珍しい古書に関する特別な相談——
それは稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の
膨大なコレクションにまつわるものだった。
持ち主が語る、乱歩作品にまつわるある人物の数奇な人生。
それがさらに謎を深め——。
ビブリアシリーズ第4弾!!
丸々1冊乱歩!!
乱歩好きなので堪らなかった。
震災のことも織り交ぜて書かれていたので、
当時のことを思い出してしまった。
そして栞子さんの母親・智恵子が遂に登場!!
思ってた以上にパンチがあった(笑)
智恵子は智恵子なりに家族のことを思っているんだろうな。
しかし追っている本が気になるわ。
栞子さんと大輔の関係も含め、
これからの展開が益々楽しみになってきた。
鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂は、
その佇まいに似合わず様々な客が訪れる。
すっかり常連の賑やかなあの人や、困惑するような珍客も。
人々は懐かしい本に想いを込める。
それらは予期せぬ人と人の絆を表出させることも。
美しき女店主は頁をめくるように、
古書に秘められたその「言葉」を読みとっていく。
彼女と無骨な青年店員が、
その妙なる絆を目の当たりにしたとき思うのは?
絆はとても近いところにもあるのかもしれない—。
これは“古書と絆”の物語。
ビブリアシリーズ第3弾!!
誰が栞子さんの母親に情報を与えているのかと思ったら、
なんとそこだったか!!的な。
母親の謎に徐々に近づいているが・・・
これからどんな展開になるのか楽しみだ。
栞子さんと大輔の関係もちょっとは進んでくれるかな?
作中の『たんぽぽ娘』が気になった。
この小説を読むと気になる本が増える(笑)