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ロンドン!
ロンドンに来た。
世界が感動する祭典、ロンドンオリンピックを見るために。
いつもならテレビで観戦の所をわざわざ出向いてきたのは、
従弟がなんとオリンピック選手に選ばれたから!
すごい!
なんてすばらしい事なんだ!
そりゃー、行くでしょ、応援!
小さい頃からマラソンが得意だった従弟。
田舎での評判はめざましく、
高校、大学箱根駅伝、実業団とまっすぐに走り続けてきた。
前回、北京オリンピックでは好タイムで代表候補になりながら、
複雑な代表選考基準のもと補欠になってしまった。
悔しかったと思う。
でもその後、彼は飄々とこう言って退けた。
「ま、ロンドンのいい練習になったよ。」
その顔はまるでもうロンドン行きが決まってるかのように輝いていた。
「そう、じゃあ、イタリアとロンドン近いし、私応援に行くね。」
そう言ったのが4年前。
その後、実業団を辞めプロ転向、故障やスポンサーの未払いなど
たくさんの試練があったのを知っているから、
私はオリンピックの事はやすやすと口に出来なくなっていた。
でも、彼はやってのけた、小さい頃からの夢、オリンピック出場。
それがどんなにどんなに素晴らしいことか!
長い経緯を同じ時系列で見守ってきたから余計に、
まるで自分の事のように、強い感動となって響く。
おめでとう!
晴れの舞台、沿道に応援に行く、それが私ができる餞。
そんなこんなでやってきたロンドン。
こんなおしゃれですました街なんて縁がないと思っていたけど、
空港から街中へと向かうシャトルバスの車窓に、
子どもの頃、本で読んだ街並が見えた時、
否応なく胸は高鳴る。
ロンドン!
どんな街なんだろう。
わくわくと新しい冒険が始まる。
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手早く街の移動手段を確認したら、
日本から来る母と叔母を迎えにヒースロー空港へ。
なかなか到着しない飛行機を
のんびりお茶しながら待つ。
代わり映えしないチェーン店のチョコレートにすら、
イギリスっぽいこってりとした甘さを見つけて、
ちょっと感動したりする。
好奇心全開、
イギリス、ロンドンオリンピックの旅は今始まったばかりなのでした。