▼文科省・国土交通省・財務省がスクラムを組んだ「森友・加計事件」。公文書改ざんや忖度の修羅場を、知らぬ存ぜずと逃げ切りを図ろうとする厚顔無恥の輩が、アベシンゾウだと言うように、今日のブログの書き出しは鼻息が荒い。
▼「もりかけ」は、屋台で軽く済まし、空になったどんぶりで、今度は博打に手を染めようという魂胆だ。「男シンゾウ何処へ行く背中の牡丹が泣いている」というような台詞を思い出した、昨夜の夢だ。
▼刑法35条は「法令または正当な業務による行為は罰しない」とあるそうだ。さらに「公益目的で国などが運営する競馬やサッカーくじなどは例外とする」という抜け道がある。
▼この頃、法治国家を土足で踏みつけているのがアベノシンゾウだ。憲法9条の解釈も抜け道を堂々と歩き始めている。これには我が国の憲法学者も「それはないよあんまりだ」と、開いた口が塞がらない。
▼度重なる外遊で、疲れ気味の顔は、どちらかと言えば「馬顔」なので「馬の耳に念仏」という言葉が浮かんでくる。だが、この馬はもともと暴れ馬だったわけではない。「権力」という毒草を食べたので、少し荒れ狂っているのだ。
▼私は獣医ではないので、この馬を鎮める処方も持たない。
ここはアリストテレス先生にご相談したい。先生は「理想的な国制がどんなものか〔検証〕する前に、まず最も望ましい生き方というのはどんなものか、決める必要がある。それがはっきりしないうちは、理想的な国制がどんなものかも、はっきりしないままだ」とおっしゃっている。
▼シンゾウさんは「最も望ましい生き方」を決めようと、新年度から「道徳の教科化」に取り組んだ。理想的な国制を目指そうという素晴らしい考えだ。
▼しかし、シンゾウさんは国を堕落させかねない「賭博法」を数の力で成立させようとしている。「道徳教育と賭博」をどのように子供たちに教えようとしているか。まずこの二律背反?を、教育現場の先生たちに「検証」を行わせていただきたい。
▼秋の総裁選の対抗馬は、すでに意気消沈しゲートに並ぶのかも危ぶまれている。「もりかけ事件」や「賭博法」は、国民の多くが納得していない。自民党内部からも、批判的な意見があるという。
▼アベ総理の追い風は「東から吹く風」のようだ。それを「馬耳東風」?と言うらしい。平成も間もなく幕が閉じる。時代劇「鬼平犯科帳」が復活し「平成の大博徒・アベノシンゾウ」という題で、長谷川平蔵がお縄にかける夢を、今晩見たいものだ。
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