夢かよふ

古典文学大好きな国語教師が、日々の悪戦苦闘ぶりと雑感を紹介しています。

春ごとに花のさかりは

2013-04-01 23:27:00 | 日記


後楽園の桜は昨日満開になったそうだが、職場の桜も今日、見事に咲き誇っていた。
桜の花にはやはり、青空が似合う。
明日から雨になるらしいし、本当はどこかに花見に行きたかったのだが、夜まで雑務に拘束され、校内の桜を見ることしか叶わなかった。
同僚からの話で、昨日倉敷の酒津公園や総社の吉備路周辺、あるいは岡山後楽園に花見に行った(もちろん、すごい人出だったそうだ)と聞いて、とても羨しく思った。

夜になって、職場からの帰り、借りていた本を県立図書館のポストに返しに行ったついでに、相生橋を渡り、後楽園東側の旭川土手沿いに車を走らせ、夜桜を見物した。



すると、数年前の今頃、両親が岡山旅行に来たときに、一緒に後楽園に行ったことを思い出した。園内を見た後で、駐車場を出て蓬莱橋を渡り、土手に沿って相生橋まで車を走らせたっけ、と懐かしい記憶が蘇った。あのときは、満開の桜を見に来た花見客で土手沿いの道が渋滞して、でもそのおかげでゆっくりと桜並木を眺めることができたのだった。車窓から、夕方近い穏やかな春の日差しに包まれて、花とお城と川の流れがとてもきれいに見えたのを思い出す。