作品紹介・あらすじ
子ども時代を、子ども目線でえがく。益田ミリ、4年半ぶりの書き下ろしエッセイ。
幼い頃、胸に抱いた繊細な気持ちを、丁寧に、みずみずしくつづります。「入学式に行きたくない」「線香花火」「キンモクセイ」「サンタさんの家」など、四季を感じるエピソードも収録。かけがえのない一瞬を切り取った、宝物のような春夏秋冬。38点の描き下ろしカラーイラストも掲載。
「おとなになると今日のことを忘れてしまうのかな。そうだとしたら、すごくいやだ。こどもの頃のわたしは、いつもそんなふうに思っていたんです。」(「はじめに」より抜粋)
「こども時代は本当に短いものです。長い人生のほんのひととき。なのにプリンのカラメルソースみたいに他の部分とはちがう特別な存在です。人がいきなりおとなに生まれるのだとしたら味気ないに違いありません。」(「おわりに」より抜粋)
読書備忘録
あら、可愛い!
水たまりを見て「ここから ちがうせかいにいけるかも」わかる。
小学校一年生・・・すっかり忘れていた。
でも、どうだった?
一年生の時は早生まれなのに背の順だといちばん後、勉強も運動も普通にできたけれど、担任の西村先生はなにかと甘やかして、やる前からできなくていいんだよ!みたいに言われ、ひいきされていると言われたっけ・・・
覚えているのは3年~6年生まで担任だった大山稔先生のこと。
とてもいい先生だった。私が私になったのは先生のおかげ・・・
東京オリンピックの頃、プールが校庭の隅にできた。
スイミングスクールに行っていた子もいて、行くよう親に言われたけれど、そろばん・お習字・英語・おどり(日舞)といやいや行っていたものもあったからおどりをやめさせてくれたら行く。と言ったら、それは祖母の見栄で行かされていたから却下!あとのは友達と一緒だったから・・・
泳ぐのは父が夏になると海や大磯ロングビーチへ行って教えてくれていたから、学校にプールが出来た時は泳げていた。だから行かなかった。なのに水泳大会ではスクールは行っていない私や弟たちがいちばんだった。あの父じゃなかったら泳げたのか疑問です。
これを機に思い出してみた。
一年生と言わず子供の頃ね。まぁまぁ楽しかった。
東京の下町、面白いところに住んでいましたからね。
大人の話に首突っ込んだり・・・
★★★☆☆