以前(3/7)紹介した酒津公園は、倉敷の桜の名所としてよく知られている。
満開は先週だったので、今はすっかり散っているだろうと、昨日、足高山の後であまり期待せずに行ってみたが、実際にはまだかなり散らずに残っていた。
貯水池と用水路に沿って遊歩道を歩きながら、そういえば去年の今頃も来たっけ、と思い出しつつ、「水辺のカフェ 三宅商店」に入る。
古民家風のカフェで、知り合いの家に来たような、くつろいだ気分になる。一階のカウンター席に座ると、窓から用水路をはさんで向こう側に、風がやや強いせいもあり、花がさかんに散っている。その様子を見ていると、昔から詩歌では、落花の光景が雪の降るさまにたとえられてきたのがよくわかる。
岸辺には避(よ)きて吹かなむ風にあへで雪とのみこそ花は散りけれ
今回もケーキセットを頼んでしまった。(チョコマフィン チーズケーキ)。春っぽい彩りなのが嬉しい。