ariとchunの楽しい馬生活

馬に乗る事よりもお手入れが好き。こだわりの馬具、こだわりのお手入れ、楽しい馬生活。

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ

2017年06月16日 | 映画・舞台・美術



看護師として病院に勤務する美香(石橋静河)は女子寮で一人暮らし。
日々患者の死に囲まれる仕事 と折り合いをつけながら、夜、街を自転車で駆け抜け向かうのはガールズバーのアルバイト。
作り笑いとため息。美香の孤独と虚しさは簡単に埋まるものではない。
建設現場で日雇いとして働く慎二(池松壮亮)は古いアパートで一人暮らし。
左目がほとんど見えない。
年上の同僚智之達と、何となくいつも一緒にいるが、漠然とした不安が慎二の胸から消えることはない。
ある日、慎二は智之たちと入ったガールズバーで、美香と出会った。
美香から電話番号を聞き出そうとする智之。
無意味な言葉を喋り続ける慎二。作り笑いの美香。
店を出た美香は、深夜の渋谷の雑踏の中で、歩いて帰る慎二を見つける。
「東京には1,000万人も人がいるのに、どうでもいい奇跡だね」。
路地裏のビルの隙間から見える青白い月。
「嫌な予感がするよ」。「わかる」。
二人の顔を照らす青く暗い光。
建設現場。突然智之が倒れ、そのまま帰らぬ人となった。葬儀場で二人は再会する。
言葉にできない感情に黙る慎二と、沈黙に耐えられず喋り続ける美香。
「俺にできることがあれば何でも言ってくれ」と慎二が言うと、
美香は「死ねばいいのに」と悲しそうな顔をした。
過酷な労働を続ける慎二は、ある日建設現場で怪我をする。
治療で病院に行くと、看護師として働く美香がいた。
「また会えないか」と慎二が言うと、美香は「まぁ、メールアドレスだけなら教えてもいいけど」と答える。
夜、慎二は空を見上げる。

「ねぇ、なんであの時、私達笑ったんだろう、お通夜の後」「分からない」
「ねぇ、 放射能ってどれぐらい漏れてると思う」「知らない」
「ねぇ、恋愛すると人間が凡庸になるって本当かな」「知らない」

不器用でぶっきらぼうな二人は、近づいては離れていく。

【公式HPより】

池松壮亮が好きだ。
この映画を見てから、やっぱり好きだと動画を見まくってしまった。
『mozu』の新谷和彦は圧巻だったし、最近では『金と銀』の森田も良かった。
『セトウツミ』の瀬戸も良かった。
というわけで、ちょっとしたマイブームなのです。

次は何に出るの??

と心待ちにしています。
コメント
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