函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

定型について考える

2013年02月03日 15時45分13秒 | えいこう語る
我が函館市椴法華地区には、7つの町内会がある。
現在人口が1,000人ほどに減少し、過疎化という大津波が、近くまで押し寄せている。
その津波対策のため、現在、町会再編成の最中だ。
つまり、7つを1つにしようとの歴史的試みだ。
会議はすでに1年半にも及ぶが、この頃、頭が混乱している。
こんな時は図書館だと、昨日久しぶりに市立図書館に出かけた。
受験勉強の最中なので、座る場所の確保が大変だ。高校生に挟まれ、おじさんはその片隅で極めて真面目な顔で本を開く。
「地方分権時代の町会・自治会」「一流の田舎町」などには、型にはまらない発想が解かれている。
普段私は、型にはまらぬタイプに属すると思っているが、長い年月7つに分かれていた町会を1つにするのは、そう容易なことではない。
だんだん型にはまってしまい、考えがしぼんでしまう気がするのだ。
※誰かが、冬の海を眺めながら飲んだらしい。さぞおいしかったと思うが、カップは家に持ち帰ってほしい。


今朝、NHK日曜短歌を観た。
国の為 重き務めを 果たし得で 矢弾尽き果て 散るぞ悲しき
             硫黄島で玉砕した、栗林忠道中将の時世の句だ。
軍部は「悲しきを」を「くやしき」にして、発表したという。
強いことのみを是とする軍隊は、平気で真実を改ざんするということだろう。
命が迫る状況下で、長い手紙は書けない、定型という限られた範囲で心を整えるのが、短歌や俳句の「歌の力」だという。
定形外の生き方は心が自由になるが、同時に散漫にもなる。
定型が人の心を表す枠だ。そこに一旦心を治めることが寛容だと、講師はいう。
最近の私のブログだが、思ったことをコンパクトにできないで、だらだらと書きすぎていると感じている。
町会再編成で、定形外の思考であれもこれもと、枠を拡大しているのが影響しているのかもしれない。
定型は型にはまるのではなく、無駄を省くということだ。そこに人の心を打つ美しさがにじみ出るのだろう。
ここまで考えて、今日のブログは終了することにする。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (深山 霞)
2013-02-03 19:00:54
スタート → マイコンピュター → ローカルデスク(C) → プロパティ → ツール → エラーチェック の手順で作業し、その後ディスク クリーンアップ → デフラグの作業をやってみる。security softの実施を行う
security softはmicrosoft のsecurity essentialsをダウンロードすれば無料です。ただしこれはXPの時で、7は不明です。同様のソフトがあるはずです。
返信する
Unknown (■かわぐち えいこう)
2013-02-04 09:50:39
さっそくありがとうございます。でも私の能力では無理です。今月やっと我が地域に光回線が通ることになりましたので、その時パソコン名人にお願いしてみようと思っています。それまでの間は深山さんのブログを静かに勉強させていただきます。
返信する

コメントを投稿