カメラといっしょ★

地元福岡~イタリア留学からワーキングビザ取得しての海外生活を写真で綴るつれづれ日記

東日本大震災

2011-03-22 22:05:42 | ★イタリア留学日記
日本に起きた大変な事態をイタリアで知りました。

こちらに伝わるニュースでは詳しい状況が分からず、
ネットで日本のニュースを探しまくって、恐ろしい現状を知って
何も出来ない自分のもどかしさと、不安にかられる日々でした。

イタリア人たちも皆、心配して
「君の家族は大丈夫?」と聞いてくれる。
私の家は南の方だから家族はみな大丈夫といいながら
でも、今たくさんの人が被災されているのに
自分の家族が無事だからと素直に喜べない気持ちでいました。

あまりにも事態が大きすぎて
私自身混乱して、受け止めかねていました。

でも、今日、最後まで連絡のつかなかった仙台に住む旧友が
無事でいるのをネット上で見つけました。
被災者の方に無料で炊き出しを行っていますというお知らせの記事でした。

それ以来、涙が止まりません。

横になっても、ジョギングしても
何をやっても止まらなくって
結局、泣きながらこの記事を書いています。

ある一時期を共に過ごした今では遠い昔のお友達でも
無事に生きていてくれてこんなに嬉しい。

嬉しくって涙が止まらない。

無事でいてくれてありがとう。

そして自らも被災者なのに、
炊き出しを無料で提供しているあなたを本当に誇りに思うよ。
いつか私が骨折して困っていた時も
毎日ご飯を作ってくれたよね。
誰かの為にご飯を作る、それがあなたの芯。
それを無心でできているあなたは本当に素晴らしいよ。

今まで、被災された方の痛みを思って
犠牲になった方のご冥福を祈って
ふさぎ込むばかりだったけど、
しっかりと出来る事をやっている友達を知って
みんなを守る為に必死で働く人の勇気を思って
今はこう思うようになりました。

今いきている全ての人たちへ
ほんとうにありがとう。

皆、誰かの愛しい命
皆、誰かを思い、思われている。

だから、苦しい被災下にあっても、
どうかその命の輝きを失わないで。

皆、あなたを思ってる
皆、あなたを愛してる

明けない夜はない
光に満ちた朝は必ずやって来る。
あなたがそれを信じられない時があっても
私がそれを信じているから。


私の募金は微々たるもので
この手を差し伸べるほど今近くにもいない
でも必ずできることを探すから
どうか、どうか皆無事で生きて。


被災された方々に心からお見舞いを
犠牲になった方々に心からご冥福をお祈り申し上げます。