『キーボード・スペシャル』1988年6月号に、同年4月に行われたデヴィッド・シルヴィアンの来日公演を取り上げた記事があったので、ここで紹介する。
4月11日、東京の五反田簡易保険ホールで行われたライブのレポートだが、私が行った翌日の中野サンプラザでのものと曲目は同じだと思う。
こうして書き写しているだけで、あの日、あの時の音と映像が脳内に蘇ってくる。
私が見たときのデヴィッドも、こんな感じの服装だったと思う。長い髪を無造作に後ろで束ね、ジャパン時代よりずっと地味で飾り気のないいでたちなのに驚いた記憶がある。写真のように、ギター、あるいはキーボードを弾きながら歌い、インスト曲ではパーカッションもやっていたように思う。
もう今から四半世紀も以前のことになることに感慨を覚えるとともに、一方であの日の記憶はいまだに少しも色褪せないことに驚いたりもする。
4月11日、東京の五反田簡易保険ホールで行われたライブのレポートだが、私が行った翌日の中野サンプラザでのものと曲目は同じだと思う。
①Words with the Sharman(Part1 Ancient Evening)
②Words with the Sharman(Part2 Incantation)
③Orpheus
④Before the Bullfight
⑤Taking the Vail
⑥Wethered Wall/嘆きの壁
⑦The Boy with the Gun/銃を持った少年
⑧Riverman
⑨The Great Parade/ザ・グランド・パレード
⑩Castalia/カスタリア
⑪The Ink in the Well/詩人の血
⑫Nostalgia/ノスタルジア
⑬Forbidden Colours/禁じられた色彩~Backwaters
⑭Brilliant Trees/輝ける樹木
⑮Steel Cathedrals
⑯Let the Happiness In
⑰Gone to Earth
⑱Words with the Sharman(Part3 Awakening)
②Words with the Sharman(Part2 Incantation)
③Orpheus
④Before the Bullfight
⑤Taking the Vail
⑥Wethered Wall/嘆きの壁
⑦The Boy with the Gun/銃を持った少年
⑧Riverman
⑨The Great Parade/ザ・グランド・パレード
⑩Castalia/カスタリア
⑪The Ink in the Well/詩人の血
⑫Nostalgia/ノスタルジア
⑬Forbidden Colours/禁じられた色彩~Backwaters
⑭Brilliant Trees/輝ける樹木
⑮Steel Cathedrals
⑯Let the Happiness In
⑰Gone to Earth
⑱Words with the Sharman(Part3 Awakening)
こうして書き写しているだけで、あの日、あの時の音と映像が脳内に蘇ってくる。
スティーヴ・ジャンセンのバスドラのキックが始まると、もうそのチューニングとアタックだけで、ある色彩感を強力に感じさせる。そしてベースが加わり、マーク・アイシャムのグラデーションのついた陰翳たっぷりのトランペットが加わると、それだけで、もうデヴィッドの世界が広がっていく。
デヴィッド・シルヴィアン初のソロ・コンサートの幕開けは、そっけないほどの自然さでスタートした。
デヴィッドの右手はプロフェット5とD-50のキーに添えられ、~延々と繰り返されるビートの中で、メンバーの奏でる楽音どおしのコミュニケーションが続き、突然のコーダ。
~(『ALCHEMY』の)メイン・タイトル「Words with the Sharman」でスタートし、この曲で終えた今回の公演は、そのこと自体がデヴィッドの"いま"を象徴していたようだ。
デヴィッド・シルヴィアン初のソロ・コンサートの幕開けは、そっけないほどの自然さでスタートした。
デヴィッドの右手はプロフェット5とD-50のキーに添えられ、~延々と繰り返されるビートの中で、メンバーの奏でる楽音どおしのコミュニケーションが続き、突然のコーダ。
~(『ALCHEMY』の)メイン・タイトル「Words with the Sharman」でスタートし、この曲で終えた今回の公演は、そのこと自体がデヴィッドの"いま"を象徴していたようだ。
私が見たときのデヴィッドも、こんな感じの服装だったと思う。長い髪を無造作に後ろで束ね、ジャパン時代よりずっと地味で飾り気のないいでたちなのに驚いた記憶がある。写真のように、ギター、あるいはキーボードを弾きながら歌い、インスト曲ではパーカッションもやっていたように思う。
もう今から四半世紀も以前のことになることに感慨を覚えるとともに、一方であの日の記憶はいまだに少しも色褪せないことに驚いたりもする。