ときどき森へ・・・sora日和

~ by 凪 ~
ハンドルネーム変えました。

本・吉田篤弘 「屋根裏のチェリー」

2021-11-16 08:13:18 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

もういちど会いたいです

都会のはずれのガケの上にある古いアパート。
その屋根裏にひっそり暮らしている元オーボエ奏者のサユリ。
唯一の友だちは、頭の中にいる小さなチェリー。

「流星新聞」の太郎、定食屋〈あおい〉の娘のミユキさん、鯨オーケストラの元メンバーたち……
と個性的で魅力的な登場人物が織りなす待望の長編小説――。

『流星シネマ』と響き合う、愛おしい小さな奇跡の物語。


               

 読書備忘録 

茶々を入れるサユリの中のチェリー・・・いつかはお役御免と消えてしまう。

伯母である睦子さんがいいわ。

どんなに辛いことやきついことであっても、そこから少しでも楽しみや喜びのようなものを見つけ出すこと――歳をとるというのは、そうした術を身につけてゆくことだった。というか、そんなふうに考えるようになるのが、つまりは歳をとるということなのだ。サユリさんは大人です。私より若すぎるのに・・・

読み始めてから不思議なことにどんどん速くなる。わー!と行っちゃった感じ。

そして素敵に終わりました。

お気に入りの音楽を聴いている時に、ふわぁーっと広がるような感じだった。

大好き!

★★★★★



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