内容紹介
橋は異なる世界をつなぎ、様々な物語を引き寄せる。奇妙な橋、血みどろの橋、あっと驚くような橋…興味深いエピソードとともに紹介。
橋は異なる世界を結ぶもの、ドラマが生まれる舞台です。
そこで一体何があったのかーー
怖い橋、空想の橋、史実の中の橋、血なまぐさい橋、愛の橋、この世とあの世をつなぐ橋などさまざまな橋の興味深い話が、引き込まれるような文章で生き生きと語られております。
悪魔の橋/犬の飛び込み橋/グリム童話「歌う骨」/擬宝珠/首なし幽霊/
橋の下のトロール/橋と鬼/行きどまりの断橋/死者専用の橋/橋と結婚/生きた橋/
人間、渡るべからず/水面下の橋/暗殺者の橋/暗殺者の橋/エッシャーの世界のような/
火星人襲来/恋人たちの橋/氷雪の橋/なぜ落ちたか/火を噴く橋/スパイ交換の場/
アントワネットは渡れない/ロンドン橋、落ちた/束の間の闇/愛妾の城と橋/
ゴッホの橋/流刑囚の渡る橋/自殺橋/ロンドン塔のジェーン/花咲ける死/吊り橋理論/
鳴門ドイツ橋/橋を架ける…………
全55話を収録。巻頭カラー口絵8ページ付き。
読書備忘録
あの橋を渡ると・・・あの世とこの世を・・・
スっと渡るだけの橋は生活道路の延長だからと思うけれど、たまに、あの橋って・・・って橋に出会ってしまうこともある。
犬の飛び込み橋
理由が分かれば、あ、そっなのね?
でも、橋から川を見ていると吸い込まれそうになって、いつか吸い込まれるんじゃないか?って言った人がいた。
必ずそれを思い出し、あ、まだ大丈夫!私は・・・なんて思うのです。
清里だったっけ?赤い橋・・・渡るときに必ず目を皿にしてアレを探してしまう。
橋のお話楽しめました。
★★★☆☆