まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

チーム・バチスタ4~螺鈿迷宮 第3話

2014-01-22 23:12:50 | ドラマ


第3話

『画像からみえた真実』





白鳥は再び送られて来た画像を島津に見せる。

島津は画像を撮影したのは素人だと。

画像から見た遺体の推定年齢、骨格を聞き、

白鳥は表情を曇らせた。

撮影された場所は碧翠院ではないかとグッチーに告げる白鳥。



一方、碧翠院には膵臓ガンを宣告された

25歳の中学校教師・菊池日菜が転院して来た。

日菜は自暴自棄になっており、治療を拒否。

「早く楽に死なせて」と言う。


日菜は母親をガンで亡くしていて治療の苦しみを見ていたため、

あんな苦しみながら死ぬのはイヤだと思っていた。

一緒に頑張ろうと励ますグッチーだったが、

25歳でガンを宣告された人の気持ちなんか

分からないだろうと言われてしまい何も言えないグッチー。

そんな日菜に人間らしく死なせてやると巌雄が約束する。



楽に死なせてやるための検査とのことで、

日菜を検査する巌雄。



その頃、白鳥はCT撮影していた戸山の元へ。

死検情報を見せて欲しいと言ってるところへ

巌雄がやって来てそれを拒否する。

白鳥は自分の元へCT画像が送られてくる。

碧翠院は一枚岩ではないのでは?と。


「そのうち足元救われちゃうかも。」



「あなたを見てるとイライラする」と日菜に言われたグッチーは、

どう接したらいいか分からず、声もかけられずにいた。



巌雄は立花が証拠として持っていたメモリーを持っていた。


そこには長野で亡くなった患者のAiが記録されているとのこと。

巌雄が解剖する前にAiを撮っていたと立花。

それを知っていたと言った巌雄。

知っていたのに何故見なかったのかと問い詰める立花に、

必要なかったからと、解剖すれば全て分かることと巌雄。


「あなたは大事なことを見逃した。」



すみれは日菜にすみれエンタープライズのことを話し、

どうかと進める一方、手術することも勧めようとする。

しかし手術の話が出ると日菜は拒むように

すみれエンタープライズに契約する。

中学では美術を教えていたとのことで、

螺鈿細工を作るのも上手い。


そんな日菜だが夜になると声を押し殺して泣いていた。

それを聞いていた患者の美智。



その夜、落ち込んでいるグッチーのために

すき焼きを用意した白鳥。

そこへまた画像が送られて来た!!

今度は頭部の画像だった。

後頭部に皮下出血があることに気づいた白鳥は、

すぐ島津に解析を頼む。



相変わらず日菜への接し方が分からないグッチー。

そんなグッチーを見て声をかけてきた美智。

日菜に拒絶されても何度も声をかけるよう言う。

「一緒に頑張ろうって言ったんだろ?」と。



グッチーは日菜に声をかける。


「正直分かりません。 命の期限を切られる怖さは。

僕には想像するしかなくて。

ホント頼りない心療内科医ですよね。

でももし気持ちを吐き出したい時、

主治医や院長先生には言いにくいことがあったら

いつでもいいです、僕に声をかけて下さい。

いつでも僕が聞きますから。」



それからは無視されても気にせず日菜に声をかけ続けるグッチー。

その様子を見守る美智。


ある日、グッチーに先生だった頃の話をする日菜。

生存率20%と聞かされ、どうでもよくなったと。

気になってる人もいたし親友もいたけど、

病気のことは言えなかった。

グッチーはその思いを聞くと。

日菜はどうして自分だけ?と思いを吐き出した。

本当は手術が怖い。 でも死ぬのも怖い。

学校も詳しいことは話さず辞めたと。

生徒たちがどうしてるか気になる日菜に、

見に行きますかと誘うグッチー。



そして学校へ行く。

その時、日菜が教えていたバレー部の生徒たちが

日菜を見て駆け寄って来た。

勝てると思っていなかった学校に勝てたことを

嬉しそうに報告する生徒たち。

そして戻って来て下さいねと言われる。

そこへ現れたのは男子バレー部の顧問で、

日菜が気になっていたと言っていた先生だった。


「戻って来て下さい。 待ってます。 あいつらも俺も。」


そう言ってくれた。



怖くても一緒に考えましょうとグッチー。


「 死にたくない・・・ここに戻ってきたい。

バレー部に、教室に、学校に・・・

あたし、もっと生きたい。 生きていたい・・・

どうすればいい? 先生、あたしどうすれば・・・」


グッチーは東城医大を勧めた。



日菜の転院が決まった。

日菜が治療する気になったのを聞き、すみれは嬉しそう。

同じくらい母も嬉しそう。


「患者さんの気持ちを変えたのは田口先生?」


本当にお気に入りのよう。



日菜が転院する日。


「あたしに告知した医師は本当にあっさり確率だけを伝えてきた。

抗ガン剤や放射線治療で完治する可能性はゼロ。

手術しても5年生存率は20%。

あの先生はあたしの顔なんて見てなかったと思う。

あたしみたいな患者きっと他にもいる。

誰かに聞いて欲しいのに誰にも本音言えない人が。

助けてあげて下さい。 そういう患者を。」


「えっ? 僕が?」


「そう。 頑張ってね、田口先生。」



病院の屋上から日菜が行くのを見ていた小百合とすみれ。


「うちにいた方が楽に死ねたのに・・・」


「あの子には、まだ希望がある。」


「手術が成功すればね。

そうじゃなきゃ、余計苦しむことになる。」


「苦しむのがそんなに悪いこと?

苦しんでも、それでも生き続けたいってもがくのも、

人間らしい生き方なんじゃないの?」


「かもね。 そういう患者は他所の病院に行けばいい。

あたしたちは、父さんの志しに従って―」


「おかしいと思わない?

お前たちは何も考えなくていい。 心配するな。

そうやって、あたしたちみんな父さんに従ってきた。

でも、こんなのおかしくない? 間違えてない?

あたしたち家族はどこかで。」


そこへ白鳥が登場。


「何を間違えてるの? 巌雄先生の志しってなんだろう?

桜宮家のみなさんはこの碧翠院で何してんのかなぁ~。」


家族のプライベートのことだと小百合。


「それはいいけど、ちょっと来てくれますか。

みなさんに見せたいものがあるんで。」


「忙しいので。」


「見ておいた方がいいと思うよ~。

この碧翠院の存亡に関わる問題かもしれないから。」



院長、小百合、すみれ、戸山、天馬が集まった。


「僕が立花先生を捜していたのはご存知ですよね~。

この碧翠院で会って以来、彼は忽然と姿を消してしまった。

地味に静かに目立たぬように僕が調べていたら、

ある日突然、CTの画像が送られてきました。」


そこで送られてきたCT画像を見せ、

死因は頭部打撲による内出血と断定。

そこから再現された画像を見て欲しいと言い、

見せたその顔は立花そっくりだった!!

立花は既に亡くなっていることに。


「この碧翠院の廊下で僕と会った後、誰かに殴り殺されたんだよ。

そして殺害後、誰かがその遺体をCTで撮影した。

巌雄先生、あなたが知らないうちに、こっそりと。

でもこの画像を僕に送りつけてきたのはなんでだろ?

内部告発のつもりなら、

あんな風にバラバラに送ってくる必要はないよね。

誰か僕のこと試してる?

それとも僕の反応を見て楽しんでる人がどっかにいんのかな~?

立花先生殺しの謎を解けるもんなら解いてみろと~?

誰かからの挑戦状ですか? これは~。」


「いずれにしても、これを送っている人物は、碧翠院の中にいる。」


「そう考えるのが自然だよね~、グッチー。

巌雄先生、こんなことをしているのは、一体誰だと思いますかぁ?」


立ち上がり、監視カメラを見上げる巌雄。

その様子をカメラ越しから見ていた華緒。





何隠してるんだ~!!


巌雄怪しすぎるんだけど・・・


小百合も何か知ってそうな気もする。


すみれは・・・知らなそうかな?


最後、華緒がカメラで見ていたのがなんか怖いね~。


次回、白鳥が襲われてたけど・・・どうなる!?





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