ariとchunの楽しい馬生活

馬に乗る事よりもお手入れが好き。こだわりの馬具、こだわりのお手入れ、楽しい馬生活。

ぐったり…

2007年01月20日 | snow
まぁ、snow…、なんて顔を。
前のレッスンでとってもとってもしっかり動かされていたsnow。
洗蹄場に戻ってきたその表情は、いつもの見目麗しいキラリン!snowではなくって
ぐったりさん。今日はお湯をグビグビ飲みました。
すでにしっかり動いているので、ゆっくりと馬場に出ました。

準備運動ではsnowはすでに準備OKの状態ですから、私が自分の体をほぐすだけ。
軽快さはないものの、普通な感じで動いています。
「今日は偶角をきっちり回る練習をしよう…」土曜先生がつぶやきながらコーンを
移動しています。
最初は輪乗りで馬をまとめていきます。常歩で大きくしっかり動かします。
snowは頭を下げ、前に前に動いていきますが、どうもいつもとは雰囲気が違い
拳に感じる力が重い。極端な違いではないのですけど。
「前に出る力を拳で受け止めて」先生は言います。
お決まりの前肢旋回で単独脚の反応を確かめますが、いつもならお茶の子さいさい
でクルクル綺麗に回るsnowが、今日は右の脚で推していくとバラバラと回ります。
頭を上げてしまうし、おかしいなぁ…。2度目はなんとか…。
速足に入るとますます拳が重くなります。推進もするのですが、どうも動きにくそう。
前にバランスがかかっています。起こそうと思って推進しますが、どうもうまく
伝わりません。変化なし…。
軽速足に変えて前に動かしていきます。体は起こして、バランスは前に行かさないで
推進しようと思って。
snowのリズムを殺さず、楽な状態でまずは動いてもらいます。
駈足に入るとsnowが全然背中を使っていない感じが伝わってきました。
動けないの?
バランスは前にかかっていて、座って起こそうとすると本当に動けなくなって
苦しくなりそうで、結局、鐙に重心をのせて軽く随伴し、自分の体は真っ直ぐ上に。
そういう乗り方をしました。その方がsnowに負担はないはず。
snowは無心に運動を続けていました。
後半は偶角をきっちり回る練習です。
今日はsnowが自分の下でしっかり動けていない状態だったので真っ直ぐな体勢で
ゆっくり確実には誘導できませんでした。
どんな状態であったとしても、やれることはやらねばならないし、最低ラインを
崩してはダメですね。それは絶対に馬にとって良くないことです。
1度の失敗ではなく、今日は1度もちゃんと偶角を回れませんでした。

こういう状態で、私は思い切って馬を動かすことができません。
例え、馬がしんどそうでも「もっとがんばれ」ってどんどん運動をさせた方が
いいのか、それともなるだけ負担のない動きをさせてそのレッスンを乗り切る
方がいいのか。
どうしたらいいのかわからないまま。
今日はずっと「どうしたらいいの…」そう思って乗っていました。

snowは私でお仕事が終わりでした。
暖かかったので鬣を洗いました。普段からとっても綺麗なのですが。
顔にお湯をそっとかけると気持ちよさそうに鼻面を少し上げます。
さっぱりしたところで先生がsnowの背中、腰、4肢を丁寧にマッサージして
くれました。
このマッサージローション、先生が作ったんです。なんと焼酎いり!
SUNもこのローションで背中をマッサージしてもらっていました。
焼酎はひなた君セレクトの『いいちこ』です。
snowはとっても気持ちよさそうに口をプルプル震わせていました。
馬の疲れを察知してすぐに対応してくださる先生には感謝です。
馬房に帰ってもオヤツをせがんでいたし、明日には元気になってますように。
ゆっくり休んでね。


コメント
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