20th border
ぐるぐる する / しない のボーダー
ついに美晴(大山なつ)は志望の大学に合格した。
全て自分の力で大学に合格することが、
父親に対するレジスタンスであった美晴にとって、
その合格通知は目標を失ってしまったようで、
複雑な気持ちである。
父親に大学へ合格したことを報告するが、
嬉しそうな父の声には、やはり素直に喜べなかった。
そんな時、同じ病院に入院している
永井義人(五十畑颯斗)が美晴に声を掛けてきた。
いつも一方的に話し掛けてくる義人から「これ聞けよ」と
1枚のMDが差し出されるが受け取らずに、
美晴は屋上を後にしようとする。
いつもならそのまま引き下がる彼も、この日は妙にしつこく、
その後も背後から、MDを渡そうと声を掛ける。
「いい加減にしてよ!」と振り払おうとしたその時、
突然、義人が倒れた。
苦しそうに最後まで何かを言いながらMDを渡され、
それを受け取る美晴。
迎えに来た悟が助けを求めに行っている間に、
美晴の腕の中で義人は息を引き取った。
死の間際で少年から託されたMDに録音されていたのは
「野孤禅」というバンドの曲。
母親からその曲にまつわる話を聞いた美晴は
人生を変えるほどの衝撃を受ける。
美晴がメインの回。
スゴイよね~、美晴。
大学受かっちゃうんだもんね。
あの子供、見ててちょっとウザかった・・・
あんな展開になるとは思わなかったよ。
あれで美晴の人生が変わったね。
大学も行くのやめたしね。
美晴にも何かやりたいことが早く見つかるといいね。
にしても、やっぱかわいいです。