本・宮田珠己 「ときどき意味もなくずんずん歩く」

　　この本も推薦文のポップがついていたからきっと面白いんでしょう？と買った物　

面白いんです。んまっ！よくもまぁ～と笑っちゃいますから電車で読んでいる時は要注意本です。

特に悩みなんかないけれど、と書いて、高校の時、担任に「あなたは悩みがないのが最大の悩みです。困りましたね！」と言われたことがありました。
あら、そっ！と、思っただけで通り過ぎていましたが、たった今そんな事があったなぁと思い出して、相変わらずだわ！と・・・

悩みはすぐに解決するのが特技のようなものですから・・・人は逃げ上手とか、かわし上手といいます。真っ向勝負しているつもりでもそう見えるらしいのです。

運動会で一生懸命走って2位になると、まじめに走れば一番になれたのにぃ～と言われていた人。
でも最近は汗かきになったので適当にやっていても汗だらだらで、そんなに一生懸命にならなくてもいいのにぃ～と言われる人になりましたよ。

まっ！書いてあるように脱力系ですからなんも考えずに読めます。クスッ！と笑えます。
出だし、本当に意味もなくずんずん歩いて　おーい！大丈夫ぅ～と叫びたくなりました。

知らない作家さんと出会えるのも書店の店員さんおすすめポップのおかげです。