函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

防衛費を宇宙に拡大していいか?

2023年01月12日 18時04分33秒 | えいこう語る

▼防衛費の内訳は秘密漏洩防止の観点から、情報公開の枠外になっている。防衛費がどこかに流用されても、国民の知るところではない。

▼国家防衛のためと言う大義名分が立てば、際限なく増加されるのが国防費だ。戦争時の国家予算は、福祉予算が限りなく防衛費に回されるのが歴史の定番だ。反対する者には、公安の圧力が増す。

▼寝ては夢に、起きてはメディアが『敵基地攻撃』の容認や『防衛費倍増』を報道する。だが国民は命にかかわることなのに、国防の強化に反対の意思を強固にしない。

▼第二次世界大戦で、自国ばかりではなく他国の人々に、大量の犠牲を強いた日本。戦争放棄の憲法下で、なぜ軍備増強が行われるのか、不思議な国だ。「戦争健忘症国家」か。

▼周辺国から見れば、またぞろ「悪魔の国家」たらんとしているように、感じているのではないか。【極東の悪魔】と呼ばれても、返す言葉がないのが今のキシダ政権だ。

▼なのに宇宙まで防衛を拡大する時代になったとし、人工衛星などの情報管理を保護する目的で、航空自衛隊を【航空宇宙自衛隊】と改称しようとしているらしい。

▼地球内での防衛予算も監視できない状態なのに、宇宙規模の防衛予算となれば、もはや「情報公開」などという言葉は存在しない。

▼そうであれば地球レベルのものの考えなど、ゴミのような存在になるかもしれない。つまり、防衛予算を宇宙規模にしていけば、地球防衛予算などというのは、ごく一部の小さな予算となってしまいそうだからだ。

▼将棋に例えれば、地球レベルでの試合に宇宙レベルの発想で対決し、相手をかく乱して勝ち取る、そんな戦法のように思える。

▼【航空宇宙自衛隊】。私にはウルトラマンや仮面ライダーが戦う、アニメの世界のように感じる。やがて「宇宙戦艦ヤマト」の建造も考えているのかもしれない。

▼宇宙基地から敵国を監視し、ミサイル発射準備を確認したら、すぐさまキシダ総理が【敵基地攻撃】を承認するだろうだ。

▼もはや地上配備の武器等必要なくなるだろう。宇宙防衛軍は「先制攻撃」が当たり前の軍隊になるに違いない。

▼さらに自民党の甘利明が軍事費調達のために「消費増税」の大布石を打った。いずれこの布石は生きてくるに違いない。

▼宇宙規模の防衛予算には、国民あまたから徴収する消費増税しかないと、国民に思わせるに違和感はないからだ。それだけに宇宙防衛とは、国民の負担が大きくなるということだ。

▼さらにキシダ総理だ。「異次元の少子化対策」と大見得を切った。借金王国なのに、少子化対策に「無い袖もふるだけふる」ということだ。

▼「無い袖はふれない」というのが常識だが、「無い袖を振る」という。それも異次元にだ。
お金の管理もできない総理のようだ。

▼借金はするだけして、あとは戦争で借金をチャラにしようと言う算段か?。「異次元の防衛費増加」、「異次元の少子化対策」、「異次元の宇宙戦争対策」。

▼私たち国民は「異次元の世界」に引っ張り込まれないように、キシダ総理を一足先に、異次元の世界へ追放しなければならないようだ。

▼「異次元の世界」などは、極端すぎて絶対住みたくない世界だ。「憲法を守る普通の国家」でいいと思う。