気まぐれ五線紙 Entertainment

 韓国エンターテインメントブログ

愛すべし、少女時代! -1

2009年08月23日 | Girls' Generation

8月15日のSBS「キム・ジョンウンのチョコレート」は最高だった。
この日、出演グループは3グループだったのだが、どのグループも私にとって嬉しいグループばかりであった。

最初のグループがCool、夏と言えばCoolだそうだが、私としては男2人はともかく(笑)プロジェクトユニットGirl Friendsのユリに注目だ。最近、そのCool、そしてGirl Friendsのもう一人のメンバー、チェリナのグループRoo'Raもリリースが同時期になった関係で「人気歌謡」、「Mcountdown」で2組いっしょによく登場している。

2番目のグループが少女時代なんだが、これは後で長々と書く(笑)。

で、最後の組がペク・チヨンと2PMのテギョンの2人なんだが、この2人による「私の耳にキャンディ」のステージが最高。テギョン、弱冠20歳ながらペク・チヨンに負けていないのには驚いた。しかも、いい男だ。男の私には分からないが、男の色気ムンムンではなかったろうか。キム・ジョンウンも、きっと本気でそう思ったのだろか、彼に少しじゃれていた(まあ、台本どおりかも知れないが(笑))。ほんとうは、この2人についても書きたいところだが、今回はやはり2番目に登場した少女時代である。


少女時代、まずステージに現れたのがソヒョンで、階段を降りてくるとそのままピアノに向かいベートーベンのピアノソナタ第8番「悲愴」の2楽章アダージオカンタービレを弾く(よく知らないのだが)。演奏は、正直そんなに素晴らしい演奏とも思わなかったが、それでもなかなかではあった。デビュー前、ピアニストを夢見たこともあるらしい。

 まず、お嬢様な感じでソヒョンがピアノソナタ

ソヒョン、そのまま続けて「Gee」を弾き語りで歌い始める。画面のタイトルは「Jazz Gee」となっていたが何が「Jazz」なのかよく解らない(笑)。で、ソヒョンが歌い始めるとすぐにティファニー、ジェシカ、ユナ、サニーが登場し5人で「Jazz Gee」を歌う。

 ティファニー、ジェシカ、ユナ、サニーの順で登場

 ユナ、サニー、ジェシカ、ティファニー、ソヒョン

「Jazz Gee」を歌い終わると、テヨン、ヒョヨン、ユリ、スヨンが登場し、今度は全員で「Rock Gee」を歌う。前半を少しラフなスタイルで歌った(これは、少しRockぽかった)。

 前半の「Gee」はラフな感じで

「Gee」を歌い終わった後、全員が一斉に上着を脱ぎ捨て、いつもどおり整列して「願いを言ってみて」を歌った。
で、この上着を脱ぎ捨てる時の観客の歓声がすごかった。

 全員が一斉に上着をパッと(笑)

 ちょっとズレが大きいのはサニーだ(笑)

この少女時代のステージで驚いたのが、観客の熱狂的歓声ぶりで、特別に熱烈なファインを探し集めての収録かと思うほど、老若男女がすごい歓声、声援をあげた(まあ、実際には年輩の男は見かけなかったのだが(笑))。
しかし、あの男性の喜ぶ姿はなんなんだ、あの女性の眼差しはなんだろう、あのおばさんのノリは、って感じで、いやぁ、さすが少女時代、愛されている(そう言う、この年寄も、すっかりファンなんだが)。






つぎに、いつもどおりのキム・ジョンウンとのトークが始まるのだが、最初の挨拶の時、みんなは座ったままだったが、テヨンだけはイスから立って挨拶したのが目に留まった。やはりリーダーということだろうか(えらい)。

 すこし中腰だったがテヨン1人が挨拶する時に立った

最初、ソヒョンのピアノについてキム・ジョンウンが話を振る。
 本人は謙遜するが、後ろでティファニーが持ちあげる

トークの最初のコーナーは、「○○なのは私だ」みたいなことやる。「저요! 저요!:私、私!」とみんな言い出し、なにかそういう番組でも有り、定番になっているのだろうか? ユリとスヨンがやたらテンションを上げていたが。

1つ目のテーマが「私は最近ファンクラブに加入したいアイドルスターがいる」で、これにはスヨンが自ら手を上げ、シャイニーと2PMのファンのようで、可愛いところを見せた。また、この時、ジェシカのチャ・テヒョンへのおもしろい話もあるのだが、これを書くと長くなり過ぎるので割愛。(因みに、ジェシカはダニエル・へニーがお気に入りのようだ)
2つ目が「振り付けを一番たくさん間違えるメンバーは誰」で、これはサニーとユリが皆から指を差される。
3つ目が「最近流行っているダンスの中で真似をしてみたダンスはあるか」だったが、これに応えた2組4人のダンスパフォーマンスはなかなか注目に値する。
ユリとユナがシャイニーの「ジュリエット」の、そしてスヨンとヒョヨンがノラジョの「スーパーマン(これはよく知らないが)」のものまね(振りまね)を見せるのだが、これがいい。さすが素人がものまねするのとは違う。客席も沸く。

 「最近流行っているダンスの中で真似てみたダンスは」

 ユリとユナの「ジュリエット」

 スヨンとヒョヨンの「スーパーマン」


この後、いままで観客に紛れていた、仮面で顔を隠したゲスト男女2人が登場する。登場までにキム・ジョンウンが何か説明しているが、当然解らない(悲)。たぶん、「願いを言ってみて」に引っかけた2人の登場の経緯を喋ったのではないか、であろう(?)。

まず、男の人がユリにピッチングの真似と、サインをお願いするが、これに関しては訳してもいないし、画面的にもこの人が顔を明かすシーンも無く、意味不明である。おそらくは、番組的としてつぎの女性へのカムフラージュ的前座ではないかと思うのだが(と言うとユリに悪い気もするが)。彼の動きを見ていても、きっと仮面の中はスタッフだと想像する(?)。とにかくユリはピッチングの真似をして、サインをする。

 なかなかのピッチングフォームだった

つぎに、女の人の番になるのだが、ここからしばらくするとステージの上の雰囲気は一変する(重たくなる)。じつは、先に種明かしをすると、この女性は末っ子ソヒョンのお母さんだったのだが、正体を明かすまでに、自分の娘も少女時代と同じ年齢なのに愛嬌が無いので、家で愛嬌ができるように模範を見せてくれるよう彼女たちにお願いをする(こんなお願いも、いまひとつ理解できないが、筋書きとして無理やり仕込んだのだとは思うが)。で、この時点ではまだ何も知らないサニーが、そして、この女性の(つまり、お母さんの)リクエストでソヒョンがそれに応える。



つぎは、娘に送る手紙、ということでお母さんが娘に宛てた手紙をキム・ジョンウンが代読するのだが、おそらくこのあたりで彼女らはソヒョンのお母さんではないかと感づいてきたような雰囲気だった(ソヒョンの後ろの、ティファニーとスヨンの会話がそんな風に見えた)。

 後で何か言っている

合宿生活をしている彼女らにとっては、お母さんとか家族のことは、当然ながら涙を誘う要因で、キム・ジョンウンが「お母さん」の話をしだした瞬間、テヨンが私たちの中では「お母さん」という言葉は禁止の言葉で、いつもそれで涙を流すと説明(抗議?)する(ティファニーのことがあるからだと思うが、この時のテヨンにちょっと感激)。また、みんなも口々に何か言って、けっこう彼女たち騒つき、キム・ジョンウンも少し慌てた風に見え、話を早く前へ進めようとした風に見えた。この時、もう既に、ティファニーはもちろん、彼女たちは涙顔になっていた。

 このあたりで既に、とくにティファニーは

そして、ソヒョンのお母さんは正体を隠したまま(仮面をかぶったまま)ソヒョンを彼女たちの代表ということで抱きしめる(これも、代表って、実際ならよく分からない話なんだが)。
この時、当然、ソヒョンは自分の母親と分かったと思うのだが。

 この時は、まだ自分のお母さんと明かさずに抱擁

そして、その女性がソヒョンのお母さんであることをキム・ジョンウンが明かすと、一瞬にしてステージの上は抱擁の嵐と、涙の海となった。会場の涙も誘った。

 自分の母親と分かっての抱擁、みんなも泣き崩れる

 その後はみんな抱き合う、そして抱き合う(いやぁ)

ソヒョンのお母さんは、娘は一人しかいなかったが 、少女時代のみんなを娘のように思い、8人の娘を持つようにしてくれてたことがありがたく、ソヒョンを実の妹のように愛しんでくれて感謝する(かなり意訳だ)、と話した。
そして、知らなかったのだが、ティファニーのお母さんは亡くなってしまっていたのだ(亡くなられたのはデビューの前だろうか、それともデビュー後?)。

 このシーンは画面を見てるだけで、ちょっとつらい

それを知って、ここにこれを書くために、ティファニーやみんなの泣き顔の画面を見ていると、私の鼻からも涙が出てきてしまった。いやぁ、歳をとって涙もろくなったのだろうか、人の泣き顔で泣く人ではなかったのだが、このシーンは何度見ても泣いてしまう。しかし、私だけでなく、キム・ジョンウンも泣き、会場の人たちももらい泣きしている。

家族と離れ、顔も見ることもできず、いろいろと苦労もし、その結果があのいつものステージなんだと思うと、分かってはいても改めて親心としては感慨深いものがある。今年の正月に観たMnetの「FactoryGirl」などで考えてみても、合宿生活はもう2年以上になるかと思う。

 ジェシカがソヒョンのお母さんの手をとって

ところで、この時ソヒョンのお母さんは当然ソヒョンの横に座るわけだが、席を取られた形のテヨンはユナの膝の上へ。イスの1つぐらい持って来いよ、と言いたいが、この画もなんかいい。(因みにイスは最後まで来なかった!? 後で今度は、テヨンがユナを抱っこしてた)

 ユナがテヨンお姉さんを抱っこ

それから、ソヒョンのお母さんが娘ソヒョンに(遅ればせの)誕生日プレゼントとして育児日記を渡したす。この、プレゼントが育児日記というも、よく解らないところなんだが(これは、私だけかも)。

 1992年のノートのようだからソヒョンが1歳の頃だ

この時、突然、ティファニーが「話したいことがある」と言って口を開く(じつは、この発言で母親が亡くなっていたことを知ったのだが)。ティファニーが話した内容は画面にも書かれ、この部分の文章もネット上の記事に活字となっていたのだが、うまく訳せない。が、内容としては、つまり ・・・ 「放送で初めて話すのだけど、ママに言いたいことは、私を置いて先に逝ったけれど、私に 8人の姉妹をくれたママに感謝したいということです。」と途切れ途切れの震える声で言った(なんか、これを書いていても目に涙が ・・・ )。
このティファニーの言葉を理解するには、私の基礎知識が足りないようだ。おそらくは、少女時代に入ることをお母さんが勧めてくれた(あるいは、許してくれた)のがお母さんであったのだろうか、と思うが(違うだろうか)。

 初めは笑顔を作りながら話始めたのだが

 途中でこらえきれずに、そしてみんなも

後は、もう、抱擁と涙、涙だ。







〈 続 く 〉

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うわぁ。 (ラタロウ)
2011-03-21 02:47:41
先ほど動画も拝見しましたが
ティファニーの母親って亡くなられていたんですね;
凄く可哀想です…
最初なぜ「お母さん」が禁止用語なのか?ってかなり疑問に思ってましたが
この記事みて分かりました。
いきなりのコメすいません^^;
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ラタロウさん、はじめまして (choongwhee)
2011-03-24 19:43:19
 
ずいぶん、コメントのお返事が遅くなり失礼いたしました。

この時の放送を観た時は、かなり感情的にウルウルきました。
みんなの結びつきにも深いもの感じて、まさに「愛すべし」という感じでしたね。

ラタロウさん、よければ、また。

返信する
同じくこの動画みました (そよかぜ)
2011-05-22 22:04:24
こんばんは、自分もこの動画は何回も観ました

それからはティファニーには特別な想いで観ています・・

みんなそれぞれに支えてくれてきた人が居て
それを明日の勇気に変えて頑張っているんだなと感じています。

いつまでも変わらない素直な心で居てほしいですね。
返信する
そよかぜさん、はじめまして (choongwhee)
2011-05-23 11:57:36
 
何回も観られましたか。そうですよね、そんな気持ちにさせられますよね。
「みんなそれぞれに支えてくれてきた人が居て、それを明日の勇気に変えて頑張っている」って、なんか、いいことを仰いますね。
そして、ほんと、「いつまでも変わらない素直な心で居てほしい」と私も思います。

返信する
こんにちわ (まゆ)
2011-07-10 18:47:38
はじめまして。

この動画、毎日
寝る前に見て号泣して寝てます。
私は目が腫れないので便利です(笑)

ティパニのお母様は
ソシの韓国デビュー直後に
亡くなられたんですよ。
で、「8人の家族をくれた母と神様に
感謝します」と言ったんですよ。(T-T)

ユナのお母様とお父様は
ユナが小さい頃に離婚
されたのでユナはお母様の顔を
知らないんです。

それに、他のメンバーも
幼い頃から練習生で
寮生活なのでお母様に
会えないため”お母さん”が
禁止用語なのです。

パニに気を使っている
メンバーや、
勇気を振り絞って
このことをしっかりと
言ったパニに涙ですね。

返信する
まゆさん、はじめまして (choongwhee)
2011-07-10 20:18:41
 
エッ、いまも毎晩ですか!! すごっ。

亡くなられたのは、直後でしたか。

そうなんですか、知りませんでした、ユナはお母さんの顔を知らないんですか。
しかし、離婚しても会えそうなものなのに・・・。
以前、ユナに、ちょっと影を感じたのは、そのせいでしょうか?

「パニに ~ パニに涙ですね。」、たしかにそのあたりの皆の心を考えると涙ですよね。
にしても、「毎晩」、「号泣」とは・・・。

恐れ入ります。

また、よろしく(笑)。

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