宅、家老香川家長屋門など

歴史的建造物も残っています。

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紅葉もまさに見ごろです。

赤がとても美しいです。

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この赤は、

ひときわ際立って綺麗でした。

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ソフトクリームの専門店「むさし」

なんと、約100種類!もあります。

ナニコレ珍百景やTVでも紹介されています。

美味しそうだったけれど、少し肌寒かったので、

食べるのはやめておきました。

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何度見ても美しい錦帯橋でした。

次回は、瑠璃光寺の美しい五重塔です


平和記念公園&広島グルメ

2012年11月18日 | 山陰・山陽・四国旅行

一日目の広島でグルメも、

いろいろ楽しみました。

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宮島で食べたあなご飯です。

これが名物のようで、あちこちお店があります。

これは、ツアーのOPで付けた「だいこん屋」で食べたもの。

江戸初期、舟宿 大根屋(おおねや)旅館として創業され、

今は、もみじまんじゅう製造直売、お土産店、ツアーの食事処となっています。

できたて、熱々のもみじまんじゅうは、美味しい!

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これは、宮島の新名物ぺったらぽったら 

はなまるマーケットでも、アド街でも紹介されていました。

広島産のもち米とうるち米に、瀬戸内の「かき」を乗せたものと

天然の「あなご」を入れたものと二種類があります。

外はカリカリと香ばしく、中はもちもち、タレも美味しい。

無添加、手づくりも嬉しい一品でした。

お泊まりは広島市内のANAクラウンプラザホテル広島

夕食は付いていなかったので、広島の夜の街へ。

添乗員の方から、怖いおじさんとは、目を合わさないようにと。

ここは、任侠の街なのでしょうか!?

広島と行ったら、お好み焼きが食べたい!とういうことで

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お好み村へ

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こんな感じに、細長いスペースに

何軒ものお好み焼き屋さんが並びます。

ビルの中に20軒以上のお店が入っています。

混んでいるお店、空いているお店とありますが

美味しさに比例しているようです。

私たちが選んだお店はロン

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広島焼は、こんなクレープのような生地なんですよ。

お野菜たっぷり、麺もたっぷり

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お店によって、麺も生地も違うそうです。

右のねぎまみれが美味しかったです。

広島の夜はふけていき

2日目は、平和記念公園へ。

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修学旅行で行くはずだった原爆ドーム。

この時は、盲腸で入院中で行けなかったのでリベンジです。

1945年8月6日人類史上初めて原爆がこの地に投下されました。

原爆投下はこの川の橋のたもと、相生橋を目標にしたといわれています。

なぜかというと、橋がT字になっていたからです。

天気などの不運も重なって、広島に投下されました。

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核兵器と戦争のない、

平和共存の世界を願って造られた

平和の鐘です。

先ずは、これを鳴らしましょう。

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原爆ドームは、広島県物産陳列館で、

チェコ出身の建築家が設計したヨーロッパ風の建物。

人類史上最初の原子爆弾の惨禍を伝えて行く為にも、

核兵器廃絶と平和を求める誓いのシンボルとして保存され

1996年12月世界遺産に登録されました。

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佐々木禎子さんや、
原爆で亡くなった多くの子どもたちの霊を慰め、
世界に平和を呼びかけるためにできた原爆の子の像。
金色の折鶴を捧げ持つ少女のブロンズ像。
ここには、修学旅行で訪れた生徒さんたちが
折った千羽鶴が沢山捧げられています。

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原爆死没者慰霊碑。
ここで、手を合わしましょう。
この碑から、平和の灯、原爆ドームと見えるスポットです。

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平和記念資料館もざっくりと見学。
以前は、見るのも辛い展示が多かったようですが
最近は、原爆の恐ろしさよりも、
平和学習、核廃絶の展示が中心となっていました。
なぜかというと、今の子供たちは、衝撃の強いものを見せると
後のフォーローが大変なのだそうです。
広島を後に、山口へと向かいます。
次回は、錦帯橋です


旅は、安芸の宮島「厳島神社」から

2012年11月15日 | 山陰・山陽・四国旅行

ただいま~

昨夜、無事帰宅しました。

まずまずお天気にも恵まれ、紅葉シーズン真っただ中

広島~山口~福岡~島根~愛媛と

3泊4日の忙し旅でしたが、

九州では、ブロ友さんとプチオフ会もできたりと、楽しんできました。

写真も400枚近くもあり、何回の旅行記になるか、

見当もつきませんが、頑張って書いて行くつもりです。

よろしくおつきあいくださいね。

羽田発、JAL1605便で広島空港へ。

たった一時間の飛行、あっと言う間に到着です。

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最初の観光は、安芸の宮島「厳島神社」の見学。

宮島口からこのフェリーに乗って、約10分ほどの船旅です。

今年は、大河ドラマ「平清盛」効果で、

いつもに増して人気スポットです。

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往きのフェリーは、進行方向の右手に乗ると、

厳島神社が、正面から観ることが出来ます。

写真を写すのなら、室内に入らず、デッキでいい場所を確保。

鳥居、回廊、高舞台と確認できますね。

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宮島桟橋から、徒歩12分ほどで、

大鳥居がみえてきました。

宮島といえば、海の中に建つ大鳥居が有名ですね。

今は干潮なので、歩いて鳥居まで行くことができます。

奈良の大仏と同じ16メートルの高さの大鳥居は、

松の杭を千本も埋め込んで土台作りをした干潟に

自分の重みだけで建っています。

なので台風や地震にも強く、倒れたりしないそうです。

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厳島八景の、鏡池秋月(かがみいけのあきのつき)

干潮の時だけ、みることができます。

絶えず清水がわいていて、この鏡池に写る秋の名月を、

和歌や俳句に多く詠まれました。

さぞかし、風流だったことでしょう。

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社殿は、寝殿造りで東西合わせて、

約275mの長さの廻廊が続きます。

寝殿造りとは平安貴族の住宅様式です。

朱塗りが鮮やかですね。

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社殿の中央、海に張り出した高舞台。

ここで古式ゆかしい舞が踊られます。

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平舞台から見た、大鳥居。

後ろの山に、雲がかかり、なんだか、幻想的でしょ。

今にも神が降りてきそうな雰囲気です。

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紅葉の名所の紅葉谷公園近く

真っ赤に紅葉しています。

神のお使いである鹿もたくさんいます。

鹿は、紙が好きなので、宮島の公衆トイレには柵が付いています。

トイレットペーパーが好きみたいです(笑)。

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桧皮葺の屋根と朱塗りの柱が美しい五重塔は、

高さは27.6m、

応永14年(1407年)に建立されたと言われています。

賑やかな表参道商店街の一本奥にある

町屋通りからのこの景色が、一番美しく見えました。

平安の雅を感じた後は、広島市内へのホテルと向かいます。

次回は、広島グルメと平和記念公園です

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