のっぽでマイペースな植物学者の兄・雄太郎と、
ぽっちゃりで好奇心旺盛な妹・悦子。
推理マニアのふたりが行くところ、事件あり。
どこかほのぼのとした雰囲気の漂う昭和を舞台に、
知人宅で、近所で、旅先で、凸凹コンビの名推理が冴えわたる!
「日本のクリスティ」と呼ばれた
著者の代表作「仁木兄妹」シリーズの中から、
書籍初収録作を含む五編を厳選し、新たな装いで文庫化。
中村佑介さんのイラストに釣られて買ってしまった(‐∀‐;)
や、でも小説も気になってたからいいんですけどね。
昔の小説なのに古さは感じず、
面白く読める作品ですね。
仁木兄妹のキャラがなかなかいいです。
兄さんはまさに草食系。
「にいさんは、この事件に、
興味を持ってるらしいけど、
それほどチャーミングな要素があって?」
という妹の台詞がまた良かった。
チャーミングな要素って!!
なかなか言わないですよね~(笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます