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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

不器用ですが

2014年11月29日 12時00分33秒 | えいこう語る

▼物事によく気がつき、配慮を怠らない男性は、周囲から尊敬される。だが、世話を焼きすぎると女らしい男だといわれ、尊敬が少し侮蔑に変わってしまったりする。その反対で、心では気を遣っているのだが、表面的には細やかな配慮がたりない。たりないというのではなく、だせないシャイな性格なのだ。しかし、いざという時に頼りになる男性が、男らしい奴だといわれてきた。そんな後者を代表する男性が、高倉健さんだ。いわゆる「不器用ですが」という言葉が似合いすぎるのだ。

▼ 昨日は、映画「幸福の黄色いハンカチ」がテレビで放映された。健さんの「不器用さ」が画面いっぱいに溢れていた。刑務所から自宅に戻り、黄色いハンカチがはためく場面は目頭が熱くなる。妻役の倍賞千恵子さんと高倉健さんの、その場面での二人の演技には台詞がない。言葉がなくても心はつながるという名演技だ。

▼ 「終」の字幕が出たのでチャンネルを変えようと思った。妻の鋭い声が聞こえた。「あなた何しているの、馬鹿じゃないの」・・・???。

何と、テレビのリモコンの代わりに、電話の子機を持ちチャンネルの数字を押していたのだ。

▼ 健さんの名演技が、まだ私の脳裏に溢れかえっていたので「不器用ですみません」との、台詞が口をついた。・・・「ただのボケじゃないの」という鋭い突っ込みが入った。

▼ 健さんと千恵子さんの名演技に目頭が熱くなり、つい間違ってしまった、とは許してもらえなかった、我が家の「不幸な黄色いハンカチ」の、迷場面だ。「終」。